1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
にぃにが警察学校へ入って行っちゃったから暇人
でも時々遊びに行ってるの。ちゃんとママやパパにも言ってきてるよ!
「あ、にぃにーー!!」
外から話しかければピタリと止まったにぃには流石です
「松田?」
「っていうか今、子供の声がしなかったか?」
「したな」
訳の分からない男の人達が3人。あたしの声に反応を示したのがにぃにとケンちゃん
「わりっちょっと会ってくるわ」
「は?」
「平気なのか?」
「平気平気。なんなら萩原も知ってる奴だ」
「やっぱな」
なんて会話も丸聞こえですよー?にぃに。なんて思っていると
「よぉ鈴」
「にぃにだ!」
「兄ちゃんだな?で?お前は何をしに」
「んー?今日学校で東京だったから先生たちにも話してちょっとだけにぃにに会いに来た!」
「そ、そうかそうか」
でも帰る時寂しくなっちゃうからやっぱり
「鈴」
「にぃに?」
「お前の夏休みと俺の休みでどっか行くか」
「いいの!?」
「あぁ」
「いく!」
「んじゃ行きたいとこ考えておけよ」
んっとねぇ、んっとねぇ
「やっぱ鈴ちゃんだったか」
「ケンちゃん!」
「お前まで来てどうすんだよ」
「まーまー」
「いいなぁ」
「「ん?」」
「にぃにたちはいつも一緒に居られて…りんちゃんはお留守番ばっかり…」
しょんぼりしていたあたしに
「鈴」
「にぃに?」
「1泊なんだっけか」
「うん」
「いったん泊まるとこ戻っとけ」
「?」
「たまには兄妹で飯でも行くか」
「でも…」
夜は出ちゃ駄目だって先生に言われてるから
「兄ちゃんに任せておけ」
そういう時のにぃにが強いのはいつも通りなんだけど
「ホテルまで送ってやるから」そう言ってくれたにぃにを待つことに
何かを話して来たにぃにはすぐに着替えて出て来ていて
「松田、今からでかけるのか?」
「あぁ」
にぃにを見つけて走り出したあたしに
「アブねぇから走ってくんな」
「にぃにがいる!」
「だな」
男の人3人は固まってるけど
「松田?」
「その子供は一体…」
「まさか隠し子…」
「んなわけあるか!」
奥でケンちゃんが笑ってるのがよく分かる
「にぃに、ケンちゃんが笑ってる」
「よしっ後でハギに何か買ってもらおうな?」
「うん!」
「なんで俺なわけ?陣平ちゃんでもいいじゃねぇか」
「ケンちゃん!りんちゃんはアイスがいいなぁ?」
「よし!わかった!買ってやる!」
やったぁ!
「お前等2人この子に甘すぎやしねぇか?」
「まぁそうだろうな?コイツは松田鈴」
「やっぱ隠し子…」
「ちげーよ!俺のれっきとした妹だ。年が離れてるけどな」
「松田鈴です!にぃに大好きです!」
「そうか、兄ちゃんが好きなのか」
「はいっ」
にぃにと一緒にホテルに戻ると
「随分とはや…」
「なんでお巡りさんのお世話に…」
「おいおい、俺達の顔まで忘れるなんざ、随分と酷い教師じゃねぇか」
「おま…っ松田と萩原か」
にぃにに抱っこされて歩いて戻って来ただけあって周りもびっくりしてるけど
「そうそう。夕飯コイツと食べに行くから」
「え?」
「でも…」
「にぃにがいいー」
あたしを抱えたまま
「1つ聞いてもいいか」
「はい」
「なんでこの学校行事に無理にでもコイツを引き留めなかった?」
「え?」
「学校行事なら普通自分の学校の生徒同士で生かせるだろ。なのになんで鈴は1人で俺のいる場所に来た」
奥から来た同じ学校の子たちが
「鈴ちゃんは実はいじめに合ってるんです」
「「いじめ?」」
「昨年、鈴ちゃんの頭を叩いて後ろから背中を押したりして」
「成程な。あん時あった擦り傷はその時にされたものか。それが今も続いてんのか」
「多分。それがきっと1人で行動する原因にもなっていると思います」
「へぇ」
あ、にぃにが怒ってる…
「にぃに、お顔こあい…」
「悪い。少し我慢できるか」
「いや」
にぃにの肩に顔をうずめると
「同じ学校で、同じ生徒のはずだよなぁ?」
「ひ…っ」
「なのに、鈴が虐められているのにも気づいてなかったってか?あの時デコも膝もひじも大々的に擦りむいてたじゃねーか。それを気づいてねぇとは言わせねぇからな」
「にぃに、おなかすいた…」
「おー。そうだったな?何食いたい?鈴」
「んっとねぇ…」
肩から顔をあげると、あたしの事を良くたたいてくる男の子数名が近くにいて、それが嫌でにぃにに耳元で
「おさかな…」
「魚ね」
「鈴ちゃん」
「ケンちゃん?」
「んじゃ、上手い店知ってっから一緒に行くか」
「いく!」
「神奈川帰ったら覚えておけよ。ガキども」
「「え゛」」
にぃにがそのままホテルを出て、夕食を食べに連れて来てくれたのは回転ずし
「わーい」
「鈴は好きだよな?魚」
「すき!」
お寿司をたらふく食べてホテルに戻って来るとにぃにの足元にしがみついているあたしを見て
「鈴ちゃん?」
「いやっ」
「でもお兄さんも困ってるわよ?」
「せんせーだっていつだってりんの言葉なんて信じてくれないじゃん!」
ピタリと止まったケンちゃんとにぃに
「それは…」
「にぃにがいるからってりんに優しくしてくるのはずるい!」
「ほぉ」
「それは聞き捨てならねぇな?」
「な、何を言っているんだ」
「今時無理矢理引っ張って自分たちの言うことを聞かせようなんざどこの学校でもさせねぇぞ」
「何?」
「松田。お前の両親には伝えておけよ?」
「あぁ」
なんでパパたち?
「鈴はここに残るのと、俺達と一緒に
「えらんでいいの?」
「ったりめーだろ」
「にぃにたちと一緒が良い」
先生たちの顔が青ざめていて
「子供に学校行事じゃなくて、俺達と一緒にいたいだなんて答えを出させたお前たち教師の責任だな」
「鈴」
「にぃに?ケンちゃん?」
「荷物持っておいで。今日から警察学校に行こうか」
==
ハギの言葉に端って荷物を取りに向かった鈴を見ていると
「アイツ途中でぜってー転びそう」
「あ、それは同意見。あいつ等にちょっと小細工頼むか」
「だな」
「「小細工?」」
降谷に連絡を入れると皆でしてくれるという事で、1泊したら鈴は神奈川に戻ることで許可を得て貰っている
「にぃにー」
「戻って来たな」
「引きずってんなぁ」
ヒョイッと荷物を取り上げると
「にぃにすごーい」
「あのなぁ」
「明日、警察学校に姉ちゃんが来るから、それまで俺達と一緒な」
「やったぁ!」
警察学校に行けばさっきまでにぃにと一緒にいた人たちが揃っていて
「随分と幼いな」
「まーな」
「松田の妹という事しかわからないが」
「あぁ。13歳差だからな」
「随分と離れているんだな」
「仕方ねーよ」
にぃにのお友達紹介してもらった!
うん!これで警察学校組全員名前教えて貰った!こっからにぃにとあたしの推しの為に救済頑張るぞーー!
2/2ページ