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夢小説設定
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「夢姫」
「なーに?」
「運転しづれぇからあんま見てんな」
「えー、運転してる時の陣平君もかっこいいのに」
「そんな事を言ってんのはお前くらいだろ夢姫」
「そう?」
「そうだろ。千速だって俺の車には乗らねぇよ」
あ、そうなんだ。きっと乗ってるものだとばかり思ってた。なんて思ってたら
「ハギの車には乗ってるみてぇだけどな」
「それは
「お前の場合は特殊だろうが」
特殊…確かに特殊だよね
「ゼロや諸伏に聞いた話だけどよ」
「うん?」
「お前が最初に誘拐されたとき、丁度あいつ等が警察学校に入った時だろ」
「そうだね」
「あんときお前の親権の話をしてたらしいぜ。お前の両親」
「どうせ決まった答えだったでしょう?」
「ゼロから聞いた話はな。ただゼロは親父の方について行くはずだったらしい」
え?
「んで夢姫もゼロに懐いているのならと父親の方にと言う話を持ち上げたらしいんだがな。その直後の電話だったと聞いてる」
「そっか」
「お前を助け出した後、諸伏にも話をしたらしい。両親がイヤイヤ夢姫を引き取るなら自分が戸籍を抜けて夢姫を自分の戸籍に妹のまま入れると」
だからあの時そんな話をしてくれたの?そんな前触れあたしも初耳だ
「お前にはいつか話すと決めてたみたいだがな。この話は俺だけじゃねぇハギも班長も知ってる」
「みんな知ってたの?」
「あぁ。あいつ等が俺達以上に過保護なのはそう言った経緯もあるだろうが、結局半年はどうしてもそれを有言出来ねぇってなって半年は父親の元で育っただろ」
「うん。全然いい記憶なんてないけど」
「だろうな。どこかに連れ出した形跡もねぇってゼロたちが言ってたからな」
お兄ちゃんたちそんなところまで見てたんだ
「んで、お前が学校が休みのたびに教官たちに頼み込んで夢姫をあの中に入れてたんだ」
「そうだったんだ。確かに小学生だったあたしが入れるのが不思議だったんだよね」
「そういうこった。あん時には既にあの2人の過保護が始まってたって訳だ」
「そうだね」
家に着くとすでに皆ついていて
「先に降りてろ」
「うん」
車を降りて、家の中に入ると
「お帰りー」
「ようやく帰って来たな」
「ただいま」
家の中からは既にいい匂いが漂っている
「いい匂いがするー」
「ふふ。まだ出来ないからまずは着替えておいで夢姫」
「そうする」
部屋に戻って着替えてきたあたしに
「随分と可愛いカッコするようになったじゃん夢姫も」
「これ?」
「そうそう。中学の時には着てなかったっしょ」
「うん。この間久々にヒロ君と2人で出かけた時に、部屋義を買い替えたいって話をしたらほぼ全部新しくしてくれたんだよね」
「それはまた」
「確かに部屋義も大分すたれててさ、零も言ってたんだけど夢姫が言わないからって話になってたんだ」
「なんで零に言わねぇんだよ」
あたしとヒロ君で顔を見合わせると
「だってお兄ちゃん見境なくあれこれといろいろ買っちゃうじゃん」
その言葉に納得してくれた2人と、ちょうど良く入って来た陣平君
「あ?そんな服あったか?」
「買ってもらったばかりだもん」
「おいおい」
「それでね?ヒロ君と2人だった時に新しい部屋義を買いたいって話になって」
「すたれた洋服は処分するっていう条件を俺から出したんだ。そしたら思っていた以上に出て来て、ほぼ全部新しい物に一新させたんだ」
「成程な」
「零がいたらもっと買わされてただろうしな」
「だろうな。妹馬鹿の零の事だしな」
「だな」
なんて話をしていて
「それでもって、お兄ちゃんには家具とか寝具も買い換えようって言われたのを却下するのも大変だったんだから」
「それはまた」
「だって、ベッドとか、机だよ!?まだまだ使えるのに買い換えようって言って来たんだよ?」
そう言ったあたしに
「それはいい加減買い換えろ夢姫」
「そうだな。いい加減買い換えた方がいい」
「なんで?だってまだ使えるよ?」
「確かに使えるけど、机にしろベッドにしろなんだって劣化していくんだ。夢姫がいる時に勝手に崩れていく可能性もあるんだ。買い換えて損はないだろ」
「んー…」
「「(これは買い換える気がねぇ)」」って思ったケンちゃんと陣平君
「ものを大事に使う所は零によく似てるな」
「そうだな」
「大事にし過ぎなのもどうかと思ってるんだけどな」
「まぁ夢姫の場合、マジで物欲ねぇからな」
「「確かに」」
なんて話をしている間に出来てしまったらしい夕ご飯
「お、うまそー」
「ヒロ君のご飯美味しいから好き」
「明日の夢姫のお弁当は中華弁当だよ」
「やった!」
「そういやいつから夢姫は諸伏の飯食ってんだよ」
「警察学校の時にもちょくちょく教えてたよ。それに家に帰ってた時にも夢姫の分だと作り置きしてたし」
「へぇ」
「でも確実に作り始めたのは」
「そうだね、警察学校を卒業してからだよね。胃袋は掴まれてるけど」
「んじゃ、ヒロと結婚しろよ」
なんて言って来た陣平君
「だめだよ。零に反対される」
「どうだろうな」
ヒロ君のご飯を食べながら、お酒を飲んでいる3人と航君は家に帰るからとあたしと一緒にお茶だ
「夢姫は酒に弱そうだよね」
「ぜってぇに弱い」
「弱いだろうな」
なんて話をしているけど
「分かんないよ?お兄ちゃんが成人したら開けたいお酒があるって言ってたけど」
「「開けたい酒?」」
「うん」
それが何かは分からないけどね
「ごちそうさまでした」
「相変わらず小食だな」
「いや。カロリー的にはちゃんととってるよ。栄養的にも」
「そうかよ」
横になろうと思ったのも束の間
「夢姫、横になるならお風呂に入ってからにしろよ」
「うん…」
ウトウトしていると
「夢姫」
「いいじゃねーか諸伏」
「何言って」
「陣平ちゃんが何も言わねー辺りマジで寝そうなんだろ。ましてや試験期間中で疲れてんだろ。今日の科目だって夢姫の苦手科目じゃん」
「そうだな」
なんて言っているのも聞こえてきている。ここにいる皆はあたしがどの科目が本当に苦手かを知って居る。ある程度好きな科目があることも
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「寝やがった」
「あらら」
「ったく」
諸伏が立ったと思ったら夢姫の部屋から持って来たのはいつあげたかすら覚えてねぇ毛布を持ってきて
「それも大分使ってるよな」
「あぁ。でもこれは捨てたくないんだと。松田から貰った最初のプレゼントだからって」
「まだ使ってるなんて思わねぇだろ」
「だろうな。夢姫が松田と同じ香水欲しがる理由俺と零は知ってるんだけどねなんとなく」
「なんでなんとなく。なんだよ」
「松田と同じ香水を欲しがるのは、その匂いをこの毛布に付けたいんだよ」
「は?」
「そしたらいつでも一緒にいられるからって理由だよ」
「随分可愛い理由じゃん夢姫も」
今年の誕生日、何すっかなぁと考える大人たちは毎年の事だ
出会ったときの誕生日を知った時は通り過ぎた後だったから皆でご飯を食べに行った
「あー…思い浮かばねぇ」
「だよなぁ」
だけどただ1人。すでに渡す物を消えたのがいることは内緒だ
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