第一章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『ねぇ〜〜本当に見たの?』
「見たわよ!絶対あれはセレビィだったわ!」
ソニアを先頭にナマエとダンデはまどろみの森を歩き回っていた、森は普段人を招き入れる事がないせいか道もなく伸び切った木々のせいで空からの光を遮り昼間でも薄暗い
明日のジムチャレンジの為に用意したリュックのせいで身体は重く
湿った土の匂いとひんやりとした空気がなんとも不気味でナマエは帰りたくなっていた
『ゴーストポケモンとか出そうで嫌なんだけど』
「ハハっ!ナマエは怖がりだな!子供みたいだぞ?」
『……ニンジン食べれない人に言われたくない』
「うっ!…そっそれにしても随分奥まで来たな」
からかうつもりが逆に痛いところを突かれたダンデは苦笑いを浮かべ話をそらした
子供の足とは言えもう随分歩いた筈だ、疲労も積もりそろそろ諦めたいところだが先頭にいるソニアの足が止まることはなかった
「この辺りなの!確かにこう…びゅーんってあっちからこっちに飛んでって」
ソニアが見た事を身振り手振りで表現した時だ
薄緑色の光りが森の奥で円を描いて飛んでいくのを三人は目にし、お互いに驚いた顔を見合わせると何も言わず走り出した
きっとセレビィだ!
全員がレアポケモンに会えると興奮し霧の深い森を走り抜け光を追いかけた
木々の細い枝が頬を掠めても湿った土で足が滑りそうになりながらも光との距離を縮め、後もう少しという時だ
先頭のソニアが手を伸ばし茂みを抜けた瞬間、霧で見えなかった崖が姿を現す
『ソニアっ!!』
「ソニアっ!!」
名前を叫んだ時は既に遅くソニアの足は地面を踏み外し
手を伸ばしたまま下へと消えようとした彼女をダンデとナマエは咄嗟に掴み人一人分の重さに体が地面へと崩れ落ちる
「きゃぁぁっっ!!」
『うっ!!っ、ソニアっ、落ち着いて!』
「くっ、今助けるぜっ!」
底が見えない崖下に浮かぶ足、恐怖に怯えたソニアはパニックになり暴れてしまいダンデとナマエ二人がかりでもすぐには引っ張り上げれなかった
ただでさえ湿った土により滑ってしまいそうだ
ダンデは応援を呼ぼうとヒトカゲを呼び出し、同時にナマエも相棒の黒いヒトカゲをボールから呼び出した
『ヒトカゲ!手伝って!』
「俺達の体を引っ張ってくれ!」
すぐに二匹は二人の体を引っ張りダンデとナマエに腕を掴まれたソニアの体がようやく上へと引き上げられていく
服を汚しながら慎重に引き上げ、やっと崖上に避難できたソニアは大粒の涙を流しダンデに抱きついた
「うわぁぁぁん!!怖かったよぉぉ!!」
「うぶっソニアっ!苦しっ離れてくれっ!」
よほど怖かったのだろう
えんえんと泣く彼女と慌てるダンデが可愛くてナマエもホッとしその場にへたりと座り直した
『はぁ……良かった…ありがとうねヒトカゲ』
地面に座り込み膝にヒトカゲを乗せた時だ
ゴゴッ…と岩と岩が擦れるような音が聞こえたと思った瞬間、ガラリと彼女の座っていた地面がひび割れ突然の浮遊感に襲われた
地盤が元々脆くなっていたのだろう
視界に一瞬見えたのは金色の目を大きくさせたダンデの顔のみですぐに暗闇へと落ちていき
悲鳴を上げる間もなく崖下へと落ちていった
「ナマエッッッ!!!!」
遅れてダンデの悲痛な叫びを聞きながらナマエはこれから自分に襲ってくる落下による衝撃に備えヒトカゲを胸に抱きしめがら強く目を瞑る事しかできなかった
こんなに呆気なく死ぬんだ
明日からジムチャレンジなのに
『(ダンデくんともっとバトルしたかったな)』
ライバルとこれからもずっと戦ってチャンピオンを目指したかった
心残りを感じながら痛みを持つがいくら待っても痛みはなく
恐る恐る目を開けると
