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夢小説設定
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「あ=あ、全国模試だなんて最悪よね」
「そうね…」
「にぃにに会いたい…」
「ここに末期症状が出てる子もいるしなぁ」
「「確かに」」
「高校生はもっと楽しむべきものよ!」
「で?楽しんだ訳ね?」
「だって、公開したくないもん」
「同じくー…」
「鈴ちゃんまで…」
にぃにとお出かけしたい…
「こうなったらもう…これに頼るしかないわ!」
「え?そ、それって…もしかして」
「…違うわよ」
「ホラ」と見せてくれたのは男の人の写真だ
「なぁんだ…京極さんの写真じゃない」
「この写真を見てると元気が出てくるの」
「鈴くんは何か持ってないのかい?」
「お守りだけー」
「「お守り?」」
「うん」
れーくんもヒロ君も写真を撮られちゃいけないからって言ってた。まぁ、実際、写真よりも実物の方がかっこいいしね
「へぇいいな。そうやって肌身離さず持って居られる者があるっていうのは」
「へっへー」
「どうだった?今の数学」
「全然ダメだったー…」
「そういう割にいつだっていい点数あんた取るじゃない」
「蘭や鈴とは違って私には強力な助っ人なんていないしねー」
「「助っ人?」」
蘭ちゃんと顔を見合わせていると
「とぼけても無駄よ!試験中に空いた新一君の席困った顔でチラチラ見てたじゃない!」
へ?そうだったんだ
「助けて新一!この微積分の問題がどうしても解けないの…なーんてね!
」
「違うわよ!新一の席を見てたのは…」
しどろもどろになった蘭ちゃんを冷かしている園子ちゃん達を横目に
「あんた、何食べてんのよ?」
「ひーくんが持って行きなってチョコレート貰って来た」
「あら、優しいじゃない。あの人」
「でしょー」
新一君の席を見た蘭ちゃんは顔が真っ赤になってて
「あら、まっかっかーー試験中に赤なんて不吉よーー?」
「そう言えば赤って言えば朝からサイレンの音よく聞くねぇ…」
「そう言えば確かにそうだな」
「何かあったのかなぁ?」
「あんたお兄さんに何か聞いてないの?」
「聞いてなーい」
試験中にバラバラと大きな音が聞こえてきて
「ちょっと、何?何?今度はテレビ局のヘリじゃない!」
テレビ局まで来るなんて凄いんだなぁ…
「やっぱり、何かあったのかなぁ?」
「コラ!今はテスト中だぞ!静かにしなさい!」
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Side Jinpei
「残念だったな。電話の相手はもう出られねぇそうだぜ?」
「!!」
「なんで俺達が生きてるんだって顔してやがるな?」
「大変だったんだぜ?仕掛けていた盗聴器に気づかれねぇように音を立てるのもな」
「馬鹿な」
「ドラム缶に入った爆弾は5つとも解体させてもらったぜ?」
「おや、その顔はどうしてその場所が分かったのかって顔だな?」
確かに犯人を見れば驚いているようで
「簡単な事だ。東都タワーと学校を爆破される予知夢を見た奴がいてな」
「!!」
「それをヒントに割り出した凄腕の奴が俺達にはいるんだよ」
「つーか、アンタは今の今まで俺達が生きてることに気づいてなかったみてーだしな。だからこんな目立つ場所から見てたんだろ?帝丹高校を」
双眼鏡を投げて来た犯人は逃げられると思ったんだろう
「逃がすわけねーだろーが」
犯人の首元を掴んで逃走をさせないでいたが
俺達の横を潜り抜けて下に降りた犯人
「松田君たちが負うんじゃないの?」
「追うぜ?」
「それも簡単に」
つーか、アイツは追われてるなんて思っちゃいねーだろうしな
「どういう」
「佐藤は知ってるだろ?俺達の1つ下だしな」
「確かに、あの当時は問題児5人いたって」
「そう。その5人のうち3人が伊達に萩原に俺だ」
「な!?」
「そして今アイツを追ってるのが、公安部の人間だからな」
「は!?」
「ライフルを使わせたらピカイチなアイツが負ってるしな」
ピピと入った無線には
「追いついたぞ」
「相変わらずはえーな、お前」
「当然だろ?鈴が狙われたかもしれないだなんて許せるはずがないじゃないか」
「そりゃそーだ」
ゆっくりと歩き始めた俺達は犯人の場所まで特定していて
「もし射撃するなら言ってよ。いつでも威嚇射撃できる準備は出来てる」
「こえーな、お前。ま、言ったん切るぜ?」
「あぁ」
無線を切ると
「さて、俺達から逃げたイイワケでも聞こうか」
「ホ、ホラ…よくあるだろ?頭の中で子供の声がしたんだよ。け、警察を殺せって…い、いや…誰でもいいから殺せって。そ、そうさ…だ、だから俺の所為じゃ…」
「へぇ、俺達はこんな馬鹿なヤツに2度も3度も殺されそうになった訳か」
拳銃を犯人に向けた瞬間
「離れろよ」
そう射撃をしたのはきっと諸伏だ。離れてて正解だったぜ
そう、諸伏が撃った弾は顔面スレスレ
「さっすがだな」
「ライフルの腕は相変わらずかよ」
そんな時に到着したのは目暮警部で
「何だね、今の銃声は」
「威嚇で1発撃っただけっすよ」
「そうか」
犯人逮捕した後警視庁に戻ると、緋色(諸伏)がいて
「悪いな、俺達はここまでだ」
「「え?」」
「ちーっとばかし、アイツに用があるからさ」
「そ、そう」
公安の方に行けば、学校帰りにそのまま来たのだろう鈴の姿も見える
「お疲れだったな」
「いや」
「お前のおかげで助かった」
「そうか」
丁度よくゼロも入ってきて
「光の威嚇射撃は公安でもみ消すさ」
「あぁ」
「鈴、お迎えが来たよ」
「ん゛ーーっ」
駄々をこねてる子供にしか見えないが、こんな姿も俺達にしか見せてないと思えば可愛いもんだ
「鈴」
「にぃに?」
「あぁ、兄ちゃんだ」
慌てて跳び起きた鈴に抱き着かれた俺。それだけ寂しい思いをさせていたんだろう
「にぃにの匂いだ」
「じゃなきゃ困るのはお前だろ」
「へへ…」
帰りの車の中で
「今日もね、りんのにぃにはどんな人か聞かれたんだよ」
「随分と暇なんだな。でもどうせ、お前の事だから教えてねーんだろ」
「うん」
教えるつもりは無いんだけどね?
「ま、鈴が教えてもいいっていうタイミングかバレる釜では俺も何も言うつもりはねぇからよ」
「うん!」
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