短冊に誓おうぜ
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七夕当日
「おはよう」
「おはよう…ございます」
「東屋の方見てきたら?凄い笹と飾り付けになってたよ」
「へぇ」
「行ってみましょう!」
「だな。そういや夢姫」
「うん?」
「あいつらのお前の」
「今日の食事、楽しみにしててね」
「え?」
「あ?」
クスクスと笑っていると
「なんや。お前ら知らんのかいな」
「種ヶ島先輩に」
「毛利先輩たちまで」
「一体」
「夢姫が特別にコーチに話を付けてな。練習もないし、お前らが夢姫の手料理を食べたい言うたって聞いてな。今日は1日夢姫の手料理が振舞われんねん」
「「は?」」
「特別だそうだ」
「「特別?」」
「あぁ」
「ここ最近、お前らが遅くまで頑張ってるからって」
「悪いな夢姫」
「平気だよ。亮君達が頑張ってるの見たらさこんな事でいいなら今日くらいはって思ったんだよ」
話をした後、亮君達は外に出て行って
あたしは食事を作るのに集中していると
「随分とまぁ沢山作ったようだね夢姫」
「そうだな」
「!?」
慌てて顔を上げるとせーちゃん達が揃っていて
「おはよう」
「あぁ。しっかし随分と」
「中高生達からのお願いらしいよ。あたしの手料理が食べたいって。変わってるよね」
「いや」
「変わってないじゃろ」
「まー君?」
「お前さんの料理が上手い事はあの山での生活の時に味わってるからのう」
「そうだな」
「あの時はあの時じゃない」
全部が揃うと
「そう言えば夢姫は短冊を見に行ったのかい?」
「あたし?」
「そう」
「凄い量の笹と飾り付けだけは見て来たけど」
「そうなんだ」
「じゃあ、俺達もこれから行くんだが」
「行ってくればいい」
「そうする」
エプロンを取って東屋の方へ立海の皆と行くと
「そんなに短冊が珍しい?」
「海外生活が長かったからな。懐かしいんだよ」
なんて話声も聞こえているし、いろいろな声が聞こえてきている
「チビ助は何を書いたんだ?」
「これだけど」
「ん?『新しいゲームが欲しい』…ハハハ!まだまだガキだな」
「はぁ?うるさいな。そういうアンタはなんて書いたの?」
「俺の願いは、まぁ…探してみろよ。そんじゃな、チビ助」
「人の見といて自分は言わないし、なんだよ、もう」
丁度よくブンちゃん達とも会って
「さっきぶりだね」
「そうだな」
「せや!2人の短冊みたで。お揃いの短冊やなんて、熱々やないの」
「俺らの方が熱々やけどな」
「なんの張り合いだよ」
クスクスと笑っていると
「夢姫の笑ってる所なんて久々に見た気がするぜ」
「そうかい?」
「俺らといる時は良く笑てる気もするがのう」
「なるほどな。先輩の言ってたことはそういう事か」
「ん?」
「さて、とあたしは一通り見たかな。皆も朝ごはん食べに行ってね」
「え?」
「夢姫の奴大量に作っておったぜよ」
「今日は特別にバイキング形式にしたからさ」
「お前らとできてよかったぜ。ありがとよ」
なんて言って照れてた亮君を見たことは秘密にしておこう
皆の夕食が終わった後
「夢姫」
「ブンちゃん?」
「わりいんだけどよ、キッチン貸してくんね?」
「それはいいけど」
「サンキュ」
なんて作り始めたのは恐らくケーキだろう
「冷蔵庫にフルーツも余ってるから使って構わないよ」
「ありがとな」
「どういたしまして」
夜遅くまでレストランに明かりがついていたのは言うまでもない
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