坊ちゃん×ルック
坊ちゃん・2主・王子の名前を変換する
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「やっぱりここにいたんだ」
背後から聞き覚えのある声。
ルックは眉根を寄せて振り返ると、「僕のこと、高い所に登りたがる馬鹿だとでも言いたいの」と吐き捨てた。
デュナン城の屋上。夜空一面に散りばめられた星々を背に、ギオンがいかにも人たらしらしい笑みを浮かべている。
こうも清爽な人間がいるものだろうか。爽やかすぎて、どこか胡散臭くすら思えてくる。さらに腹立たしいことに、一体どこまでが彼の本当で、どこからが嘘なのか、ルックに知る術はない。
湖から吹き上げる湿った夜風が、ギオンの夜色の艷やかな髪を揺らした。ひそかに心待ちにしていた来客を、風が歓迎しているようだった。
「何か用? さっきトランから来たばかりだろ。ちゃんと休みなよ」
ルックは手元のノートに視線を戻した。師からの課題をやっつけるために、星の観測をしているところだったのだ。
星の配列を記録しはじめる。
途端に、風がぴゅうと吹きつけ、ノートのページをパラパラと勝手に捲っていってしまった。
自身の態度を風に諌められているような気がして、(別に、ギオンを邪険に扱ってるわけじゃないだろ)と言い訳じみた考えが頭に浮かぶ。
ページを戻して作業の続きをしようにも、一向に風の止む気配はなかった。
「……邪魔するなよ」
毒づきながら風と格闘していると、横からスッと手が伸びてきて、ノートの右側のページを抑えてくれた。
温かい気配。
ルックは顔を上げ隣を見て――、思わず息をのむ。
「ルックだって、グレッグミンスターから――いや、バナーからか。ずっと一緒だったじゃないか。まだ休まないの?」
ほんのすぐ隣に、ギオンが立っていた。彼はこちらをじっと覗き込んできている。
まつ毛の一本一本の長さがわかるほどの距離。なんとなく懐かしい彼のにおいを風の中に感じる。
放ったらかしにしていたレックナート様からの宿題を、いい加減片付けないといけなくて。なんて馬鹿正直に答える気も起こらなくて、何より彼の瞳を直視していられなくなって。
「もう少しで終わるから」
ルックは慌てて、逃げるように作業に戻った。
「それなら、終わるまで待ってるから、あとで少しだけ話を聞いてもらえるかな」
トランからここまで一緒に来たというのに、その間に話すのではいけなかったのか。嫌味ったらしく言ってやろうかとも考えたが、思わぬタイミングでふたりきりの時間ができたことに、浮ついた気分を覚えるのもまた事実で。結局ギオンの申し出を断る理由を見つけることもできず、ルックは小さく頷いた。
使い慣れた気に入りのペンなのに、握る手がやけに焦れる。早く書き終えてしまいたいような、まだ書き終わりたくないような。妙な心持ちのまま、ルックは課題をこなしていった。
ノートを閉じる音が、夜の静寂に響く。
依然としてギオンはすぐ隣にいて、ルックのことをじっと見つめていた。もうページを抑えている必要などないというのにだ。
今まで吹き付けていた夜風は急に静まり返り、ふたりだけを置いてどこかへ行ってしまったようだった。
所在のない腕で抱え込んだノートには、ギオンの手のぬくもりがまだ残っている。それは三年越しに彼に再会したのだということを、否応なしにルックに実感させた。
「ちゃんとルックに話さなきゃと思ってて――」
ギオンがゆっくりと言葉を紡ぎ出した。
三年前、ギオンはひとりトランを後にした。
この三年間、彼は徹底的に紋章と向き合ってきたのだそうだ。永遠とも呼べるほどの時間を、紋章と共に生きていくために。
(わざわざそんな話聞かなくたって、君がひとりで旅に出た理由くらい最初っからわかりきってるし)
思ったが、彼は努力の甲斐あって、紋章を制御する術を身につけることに成功したらしい。「まだ完璧というわけではないけれど」とギオンは謙遜したが、ルックの目から見ても、彼の魔力は以前よりも明らかに安定している。
つまり、彼の話からすれば。今のギオンには、自らルックを遠ざける理由など、もはやどこにもないということになる。
(――だけど、僕は君を許す気なんてないよ)
三年もの間、未消化の気持ちを抱え込んだまま、消してしまうことも、どこかにぶつけてしまうことも、風に吹き散らしてもらうこともできずにいた。魁の星を見上げるたびに苦しくて、ずっとギオンが憎らしくて仕方がなかった。
こんな気持ちになるくらいなら、いっそ彼の紋章に喰われてしまえば良かったのだ。
(そうすれば、君の右手 で、いつでも君と共に在れるのに)
何も言えずにいると、ギオンがふっと笑みを浮かべたことに気付いて、ルックは顔を上げた。
目は合わない。彼はルックの視線よりもずっと下をじっと見ていたからだ。
急にどうしたのかと思い、彼の視線を追って――
「!?」
ルックは声にならない声を上げた。
ルックの手が勝手に、ギオンの右手をしっかりと掴んで、彼のグローブ越しにその甲を撫で回している。
気付けば、抱えていたはずのノートとペンも、地べたに散らばってしまっていた。
(こんなんじゃ、まるで僕がずっと君を待ち望んでたみたいじゃないか!)
