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にぃにたちが警察学校を卒業してすぐの事だ
11月7日。そうこの日は萩原研二が防護服を着ないで煙草を吸っていて、解体が終わった直後にタイマーが作動して巻き込まれて爆死するっていう原作ストーリーだ
「にぃに、でっかいねぇ?」
「まーな」
にぃにが警察学校を出てマンションに住み始めたと言うのを聞いたのはつい最近の事だ
「今日はイヤな予感がする」とパパやママに我儘を言って東京に来てしまったのだ
にぃにが住んでいるのは20階。こんなに早ければまだにぃにはいるはず!
なんて思って居れば案の定にぃにはまだおうちの中にいて
「なんで来た」
「嫌な夢見たの」
「嫌な夢?」
「にぃにとケンちゃんがいなくなっちゃう夢」
ガクッと項垂れたにぃには
「居なくなんねぇよ。でもまぁここまで1人で頑張って来たんだな?」
「来た!」
「何もねーとは思うが、ゆっくりしてろ。帰ってきたらどっか連れて行ってやるから」
「待ってる!」
にぃにはそのままお家を出て行ってしまい、今日も今日とてにぃには大忙しです!
あまりにも早く出てきたせいか眠くて寝てしまったあたしは外がガヤガヤしている中で目を覚ますと
玄関の近くで
「当マンションの住民避難完了しました」
「了解…」
ケンちゃん!?
「んじゃまぁ…ゆるゆるといきますか」
パチンパチンと切ってる音がしてる。これは間違いなくケンちゃんが死んじゃうやつだ!
@まぁ、そん時は敵を取ってくれや」
なんて話をしているケンちゃんの声を聴きながら玄関のドアを一生懸命開くと
「まだ居たのか!?」
「!?」
「ケンちゃ…」
「鈴!?なんだってまだ中にいたんだ!」
「少し寝てた。ケンちゃんの声が聞こえて来たから起きたの」
そう言ったあたしが裸足なのに気づいて
「みんな!逃げろ!逃げるんだ!」
そう言ったケンちゃんは解体途中の爆弾を放置してあたしを抱えてくれて
「ケンちゃん!?」
「そのまま大人しくしてくれよな鈴」
「あい」
ドオンという大きな音が聞こえた直後に
「萩原~~~~!!」っていうにぃにのおっきい声も聞こえました
「なんだよ?陣平ちゃん」
「おま…」
「に゛…」
「鈴!?なんで…」
「松田隊員と萩原隊員のお知り合いですか?」
「あぁ」
「俺の妹だ。年が離れてるけどな」
「に゛ぃ゛に゛ぃーーー!!」
ケンちゃんの腕からにぃにの方に行くとちょっとだけ変なにおいがするけど我慢だ我慢
「おーおー。泣き虫は健在だな?鈴」
びーびー泣いているあたしに
「でもお前のおかげで萩原が助かった。ありがとな?鈴」
「う゛ん…」
「鈴のおかげってどういう事だよ?松田」
「今朝早くに俺の家に来て俺と萩原がいなくなる夢を見たんだと」
「じゃあまさか」
「きっと、鈴がいなきゃお前はドカンっていう訳だ」
「マジかよ」
「にぃには無事?」
「あぁ。何ともねぇよ。萩原もな」
「よかった!」
その日はケンちゃんの住んでいるアパートに泊まることに
「お前、学校は行けてんのか?」
首を横に振ったあたしに
「小学3年生だもんな。残り3年間、どうすっかな」
「まさかとは思うけど」
首をかしげてると
「小学校卒業までは我慢できるか?」
「卒業まで?」
「あぁ。親父たちにも話して中学からは俺が面倒を見る」
「にぃにと一緒?」
「あぁ。親父たちが反対しなけりゃな」
わーい!
「だけど陣平ちゃん新しい家決めなくちゃいけないんじゃね?」
「そうなんだよな。これから鈴も住むとなれば少し大きめの家に住むのもありなんじゃねぇかっておもうけどな」
「そうだな」
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