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「ピヨ」
と出て来たのは雅君で
「うわ!?」
「どこから出て来たんだよ仁王」
「ドーム見学中からいなかったよな。幸村君たちも気づいたらいなかったし、一緒に違うとこ見てるんだと思ってたけど」
「何か始まりそうな気配があったき、ドームの2階に移動してたんじゃ。全体を見渡せるほうが面白そうだったしの。正解だったぜよ」
「パフォーマンスを事前に察知して行動したと言うのか?」
「マジで!?俺にも教えてくれればよかったのにー」
「知らなければ知らないで、その方が面白いじゃろ。それに俺が教えるんは夢姫くらいじゃ」
「あたしにも黙って行ったくせに」
「コッソリ移動したつもりが、幸村と柳生がついてきたんじゃ」
「あの2人は仁王のコッソリに気づいたのかよ」
「まぁ、わからなくもねーだろぃ」
それはそうだけどね。ブンちゃんの言いたいこともよく分かるけど
「精市たちも戻って来たようだ」
「さて、次は何処に行こうか」
あ、って言った赤也君は
「俺、隣のパビリオン行きたいっす!」
「パビリオン?」
「確かに、隣のパビリオンは色んなスポーツの体験ができるVR施設だとは聞いてはいるけど」
「そうなんっすよ!」
「そんな事より、腹減らねー?」
「ちょ、そんな事ってなんすか」
近くのスタンドで何か食べてからという事になったが
「ドーム見学の前にも食べていなかったか?」
「いつもの事だ。さぁ、行こうか」
「確かに。それで体系維持できてるのも凄い事だけどね」
「じゃな」
ブンちゃんも赤也君も色々と食べた後にスポーツVR体験をしに行ったあたし達
「楽しかったっすね!」
「それは良かった」
「むしろ貴重な体験があたしも出来たと思っているけどね」
「「ん?」」
「だってほら、お兄ちゃんもある程度のスポーツは何でもそつなくこなしちゃうけど、あたしはそうじゃないし」
「そうだな」
「じゃな」
「どういう意味です?」
「夢姫は意外と運動音痴だぞ」
「あの合宿所にいる割には走るのは遅い方だろう」
確実に遅いだろうね
「それなのに、マネージャーもして合宿所では栄養学でのコーチも兼任しているくらいだ」
「コーチなのかは分からないけど、調理師の資格も取ったし、これでまたサポートできることが増えたなぁとは思ってるよ」
「そうか」
「立海の皆は他の学校の選手たちに比べて栄養面は確実に良くなってきてるよ。それはコーチ達からのお墨付きだよ」
「そうか」
「でも確実に動いて消費もしているし、こっちに来ている間の栄養面も多めにみているよ」
「なるほどな。その分合宿所に帰ったらという事なのだろう」
「すぐには戻らないだろうけど、徐々には戻るよ」
「そうか」
「それに、やっぱりこういう所に来ると世界の美味しいものも醍醐味でしょう?」
「だね」
「そうですね」
「明日からも他の学校の皆と出かけるんでしょう?」
「その予定だがな」
なら明日はのんびりしてようかな
「夢姫は」
「うん?」
「明日は如何するんじゃ」
「明日はのんびりしてるよ。明後日はお兄ちゃん達と出かけるし」
「そうか」
