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夢小説設定
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車を止めて来たケンちゃんも入ってきて
「本当に一緒だったんですね」
「当り前でしょーが。先に中に入れておいた方が安全だからだよ」
「それもそうだ」
ケンちゃんはブラックコーヒーを頼んでいて
「物理系は松田の方が得意だろうけど」
「ケンちゃんだって得意じゃん」
お兄ちゃんが今日はラストまでだという事もあってあたしもラストまでポアロにいるとケンちゃんに伝えると
「そっかそっか。たまには兄妹水入らずでいんのもありだよな」
なんて話をしながらも課題を見てくれていて
「萩原刑事今、少しいいですか」
「あぁ」
お兄ちゃんとケンちゃん2人で一緒にいるなんてことはそうそうない。ましてや聞かれたくない話はないだろうけど、きっとここには彼女たちもいるからだろう
「ねぇねぇ」
「はい?」
「あんなイケメンたちと知り合いだなんて」
イケメン?
「お兄さんってことは妹?」
「にしては歳が」
「安室透はあたしの兄ですよ。13歳、年も離れているので」
「そんなに離れてるのね」
「彼氏くらいいるんでしょ?」
「居ないですよ」
「「え!?」」
「好きな人はいますけど。お兄ちゃんたちよりも強くなくちゃ困るので」
「随分と理想の幅が上がっちゃったねぇ」
そう戻って来たのはケンちゃんで
「そうそう。安室と帰るってアイツには伝えておくから一緒に帰っておいで」
あたしの伝票も持って行ったケンちゃん
「やさしー」
「そりゃドウモ」
そう隣の彼女たちの席の伝票まで持って行ったケンちゃん
「え?悪いですよ」
「いいのいいの。夢姫と話をしてくれてるお礼だからさ」
なんて帰っていったケンちゃん
「随分と嵐のような人だな」
「忙しいからね彼は」
「そうなんだ」
「でもお兄さんたちよりも強い人なんているんですか?」
「えぇ。4人程。その中にいるんですよ。あたしの好きな人」
「という事はその人も年上!?」
「はい」
羨ましいーっと言っている彼女も楽しそうだ
「気づいてるんだか気づいてないんだか分からないんですけどね」
「え?」
「こっちの話。貴方達にもいるんでしょ?好きな人」
「いると言うか」
聞けば恋人がいると言うから驚きだ
立海の人たちとも少し話をした後
「きっと近々会えると思うけど」
「会うつもりない」
「あの跡部が連れて来そうな確率の方が高いだろ」
「だろうな」
「なんで跡部君が出てくんの」
「なんでだろうな」
意味深な言い方をしていたのは糸目の男の人で、そのまま帰って行ったけど、ラストまでポアロにいたあたしに軽食にとお兄ちゃんがハムサンドまで作ってくれて
「ありがと」
「構わないさ」
何時の間にか彼女たちも帰って行っていたようだしなにも驚く事もないけど、お兄ちゃんと一緒に車に乗り込むと
「夢姫」
「うん?」
「一応気を付けておけよ」
「え?」
「どこでいつ狙われるか分からないからな。特にさっき話をしていた立海は神奈川の立海大附属。警察関係者の孫も確かそこの学校にいる筈だからな」
「そうなんだ。気を付けておくよ」
「そうしてくれ」
お兄ちゃんの運転している時の横顔も昔からカッコ良かったけど、さらにカッコ良くなった気がする
「何か付いてるか?」
「ううん。何でもない」
「そうか」
家に着くとヒロ君が夕飯を作っている最中で
「お帰りー」
「ただいま」
「ただいまヒロ君」
「お帰り。ハギから連絡が来てたからよかったよ」
「え?」
「夢姫をポアロまで送ったって言って来たからさ。あの後急に呼び出し喰らったみたいで行っちゃったから」
「そうだったんだ」
「ヒロ。いい知らせだ」
「ん?」
