13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「4種の能力共鳴はおそらく…攻略不可能だ」
その言葉が聞こえてきた日本代表のベンチは絶望になってしまっていて
「落ち着いていけ」
そう言ったお兄ちゃんの声が聞こえてきて
それはサブちゃんに向けて言った言葉のはずなのに、あたしにも、あたし達にもそう言ってくれているようで
「そう言えばこの間、夢姫の実母が来ていた時にボルク選手も来ていたな」
「そう言えば」
「あの日サブちゃんがほー君に何げなく聞いていたことをボルク選手も聞いていて、その話を聞いてはいたけど」
「何気なく聞いていた?」
「そう。お兄ちゃんとサブちゃんの能力共鳴って何の能力が共鳴してるのかってね。それを聞いていたボルク選手が教えてくれたんだよ。
サブちゃんの能力『
そんな中サブちゃんが取れなかったボールをお兄ちゃんが取っていて。ただ
「お兄ちゃん!?」
お兄ちゃんがスペイン選手側の方に行ってしまい肩をぶつけていて
「日本が怪我の治療の為メディカルタイムアウトを取ったのでしばらくお待ちください」
お兄ちゃんがベンチに座ったのを確認すると
「夢姫しばらく平等院の所おり」
「え?」
「俺はツッキーの所に行かなあかんやろ」
修ちゃんがお兄ちゃんの所に行くと
「おいおいっ肩が脱臼しとるでぇーー!!」
「これじゃ試合続行は無理ですよ!!」
サブちゃんも焦った顔をしていて
「キミのせいじゃありませんよ」
「この試合だけは」
この試合だけ?
「ツキさんの為にも夢姫の為にも絶対負けれーへんから」
「まさか…」
「越知君のプロ転向の話と夢姫ちゃんの話を聞いてたんですね?」
その言葉に頷いたサブちゃん
「…やってくれ」
「お兄ちゃん…」
「ちょっと痛むでツッキー☆」
そのお瞬間ゴキッという音が聞こえてきて
「は、早いな」
「大丈夫?」
「問題ない。怖いならコートのはじで目をつむって居ろ」
あ…
「サブちゃん」
「夢姫?」
「保留…だそうですよ越知君」
「え?」
「ダブルス選手としてプロ入りを目指したいそうです」
「へぇーツキさんダブルスでプロを…え?」
「毛利寿三郎君…君と。そしてそのマネージャーには夢姫ちゃんをという事ですよ」
斎藤コーチの言葉に驚きを隠せていないのは今の高校生たちで
「どういう」
「夢姫ちゃんは越知君が仮にプロ入りをしても高校は出させる。そう言っていましたよ。嫌な思いをしてずっといた氷帝をやっと出て、立海で楽しそうにしている夢姫ちゃんを辞めさせる理由にはならないからと。恐らくこの大会後に連絡が行くと思いますが夢姫ちゃんの学生生活をしている間、数名の選手を立海に派遣することになっています。監督とコーチという名目で」
「な!?」
お兄ちゃん…コーチ達にそんな話をしてくれていたの?
「せやけど卒業までは2年ちょいある。せやから夢姫がその間にしたいことが出来たらツッキーも俺らも反対はせぇへんよ」
修ちゃん…
コートに戻って行ったお兄ちゃん達を観ていると
「大丈夫なのか?」
「時間を取らせた」
「あれって…」
「4種の能力共鳴!?」
お互いに能力共鳴を発動していてお互いに一歩も引かないこの試合は
空の共鳴にお兄ちゃん達も同じ様に空の共鳴を
雲の共鳴には雲の共鳴を当てているお兄ちゃん達
「ゲーム日本1-5!」
だけど結局2セット目は
「ゲーム&2セットスペイン6-1!!」
「お帰りなさい」
「あぁ。だがもう1セットある」
「うん」
「お前も覚えているだろ」
まさか…ねぇ
「ひとすじに貫きゆけ…」
「「
「…氷帝氷帝その名
「跡部…今のってまさか?」
「フッ面白ぇ…流石は
跡部君と忍足君はあたしの方を見ていて
「うん?」
「お前も知ってたんだな」
「お兄ちゃんが中等部にいた頃に聞いてたから」
「そうかよ」
「ファイナルセット日本サービスプレイ!」
そんな中スペインの選手から
「なぁツキミツ…『マッハ』と『ワープ』封印しようか悩んでるって顔に書いてあるぜ」
!?
「敢えて『マッハ』と『ワープ』を封印するつもりか!?」
「返球されキープ出来ない以上賢明な策かも知れないけど」
「でもお兄ちゃんだって分かってる事じゃん。緩く打ったって」
「あぁ。緩く打ったからって反撃に
「このままじゃスペインペアには勝てへんでツッキー」
お兄ちゃん…
「ツキさんの思う存分『マッハ』打ちんせーね」
!?
「俺が何とかしやりますから」
そう言ったサブちゃんはすごくいい顔をしていて
「サブちゃん…」
目を閉じたお兄ちゃんに驚きを隠せていないのはスペインの選手で
「ひとすじに貫きてゆけ…か」
「15-0!!」
一体…
「とんでもねぇな越知よ…」
「え?」
「サーブの制限時間寸前までコート全体を目に焼き付け目を閉じた時に浮かび上がる残像を頼りに『マッハ』をコーナーの隅に打ち込みやがった」
「そんな事…可能なの?」
今までお兄ちゃんのそんなテニス見たことなんて無かったのに…
「まさに神業だ」
「30-0!」
その直後ふら付いたお兄ちゃん
「越知先輩だからクールにやってるけどあれって相当精神力削ってるんじゃ!?」
「それだけこの試合に賭けてるって事じゃき…やっぱりダブルスは面白いのう大石」
「え?」
だけどスペインの選手がサーブを打った時に驚きを隠せていなかったのは
「あーんもう遅ぇよ」
「ゲーム日本1-0!」
「あの人は“
「跡部君は気づいたんだね」
「気づかねー方が可笑しいだろ」
「そういう」
「『精神の暗殺者』は実力が上または拮抗している相手には恐らく効果は無ぇ」
「お兄ちゃんは打つコースを一切見ないでさらには目を閉じて『マッハ』を打っていた」
「そんな荒業で相手の精神に隙を作り冷静な佇まいからのひと睨みで相手の
「それはもうあの人たちのチャンスボールはもうネットを超えない」
「ゲーム日本3-0!!」
それなのに
「ゲームスペイン3-3!!」
嘘でしょ?お兄ちゃんの精神の暗殺者をそうそうに破るだなんて…
「!!」
「アンタらの絶体絶命での覚醒を待っとったんよ」
え?
「お兄ちゃんが言ってたのはこういう事だったのかも」
「え?」
「夢姫」
「修ちゃん?」
「立海辞めんで正解やな」
「どういう」
「言うてたやろ?ツッキーが夢姫には高校位出させるって」
「そう言えば」
「夢姫が立海で楽しそうにしてる。それをツッキーに教えてたんは毛利やで。それに毛利も夢姫がツッキーのマネージャーをするっちゅーのは多分あの中に来て早々に聞かされとるから知ってるしなぁ」
「じゃあ」
「ゲーム日本4-3!!」