我に返ってとっさに手を引っ込めようとするが、それは半分しか達成できなかった。右手はルックの元に戻ってきたが、左手はギオンにぎゅっと握り返されていたからだ。
グローブ越しの体温がやけに温かい。
「もしも君が、まだ僕と同じ気持ちでいてくれるのなら、だけど。僕はこれから先の永遠 を、ルックと一緒に過ごしたいと思ってるんだ」
静かに告げるギオンの目は、真っ直ぐにルックを見据えている。ルックの心臓の音までもが彼に筒抜けになっているのではないかと思えた。
彼という人間を丸ごと理解することはできなくても、その言葉に嘘がないのは明らかだ。だからこそ、彼から目を背けることができない。だからこそ、簡単に答えてしまうこともできない。
どうして、いつまでも風は吹かないのだろう。風が吹けば、落ちたノートとペンを拾いに行く口実ができるというのに。
ギオンの瞳には、ルックの姿が映っていた。彼の瞳に閉じ込められた人物は、困惑しているようにも見えるし、今にも泣き出しそうにも見えるし、これ以上ないほどに穏やかな表情にも見える。
彼の向こう側にはとてつもなく大きな夜空が広がっていて、星々は今にもルックの元に降り注いで来そうだった。
(星が揺れてるみたいだ)
揺れているのはルックの心臓かもしれない。そう思いながら、まばたきをひとつ。
――やはり、星は揺れている。
ギオンの背に輝く星のひとつ。
小さな星の光が、ふたりの間にゆっくりと舞い降りてきた。
ルックが右手を差し出すと、星はふわりと手の中に収まる。
「ホタル……」
「風に乗って、こんなところまで飛んできたのかな」
独り言のようなつぶやきだったにも関わらず、ギオンがそう返してくれたことが救いだった。
気付けば、温かな夜風がふたりのまわりを駆け巡っている。このホタルも、湖のほとりから、風にさらわれてやってきたのだろう。
ルックは、いまだギオンに言葉を返せていなかった。
ルックと共に生きたいと言うギオン。けれど、ルックが欲しいのは、ギオンと共に生きる永遠ではない。
ルックの根底にあるものは、到底言葉で言い尽くせそうにない。
(僕は、君の言葉に答えられない――)
ぽす、とギオンの肩に額を預けて、ルックは俯いた。
手のひらのホタルに視線を落とす。
耐え難い沈黙に胸が痛み始めた頃、突然、強い風がルックの背中から吹き付けてきた。
煽られて体が揺らいだ拍子に、ホタルが舞い上がる。
光を追って、ルックが顔を上げると――
温かくてあまりに柔らかいものが、そっとルックの唇に触れた。
ギオンの顔が、これ以上ないというくらいの至近距離にある。彼の両手が優しく、ルックの頬を包みこんだ。
静寂の中、けたたましく心臓が鳴り響いている。
ルックはどうすればいいのかわからずに、ただ瞳を閉じることしかできなかった。
まぶたの裏に張り付いた星の光がやけに眩しくて、目尻が濡れる。
やがてギオンの唇は、ルックの頬や額にも触れ、濡れた目元を拭って離れていった。グローブ越しに感じた彼の温もりまでもが、頬から遠ざかっていく。
あまりの名残惜しさに、ルックがギオンから目を離せずにいると、彼はいつもの様子とは打って変わって、決まりが悪そうに困惑した表情を浮かべた。
「ルックの返事も聞かずに、その、ごめん……。必ずしも返事が欲しいっていうわけでもないんだ……」
彼の視線までもが、ルックから離れていってしまう。
なんて腹立たしくて、憎たらしいのだろう。
背中から風が吹きつける。
足元が揺らぐのを感じながら、ルックは風に乗ってギオンの喉元に手を伸ばした。
「ルッ……」
ブーツの下でペンがひしゃげて、パキ、と乾いた音を立てる。だけどそんなことはもう、どうでもよくて。
ルックはほとんど力任せにギオンに掴みかかると、彼の唇に自らの唇を押し当てて塞いだ。
拙くて乱暴な、噛み付くような口付け。
けれどそれはいつの間にかギオンに奪われてしまい、甘い苦しみをルックの胸に降り積もらせていった。
ひどく気まぐれな夜風が、柔らかくふたりを包み込む。
一匹のホタルはふたたび風に乗って、夜空に輝く星のひとつとなって溶けていった。
背後から聞き覚えのある声。
ルックは眉根を寄せて振り返ると、「僕のこと、高い所に登りたがる馬鹿だとでも言いたいの」と吐き捨てた。
デュナン城の屋上。夜空一面に散りばめられた星々を背に、ギオンがいかにも人たらしらしい笑みを浮かべている。
こうも清爽な人間がいるものだろうか。爽やかすぎて、どこか胡散臭くすら思えてくる。さらに腹立たしいことに、一体どこまでが彼の本当で、どこからが嘘なのか、ルックに知る術はない。