「夢姫に新しい友人が出来たかもしれない」
「どういう」
「夢姫が何の警戒もしないで話せる人だ」
「へぇ」
「その話をしていた相手が毛利探偵の娘さんの蘭さんだ」
「そっか。なら安心だね」
「だろう?」
着替えてきて、キッチンにヒロ君とたつと
「今日和食だ」
「正解。夢姫の好きな焼き魚にしてみたんだ」
わーい
「ヒロも大概夢姫には甘いよな」
「当然だろ?もうかれこれ16年の付き合いだからね」
「そうだ、ヒロ君の作ってくれたお弁当学校の皆に見られたの」
「ほう」
「美味しそうだねって言われちゃった」
「で?感想は」
「美味しかったよ。流石ヒロ君だよね」
「それはよかった」
「でもどうせ夢姫のことだ。松田の所に行きたいから花嫁修業中だと言ったんだろう?」
「うん」
苦笑いをしたお兄ちゃんたちは
「じゃあ本格的に始めようか」
「え?」
「夢姫の花嫁修業」
「いいの!?陣平君の」
「松田じゃないかもしれないけど、きっといつかは夢姫にも役に立つことだからね」
「できるなら陣平君の役に立ちたい」
「相変わらずだね」
「だって好きなんだもん」
あのタバコの匂いも警察学校にいた時のやんちゃなお兄ちゃんの姿も今のカッコイイ姿も、スーツ姿も全部が好きなんだから仕方がない
「そっか」
「でもいつから松田を好きなんだろうな」
「え?」
「確かに。警察学校時代の時には松田にそんなにくっついているイメージなかったけど」
「好きだったよ?警察学校の時も陣平君の事」
「え?」
「はぁ!?」
「お兄ちゃんが用があって外出してた時によく陣平君に遊んでもらった」
因みにケンちゃんには美味しいお店に連れて行ってもらっった。というかそれは現在進行形で連れて行ってもらってる
「初耳だぞ」
「初めて言ったもん」
「じゃあハギはよく夢姫つれてご飯に行ってドライブしてたって言ってたけど、班長は」
「航君?あまりないなぁ」
「そっかないのか」
「うん。ないね。航君は誰かと一緒に行動してくれるっていうタイプだったかも」
「そうか」
「で、ヒロ君はあたしが小さいころから遊んでくれてるから」
「だね」
なんて話をしながら夕飯の支度を手伝っていると
「僕もヒロとだったら絶対に反対はしないけど」
「やだなぁ」
「それは俺もそうだけど、夢姫だって俺の事はゼロと同じで兄貴としかみてないよ」
「だろうな」
なんて話をしてて
「陣平君に会って無かったらヒロ君だったかもよ」
「それはそれで複雑なんだけど」
なんて言われていて
「だって陣平君に会わなかったら他の3人にもあって無いでしょ?そしたらきっと知ってる人はお兄ちゃんとヒロ君だけだもん」
「それもそうだね。松田たちに会わせなきゃよかったかな」
それはそれで酷いような
夕飯を食べて、お兄ちゃんに課題を見て貰いつつ
「そうだ、ヒロ」
「どうかしたのか?」
「明日から暫く任務なんだ」
任務って事は暫くは帰って来ないのかぁ
「戻って来るまで夢姫の事を頼む」
「任せてよ。何かあっても他の奴等にも声はかけるから」
「頼む」
「無事に帰ってきてね」
頭にポンと手を置いてくれたお兄ちゃんは
「もちろん」と答えてくれていて
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翌日、組織に行く前に『兄妹の時間も』ってヒロ君から言われてお兄ちゃんの運転で氷帝に行くことに
学校に着いたらついたで騒がしい人もいるけど、それはまぁ放置だ
「アイツ今日はマツダのRX-7かよ」
「見事にスポーツカーじゃん」
「しかも国内製造の高級車でもある」
「俺様には敵わねぇよ」
なんて声が聞こえてきて
「じゃ、お兄ちゃん。気を付けて戻って来てね」
「あぁ。変な男について行かないように」
「ついて行かないよ。そもそもこの後ヒロ君来るじゃん」
「そうだな」
