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月影島でのにぃにはお仕事、あたしはひーくんと観光をしてから数カ月
湘南の海で会った人たちを思い出していた
「でも知らなかったよ。ドイツやフランスがこういう数の数え方をするなんて」
真純ちゃんが指で数字をやっているのがその数え方だ
「あっ、それって新一もよくやってたよ!」
「にぃにとケンちゃんもやってたー」
「へ!?」
まだ出来るかなぁ?にぃにもケンちゃんも指先器用だからすぐにやれそう
「新一の場合、お母さんのクセが移ったって、言ってたけど」
「クセ?」
「そう」
「ねぇねぇガキンチョ!」
「!?」
あ、コナン君驚いた顔してるー…
「ヨーロッパじゃ『3』はこうなの?」
「いいえ」
なんて聞きなれた声がするかと思えば
「あ、とーる君だ」
「珍しく用事があると言っていたと松田が言っていたのは蘭さんたちとのお出かけだったんですね」
「そうなのです!」
「でも、安室さんも知ってるんですか?」
「えぇ。ヨーロッパの中でも例外があります。例えばイギリスは日本と同じ相手に『3』って分かってもらうようにする時には人差指、中指、薬指の順に立てるそうですよ」
「へぇ」
「さすがとーる君!物知りだね!」
「いいえ」
流石は大学当時もそうだけど、警察学校も首席で入って首席で卒業しただけの事はあるよね。うん
「やっぱりそうか!そうだよな!」
「でもその数え方は松田も出来るでしょう」
「うん。出来るよ?」
「へ!?」
「本当にできるの?」
「うん。だってにぃに手先器用だし。なんならおうちのあたしの机はにぃにが組み立ててくれたんだよ?」
「はい!?」
「ダイニングのテーブルは1から組み立てたって言ってたような」
「えぇ!?」
「うん。オーダーメイドにして、組み立てはにぃにがしてくれたよ?なんならケンちゃんも手伝って色んな家具組み立ててくれたよ?」
さすが現役のお巡りさんたちは鍛え方が違ったようです。あの時は驚いた…と言うよりも驚くしか出来なかった
「へぇ」
「ちなみに椅子もにぃにたちが組み立ててた」
「は!?」
「椅子なんて重たいの軽々と持ち上げてったよ?」
「それは」
「ケンちゃんもにぃにも。ちなみにとーるくんも持てるよってにぃに達が教えてくれた」
「へぇ」
「僕が持てるなら光も持てますよ」
「ひーくんも!?」
「えぇ」
それは意外だった
「そう言えば、机と言えば松田が変わった机を買ったと言っていましたが?」
「「変わった机?」」
「あれって変わってるの?」
ひーくんは絶賛してたよ?
「僕は見ていないので何とも言えませんが」
「んーっとねぇ。机が上げ下げできる奴にした」
「へ?」
「座ってばかっりでも疲れちゃうから経っても使えて、座っても使える奴にした」
「ほぉ、それはそれは」
「にぃにがあたしが使う者に妥協はしないって言ってたよ?」
そうですね。なんて言ったとーる君
「因みにリビングのソファーもリクライニング式です」
「松田はどんだけ金掛けたんだ?」
「ちなみにそれは、お引越しのお祝いにってケンちゃんが勝ってくれました」
「成程。で?鈴は若干黄昏ているようですが」
「昔の事だよ?ちょっとだけ想い出してた」
「「昔の事?」」
「うん。神奈川に住んでた時にね」
「そう言えば神奈川に住んでたって言ってたな」
「そうね」
「うん。今でも実家は神奈川だよ」
「へぇ」
「で?何を思い出したんだい?」
「昔、にぃにとケンちゃんと一緒に海水浴に行ったときの事」
「そう言えば僕も家族で海水浴に行ったなぁ。秀にぃや吉にぃも」
「真純ちゃんって兄妹何人?」
「3人。僕は末っ子なんだよ」
ほへぇ
「そう言えば私も、新一の両親に連れて行ってもらったなぁ」
「へー」
「運が良ければその時に会っていたかもしれませんね」
「かなぁ?」
「そうですよ」
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