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夢小説設定
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「彼らは小さい頃から幼なじみでダブルスで、今大会No1のダブルスコンビですよ」
「1年前に組んだ我々とは正反対かいやー」
「月日など些細な事柄に過ぎない。
「行ってらっしゃい」
「あぁ」
「それでは第3試合D1越知月光&毛利寿三郎VSフリオ・ロマン&シルバ・セラ・バンビエーリの試合を開始します!!」
そう言っているタイミングで
「すげぇもう前衛同士駆け引きが始まってる!?」
「お手並み拝見と行こうぜバンビ!!」
ラリーが始まったと同時に
「このラリー…」
「どうかしたか?」
「このラリー中…ボールが1度も地面についてないない…」
「マジかよ嘘だろ」
5分…10分と過ぎていく中
「さして興味は無い」
お兄ちゃんが打っては打ち返され、サブちゃんがロブを上げると
「絶妙な高さのロブだ!」
「でも決勝に来る国だよ?きっと…」
「ジャストだ」
「ありゃぁー届きんさった!?」
でも打ち返されるのを分かって居たのだろう。
「越知よ」
お兄ちゃんの方を見ると決める体制に入っていて
「ボレー合戦に終止符を打ってやれ」
「マッハ!!」
だけどさすがは決勝まで来るような選手。お兄ちゃんのあのマッハでさえフレームを持って打ち返していて
「「な!?」」
「越知先輩の『マッハ』を返し…」
「0-15!!」
試合序盤から高校生たちは皆して驚いていて
それは選ばれていない高校生たちも同じことの様だ
「う、嘘だろ?まだ試合序盤ですよ!?」
「絶体絶命のピンチにのみ稀に起こりうるダブルスの奇跡だったはずですよね…
「既に両ペア共に同調している!?」
「互いに同調は標準装備かよ」
「まさに標準のような同調ばい…」
なんて声も聞こえているけど
「レベチじゃん…」
「……あぁ」
「のう柳生、世界は広いぜよ」
「そうですね仁王君。夢姫さんもしっかりと観ているようですが」
「あぁ」
「なんやあの合宿所でもなんも無かったら最初から最後までシャッフルマッチも観とったやろ夢姫」
「うん」
「な!?」
「夢姫はな、ツッキーの試合だけは毎回確りと見とんねん」
「「え?」」
「ツッキーが中等部、後頭部にいた頃も全部観に来とるよ夢姫は」
「まさか」
「俺達の試合よりも断然、越知の試合を観ていることの方が多いですよ。大石君とダブルスを組んだあの試合ですら最後まで確りと観ていましたから」
「皆は高校でこれからもダブルスを続けて行くんでしょう?」
「あぁ」
お兄ちゃんごめん。でも隠しきれないから話しちゃうね
「でもお兄ちゃんはそうはいかない」
「え?」
「お兄ちゃんのプロになる為の道。今日はこの試合にスポンサーの人が見に来てるの」
「マジかよぃ」
「本当。きっとそこに榊先生も一緒にいる」
「へぇ」
「今までアマチュアにいたのはあたしの為…あたしの所為でもあるから」
「夢姫の所為って」
「夢姫、まさか」
「そう、そのまさか。あの合宿所で高校の3年間をマネージャー兼栄養面でのコーチとして残るようすでに指示されていて、ただあたしがちょっと中学の全国大会の試合を観た選手だけが入ってきてあたしが今の状態をキープできないとお兄ちゃんが知っていたから試合を制限できるようにあの時プロの道を1度断ったの。それがあたし達兄妹の甘さだという事も榊先生には言われたけど」
「成程。越知が我々に話をして行っていたのはアマチュアの試合に出ていたんですえ」
「そういう事。だからきっとお兄ちゃんにとってはアマチュアとして最後の試合。きっと今後はプロの道に入る」
「夢姫」
「修ちゃん…」
「見といてやり」
「うん」
「お前たちもよぉ観ておきぃ。この試合を間近で体験できたことは」
「皆にとってこれからも大きな財産になるから」
「「財産…」」
「ゲームスペイン1-0!!」
日本からのサーブはお兄ちゃんだ
「お兄ちゃん…」
「大丈夫やって」
「そうですね」
「なんでそんな」
「中学の関東大会や全国大会で会うてる奴等がおる。そうなると7年の付き合いや。ましてや高校の時も学校の地区大会を勝ち抜いて全国大会でも一緒だったりするやろ。そうなると4年の付き合いや。夢姫も同じだけの付き合いがある。夢姫の今のメンタルがどないなもんか分からん俺達でもあらへん」
「ツキさん頼んますぅ!!」
「15-0!」
「30-0!!」
お兄ちゃんが打ったマッハを
「マッハを返したぁ!?」