湖から吹き上げる湿った夜風が、ギオンの夜色の艷やかな髪を揺らした。ひそかに心待ちにしていた来客を、風が歓迎しているようだった。
「何か用? さっきトランから来たばかりだろ。ちゃんと休みなよ」
ルックは手元のノートに視線を戻した。師からの課題をやっつけるために、星の観測をしているところだったのだ。
星の配列を記録しはじめる。
途端に、風がぴゅうと吹きつけ、ノートのページをパラパラと勝手に捲っていってしまった。
自身の態度を風に諌められているような気がして、(別に、ギオンを邪険に扱ってるわけじゃないだろ)と言い訳じみた考えが頭に浮かぶ。
ページを戻して作業の続きをしようにも、一向に風の止む気配はなかった。
「……邪魔するなよ」
毒づきながら風と格闘していると、横からスッと手が伸びてきて、ノートの右側のページを抑えてくれた。
温かい気配。
ルックは顔を上げ隣を見て――、思わず息をのむ。
「ルックだって、グレッグミンスターから――いや、バナーからか。ずっと一緒だったじゃないか。まだ休まないの?」
ほんのすぐ隣に、ギオンが立っていた。彼はこちらをじっと覗き込んできている。
まつ毛の一本一本の長さがわかるほどの距離。なんとなく懐かしい彼のにおいを風の中に感じる。
放ったらかしにしていたレックナート様からの宿題を、いい加減片付けないといけなくて。なんて馬鹿正直に答える気も起こらなくて、何より彼の瞳を直視していられなくなって。
「もう少しで終わるから」
ルックは慌てて、逃げるように作業に戻った。
「それなら、終わるまで待ってるから、あとで少しだけ話を聞いてもらえるかな」
トランからここまで一緒に来たというのに、その間に話すのではいけなかったのか。嫌味ったらしく言ってやろうかとも考えたが、思わぬタイミングでふたりきりの時間ができたことに、浮ついた気分を覚えるのもまた事実で。結局ギオンの申し出を断る理由を見つけることもできず、ルックは小さく頷いた。
使い慣れた気に入りのペンなのに、握る手がやけに焦れる。早く書き終えてしまいたいような、まだ書き終わりたくないような。妙な心持ちのまま、ルックは課題をこなしていった。
ノートを閉じる音が、夜の静寂に響く。
依然としてギオンはすぐ隣にいて、ルックのことをじっと見つめていた。もうページを抑えている必要などないというのにだ。
今まで吹き付けていた夜風は急に静まり返り、ふたりだけを置いてどこかへ行ってしまったようだった。
所在のない腕で抱え込んだノートには、ギオンの手のぬくもりがまだ残っている。それは三年越しに彼に再会したのだということを、否応なしにルックに実感させた。
「ちゃんとルックに話さなきゃと思ってて――」
ギオンがゆっくりと言葉を紡ぎ出した。
三年前、ギオンはひとりトランを後にした。
この三年間、彼は徹底的に紋章と向き合ってきたのだそうだ。永遠とも呼べるほどの時間を、紋章と共に生きていくために。
(わざわざそんな話聞かなくたって、君がひとりで旅に出た理由くらい最初っからわかりきってるし)
思ったが、彼は努力の甲斐あって、紋章を制御する術を身につけることに成功したらしい。「まだ完璧というわけではないけれど」とギオンは謙遜したが、ルックの目から見ても、彼の魔力は以前よりも明らかに安定している。
つまり、彼の話からすれば。今のギオンには、自らルックを遠ざける理由など、もはやどこにもないということになる。
(――だけど、僕は君を許す気なんてないよ)
三年もの間、未消化の気持ちを抱え込んだまま、消してしまうことも、どこかにぶつけてしまうことも、風に吹き散らしてもらうこともできずにいた。魁の星を見上げるたびに苦しくて、ずっとギオンが憎らしくて仕方がなかった。
こんな気持ちになるくらいなら、いっそ彼の紋章に喰われてしまえば良かったのだ。
(そうすれば、
何も言えずにいると、ギオンがふっと笑みを浮かべたことに気付いて、ルックは顔を上げた。
目は合わない。彼はルックの視線よりもずっと下をじっと見ていたからだ。
急にどうしたのかと思い、彼の視線を追って――
「!?」
ルックは声にならない声を上げた。
ルックの手が勝手に、ギオンの右手をしっかりと掴んで、彼のグローブ越しにその甲を撫で回している。
気付けば、抱えていたはずのノートとペンも、地べたに散らばってしまっていた。
(こんなんじゃ、まるで僕がずっと君を待ち望んでたみたいじゃないか!)
