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夢小説設定
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「対戦相手の技を喰らっちまう能力の越前リョーガ」
「「!?」」
「ドイツ戦の中リョーマ君が1度アメリカとスペインの試合を観に行っていたでしょう。その時にアメリカの主将の能力を喰らっているっていう話よ」
「な!?」
「そんな超ヤベェ奴が日本代表合宿にいたんすか!?」
「夢姫は何か知ってんじゃね?」
「この間話をしただろう夢姫」
「話はしてたけど」
「話してやれ夢姫」
はぁ…自分で説明する気はないって事だね
「あの人…越前リョーガは元々日本代表にはしていないの」
「してない!?」
「なのにあの合宿所にいたのって」
「アイツのテニスは危険だからな」
「「危険?」」
「ほー君の打球は対戦相手を破壊するけど」
「越前リョーガの打球はチームを破壊する。世界を獲るためにあえて危険な男を連れて帰って来たが」
「皆には言ってなかったね。ほー君は大人組皆にずっとこう言ってたよ。『自分のテニスを失いたくなければ越前リョーガとは試合をするな』ってね」
「でもそれだけの…」
「今年の3月…だからちょうど中学の卒業があったタイミングや高校の合否があったタイミングでマカオにあたし達はいたの」
「そう言えばそう言っていたな」
「だから立海の入学式に間に合わなかったと」
「うん。でもその時のNo4は彼じゃない」
「何?」
「アイツじゃ無かったって」
「皆は知らないね。霧谷っていう選手がいたの」
「その霧谷の能力を喰らいやがった。おかげであいつは選手生命を失った」
「嘘だろぃ」
「本当」
「アイツはチームを崩壊させる
「お世話になったアメリカ代表をも捨てたのは、彼らのテニスを奪いたくなかったから…かもね」
「スペイン代表なら何故奪てもいいんだよ?」
「現にアメリカの主将の能力は彼によって喰われているんでしょ」
そんな中
「ちょい待ち!」
ん?
「おいリョーマ。ソイツと真剣勝負をすればテニスを奪われる。
「リョーマ君のお父さん、彼の能力知ってたんだ」
「そうみたいだな」
「親父…本気でなきゃ意味がないね」
「ねぇ」
「なんだ」
「リョーマ君のお父さんなんか立ち方と言うか歩き方、変じゃない?」
「そうか?」
普通の人がネットに触りながら歩くなんて事無いと思ってたんだけど
「ザベストオブ3セットマッチ日本サービスプレイ!」
試合が始まっても
「何の技も使わず勝つつもりじゃねーだろうなチビ助!?」
コートでは天衣無縫になっているリョーマ君がいて
「そうか。テニスが楽しい気持ちの『天衣無縫』は技では無いから」
「行ったれコシマエーー!!」
「決して奪われる事は無ぇ!!」
「…甘いぜチビ助」
!?
その状態で返したリョーマ君は
「嘘でしょ?」
「天衣無縫が喰われた」
それこそ日本代表にも
「あのお父さん、驚いてるね」
「あぁ」
「彼の能力がそういう技だと言うのを知っている筈なのになぜ驚く必要があると言うの」
「ワザと天衣無縫を喰わせやがった」
そう言ったリョーガ君の声が聞こえてきて
「ワザと?」
「どういう…」
「青学の皆も知らないの?」
「あぁ。手塚なら何か知ってるとは思うけど」
そっか
「さぁ本気で行くよ」
「お前のテニス見せてみな」
なんて言った矢先倒れ込んだリョーマ君のお父さん
「親父!?」
向こうの主将であるメダノレ選手が救急車を呼ぶように言っていて
「え?」
「メダノレさんよぉ大袈裟じゃねーか?」
「何も無ければそれでいい」
「アンタ、何でそこまで親父の事…」
「ナンジローには恩がある…」
あの人に恩がある?
そう言えばスペインの選手皆あの人のこと信用しすぎなくらい信用してるよね」
「あぁ」
「監督」
「なんじゃ」
「試合どうなります?」
「本来なら、お互い控えの選手で試合を行う所だが」
という事はこちら側は不二君が出るという事になる
「よし!S2補欠じゃ!不二周助準備せい!」
「はい」
何かに気づいた不二君は
「待ってるよ。越前」
「「!?」」
「こら不二!?キサマ勝手に!?」
「リョーマ君は行っておいで」
「でも」
「試合よりもお父さん優先したいよね?でも試合もしたいんでしょ?」
「夢姫!」
「俺がS2に回ります。だから越前リョーマをS1に回してください」
「カズ君!?」
「バカ者!後に回したところでどうなる!?死にかけの親父を気にかけ試合が出来るか!?日本は終わるぞ。小僧1人の問題ではない!」
「でもそれでもリョーマ君にはあたしと同じ想いをさせたくはないんです」
「アイツはそんなヤワな男じゃありません」
「僕からもお願いします」
「不二先輩…徳川さんに夢姫さんまで」
「随分優しいなカズヤ」
後ろから声がするかと思えばスペインのメダノレ選手がいて
「アントニオ!?」
「戻りました」
帰って来たコーチは
「協議の結果、今回は状況が状況なだけに両チームの監督、若しくは主将が了承すれば先にD1の試合を先に繰り越しても良いそうです」
「よし!」
「本当に!それでいいのかカズヤ?」
何を
「確かに 日本の中学生は強い。今大会中学生の勝率はトップクラスだ。だがキミたちは知らない」
あたし達が知らない?
「越前リョーガは『
「控え選手同士のS2だったら我々にも勝機はあったと?」
「あるだろう。甘いなカズヤ。お前は感情に流され…それでも兄弟対決を後に回すと?」
「アントニオ。貴方達こそ
「ですって。どうします?監督に鳳凰くん」
「夢姫はアイツを行かせようとしてるからな」
「上等だぁ越前リョーガ!!逃げて掴んだ勝利に価値は無ぇ!!」
「珍しく意見が合いましたね」
お兄ちゃんとサブちゃんが試合に出る支度をしていて
「コイツらは命を懸けて
「そー言う事だメダノレよ!」
「分かった。こちらも一応チームで相談させてもらうよ」
「
「
リョーマ君はラケットをバックの中に入れていて
「何事もないといいけど、気を付けて」
「車は手配した…間もなくだ」
「心配だね」
「全く世話の焼ける親父っすよ」
「昔の僕なら、越前リョーガと戦ってみたかっただろうね。テニスを全て失うために」
「不二先輩…」
「万が一、キミが戻ってこられない様ならその時は僕に任せて。さぁ越前行っておいで!」
「はい!!」
「おーいチビ助車の用意が出来たってよ!」
「本当に気を付けて」
「うぃっす!」
「病院へ急ぐぞ!」
リョーマ君を見送った後
「全く」
「仕方ないよ」
「ん?」
「リョーマ君に両親のどちらかがこんな早く居なくなるだなんて思わせたくないんだもん」
「夢姫らしいな」
「夢姫ちゃん」
「不二君?」
「越前の背中を押してくれたことに感謝するよ」
「ううん…」
こっちも向こうもD1の支度が出来たようで
「夢姫」
「うん。行ってらっしゃい」
「あぁ」