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夢小説設定
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あのビルの爆破事件から数日後、あそこには森谷教授が捕まる前に設計したであろう同じ建物が経って居て
「同じものを建てたんだ」
「あぁ。森谷教授がしたことは許せるものではないが、森谷教授が作った建物が悪いわけではないからな。設計図さえあればどこでも同じように、同じような建物が建てられるだろ」
「そうだね」
あたしの隣にはやっと休みが取れた陣平君がいるはずだったのに
「悪ぃ夢姫」
「また仕事?」
「高木がやらかした」
あちゃー…
「早く終わらせていくから」
なんて話を聞いていたのはヒロ君で
「松田。今日は夢姫を俺に譲ってよ」
「あ?おい!」っていう陣平君の声が聞こえていたから、ヒロ君はきっと陣平君を煽ったんだろう
「じゃあ夢姫も着替えておいで。おしゃれはしなくてもいいけど」
ということはきっと何かあるんだろう。なんて思っていたらただの散歩の様で
「たまにはこうして、外を歩くのも悪くはないだろ?」
「そうかも知れないけど」
「家の中にばかりいたら気が滅入るから。たまには夢姫も外に出た方がいいと思ったんだよ」
ヒロ君らしいけど
あの日、あの後お兄ちゃんたちからはお説教は無かったけど
「暫くの間外出禁止」というお達しを渡されて昨日やっと解禁されたのだ
「確かにそうだけど、外に出させてくれなかったのはお兄ちゃんとヒロ君だもん」
「そういわない。ゼロも大分心配してたんだよ」
え?
「家に帰ったらいる筈の夢姫がいなくて誘拐でもされたんじゃないかってね」
「そうだったんだ」
「愛情にしては大分重たいけど、それだけ夢姫はゼロにも愛されているんだよ」
「そうだね」
なんて思いながら少し長めの散歩をして帰って来た家の前には
「随分と早かったな松田」
「お前があんな言い方するからだろ諸伏」
「夢姫とは気分転換に散歩に行っただけだよ。それ以上でもそれ以下でもない。知ってるだろ?俺が夢姫を妹としてしか見てない事」
「あぁそうかよ。そうだったな」
過保護なお兄ちゃんたちに心配性な陣平君がいるのも悪くはないと思ってしまったのは言うまでもない
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