我に返ってとっさに手を引っ込めようとするが、それは半分しか達成できなかった。右手はルックの元に戻ってきたが、左手はギオンにぎゅっと握り返されていたからだ。
グローブ越しの体温がやけに温かい。
「もしも君が、まだ僕と同じ気持ちでいてくれるのなら、だけど。僕はこれから先の
静かに告げるギオンの目は、真っ直ぐにルックを見据えている。ルックの心臓の音までもが彼に筒抜けになっているのではないかと思えた。
彼という人間を丸ごと理解することはできなくても、その言葉に嘘がないのは明らかだ。だからこそ、彼から目を背けることができない。だからこそ、簡単に答えてしまうこともできない。
どうして、いつまでも風は吹かないのだろう。風が吹けば、落ちたノートとペンを拾いに行く口実ができるというのに。
ギオンの瞳には、ルックの姿が映っていた。彼の瞳に閉じ込められた人物は、困惑しているようにも見えるし、今にも泣き出しそうにも見えるし、これ以上ないほどに穏やかな表情にも見える。
彼の向こう側にはとてつもなく大きな夜空が広がっていて、星々は今にもルックの元に降り注いで来そうだった。
(星が揺れてるみたいだ)
揺れているのはルックの心臓かもしれない。そう思いながら、まばたきをひとつ。
――やはり、星は揺れている。
ギオンの背に輝く星のひとつ。
小さな星の光が、ふたりの間にゆっくりと舞い降りてきた。
ルックが右手を差し出すと、星はふわりと手の中に収まる。
「ホタル……」
「風に乗って、こんなところまで飛んできたのかな」
独り言のようなつぶやきだったにも関わらず、ギオンがそう返してくれたことが救いだった。
気付けば、温かな夜風がふたりのまわりを駆け巡っている。このホタルも、湖のほとりから、風にさらわれてやってきたのだろう。
ルックは、いまだギオンに言葉を返せていなかった。
ルックと共に生きたいと言うギオン。けれど、ルックが欲しいのは、ギオンと共に生きる永遠ではない。
ルックの根底にあるものは、到底言葉で言い尽くせそうにない。
(僕は、君の言葉に答えられない――)
ぽす、とギオンの肩に額を預けて、ルックは俯いた。
手のひらのホタルに視線を落とす。
耐え難い沈黙に胸が痛み始めた頃、突然、強い風がルックの背中から吹き付けてきた。
煽られて体が揺らいだ拍子に、ホタルが舞い上がる。
光を追って、ルックが顔を上げると――
温かくてあまりに柔らかいものが、そっとルックの唇に触れた。
ギオンの顔が、これ以上ないというくらいの至近距離にある。彼の両手が優しく、ルックの頬を包みこんだ。
静寂の中、けたたましく心臓が鳴り響いている。
ルックはどうすればいいのかわからずに、ただ瞳を閉じることしかできなかった。
まぶたの裏に張り付いた星の光がやけに眩しくて、目尻が濡れる。
やがてギオンの唇は、ルックの頬や額にも触れ、濡れた目元を拭って離れていった。グローブ越しに感じた彼の温もりまでもが、頬から遠ざかっていく。
あまりの名残惜しさに、ルックがギオンから目を離せずにいると、彼はいつもの様子とは打って変わって、決まりが悪そうに困惑した表情を浮かべた。
「ルックの返事も聞かずに、その、ごめん……。必ずしも返事が欲しいっていうわけでもないんだ……」
彼の視線までもが、ルックから離れていってしまう。
なんて腹立たしくて、憎たらしいのだろう。
背中から風が吹きつける。
足元が揺らぐのを感じながら、ルックは風に乗ってギオンの喉元に手を伸ばした。
「ルッ……」
ブーツの下でペンがひしゃげて、パキ、と乾いた音を立てる。だけどそんなことはもう、どうでもよくて。
ルックはほとんど力任せにギオンに掴みかかると、彼の唇に自らの唇を押し当てて塞いだ。
拙くて乱暴な、噛み付くような口付け。
けれどそれはいつの間にかギオンに奪われてしまい、甘い苦しみをルックの胸に降り積もらせていった。
ひどく気まぐれな夜風が、柔らかくふたりを包み込む。
一匹のホタルはふたたび風に乗って、夜空に輝く星のひとつとなって溶けていった。