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7歳小学校の帰り道
「いた…っ」
「お前、兄ちゃんがかっこいいだなんてぜってぇ嘘だろ」
「つーか本当に兄貴がいんのかよ?」
そう叩かれた頭が痛いのと同時にフラッシュバックしたのは前世の記憶であろう
「嘘じゃないもん!にぃにはかっこいいんだもん!」
「へー」
「お前の兄貴、見たこともねーけどな」
なんて言われて走って帰って行った男の子たちを放置して歩いて帰っているときだった。
見慣れた後ろ姿を見つけ出したのだ。もう1人居るけど無視だ無視
「に゛ぃ゛に゛ぃ~~!!」
走ってにぃにに抱き着くと
「うぉ!?」
ん?驚いた声に聞き覚えがあるぞぉ?でもサングラスも付けてないし、スーツも着てない。寧ろアニメや漫画ではほぼ見たことのない私服姿だ
というか前世は確か、純黒で止まってる気がする。推しが一部にしか出てないけども…たった一部だったんだけど…!
「大丈夫?陣平ちゃん」
「あぁ」
後ろを振り向いてくれたにぃにはしゃがんでくれて
「どうした?鈴」
「にぃにー」
「え?陣平ちゃんの知ってる子?」
「お前も知ってんだろ?鈴だ、鈴」
ん?陣平?陣平でこの声…しかもにぃにの隣にいるイケボのお兄ちゃんも知ってる顔だ…
「で?どうして、デコやヒザが擦りむけてんだよ?鈴」
「に゛…!」
「ん?」
この顛末鵜を話して、この帰り際もその男の子たちに頭を叩かれたと話すと
「ニャロウ…!」
「に゛ぃに…お顔、こあいよ…?」
「ったりめーだろうが!」
へ?
「そりゃ、陣平ちゃんは大事な大事な妹に傷をつけた男にお怒りだからな」
「りんちゃんと同じ年だよ?」
「鈴と同じ年でも男は男だ」
そう言ってくれたにぃには抱きかかえてくれて
「たかーい!」
「そりゃそうだろ。デコに傷つけて走るんじゃねぇ」
「はーい」
隣のお兄ちゃんを見ていると
「そういや、生まれた時以来だからほぼ『はじめまして』だな」
「うん?」
「萩原研二っての。よろしくな?鈴ちゃん」
「はいっ」
「ハギによろしくすんな。つーか、しなくていい」
しなくていいの?というか、萩原研二って言った。という事は陣平と言われたにぃには間違いなければ、松田陣平で
あたしは名探偵コナンの世界に転生して、有ろうことか推しである松田陣平の妹になったということだ。
それも、たしか記憶の間違いでなければ警察学校に入って1人を残して皆、殉職しちゃう奴だ…っ
「鈴?」
「にぃに、いなくなっちゃヤダ」
遺体オデコなんかどうでもよくなってにぃににオデコをグリグリとしていると
「居なくなんねーよ。ばーか」
「りん、馬鹿じゃないもん!」
「どうだかな」
「でも明日も同じことをされるんじゃね?」
「あ゛ー…」
「どうすっかな」そう言ったにぃにに
「明日はにぃにと一緒にいる」
「俺は大学があるんだっての」
「ほとんどおうちにいるじゃん」
知ってるもん。警察学校に入る時ににぃにが今住んでるところを出るんだってママが教えてくれたもん
「家じゃねぇよ。ったく」
家と近い場所ににぃにが借りているおうちがあってそこに入れて貰うと
「シャワーで取り合えず洗い流して来い」
「やだーーーっ!」
絶対に痛い奴だもん!
にぃにから逃げるようにもう1人のお兄ちゃんの後ろに隠れると
「悪いな?」
「え゛」
あっけなくにぃにに渡されたあたしはそのままお風呂場へ直行。シャワーで洗い流された傷口はやっぱり痛い!
「にぃにの…おにぃ!」
「鬼で結構」
シャワーを済ませると、消毒して絆創膏まで張ってくれたにぃに
「うぅ…」
にぃにがママに電話してくれて今日はにぃにのおうちに急遽お泊り
「にぃにとお泊りできるの!?何で?ねぇなんで!?」
「何でだろうな?明日は学校まで送ってやるから、落ち着け鈴」
「にぃにと一緒だ!」
わーい
「ハギわりぃけど」
「構いやしねぇよ」
ん?
「明日はバイクな」
「バイク―!」
にぃにのバイクの後ろに乗るの大好き!やった!でも車も好きだよ!
夜ご飯はにぃにが食べに連れて行ってくれるって言うからその前に宿題!
にぃにがいる時はにぃにに宿題を見て貰うの!
「へー。今の小学生って俺達の時よりも進んでんなぁ」
「そらそうだろ。もう何年前だと思ってんだよ」
「そりゃそうだ」
にぃにが宿題を見てくれると早く終わるんだよ!(宿題の答え全部教えてくれる)
にぃにとご飯を食べに来たのは
「たい…?」
「大衆食堂な」
中に入れて貰うと
「お、ねーちゃんもいんじゃん」
「ね…?」
「ハギのお姉さんだ」
「研二に陣平も一緒か。それにその子供は」
まさか。と言ったおねーさんに
「俺の妹だ。松田鈴」
「りんです!7歳です!」
「元気があっていいな」
「あぁ」
にぃにの隣に座ってにぃにがメニューを見ていると
「鈴の好きそうなのあんじゃん」
「ある!?」
「おー」
「お前、妹の前だと大分変るんだな」
「変わんねぇよ」
「いや、変わる。妹溺愛のただのシスコンだろ。妹馬鹿め」
なんて言われてるけどにぃには無視してメニューみてタブレットでいろいろと頼んでる
「りんの好きなの」
「頼んだから落ち着け」
「はーい」
ご飯が車でにぃにとお姉ちゃんたちに遊んでもらったよ!お姉ちゃんは実はお巡りさんなんだって!しかもバイクに乗ってるんだって言ってた!かっこいいね!
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