『…………あれ?』
空は真昼だというのに夜空が広がっていた
驚き自分の身の回りをキョロキョロと見回すと大きな怪我もなくリュックも背負ったままだ
崖下に落ちたはずだというのに崖もなくただ広い草原が風に揺れザワザワと夜の海のように流れていく
『ヒトカゲ…あたし達…確かに落ちたよね?』
クルル…
ヒトカゲもよく分からないっと言った顔をし困っているようだ
とにかくここが何処なのか調べようと歩き出すが見えるのは広い草原と野生ポケモン達くらいだ
『ロトムは…って家に置いてきたんだった、後は方角くらいしか頼れるのないな』
月を見て方角を調べようとすると空には何処から現れたのかじわじわと黒い雲が広がり…
『……嘘でしょ?』
ゴロゴロと鳴り出す雷の音に口元が引き攣りそうだ、彼女の嫌な予感は的中し雷鳴と共に降り出した雨により静かな草原は雷雨に包まれた
『もぉぉぉ!!次から次になんなの!!』
激しく打ち付けてくる雨はまるで小石のように痛くナマエは雨に弱いヒトカゲをボールに戻すと避難できる場所を探して走り出す
せめて雨だけでも凌げればと木を見つけては立ち止まるが風が強いせいか避難場所に向かない
ならば他だと暫く走り出すと小さな洞窟を見つけ中へと飛び込んだ
『はぁ、っ、はぁ〜〜〜!よかったぁ』
洞窟の中には同じく雨から避難した野生ポケモン達がいた、突然の人間に警戒心を見せるが
『ごめんね、ちょっとだけ避難させて?』
両手を合わせお願いするとポケモン達は自分達に危害を与える人間ではないと分かったのか唸り声を消しそれぞれ雨に濡れた毛並みを整えたりとリラックスしだす
『ありがとう、少し休んだら出てくから』
雨を吸い込んだ服は重くさっきまでまどろみの森を歩いた疲労も重なり彼女の身体は限界を迎え
『ちょっとだけ…寝かせて…そしたらハロンに帰って……ダンデくんとソニアに……』
急な眠気に負け崩れるように地面にグシャリと倒れ込むナマエ
頬を土に汚し倒れた彼女にポケモン達は慌てだし周りに集まるが気配を感じてもナマエの目は開く事はなかった
「見たわよ!絶対あれはセレビィだったわ!」
ソニアを先頭にナマエとダンデはまどろみの森を歩き回っていた、森は普段人を招き入れる事がないせいか道もなく伸び切った木々のせいで空からの光を遮り昼間でも薄暗い
明日のジムチャレンジの為に用意したリュックのせいで身体は重く
湿った土の匂いとひんやりとした空気がなんとも不気味でナマエは帰りたくなっていた
『ゴーストポケモンとか出そうで嫌なんだけど』
「ハハっ!ナマエは怖がりだな!子供みたいだぞ?」
『……ニンジン食べれない人に言われたくない』
「うっ!…そっそれにしても随分奥まで来たな」
からかうつもりが逆に痛いところを突かれたダンデは苦笑いを浮かべ話をそらした
子供の足とは言えもう随分歩いた筈だ、疲労も積もりそろそろ諦めたいところだが先頭にいるソニアの足が止まることはなかった
「この辺りなの!確かにこう…びゅーんってあっちからこっちに飛んでって」
ソニアが見た事を身振り手振りで表現した時だ
薄緑色の光りが森の奥で円を描いて飛んでいくのを三人は目にし、お互いに驚いた顔を見合わせると何も言わず走り出した
きっとセレビィだ!
全員がレアポケモンに会えると興奮し霧の深い森を走り抜け光を追いかけた
木々の細い枝が頬を掠めても湿った土で足が滑りそうになりながらも光との距離を縮め、後もう少しという時だ
先頭のソニアが手を伸ばし茂みを抜けた瞬間、霧で見えなかった崖が姿を現す
『ソニアっ!!』
「ソニアっ!!」
名前を叫んだ時は既に遅くソニアの足は地面を踏み外し
手を伸ばしたまま下へと消えようとした彼女をダンデとナマエは咄嗟に掴み人一人分の重さに体が地面へと崩れ落ちる
「きゃぁぁっっ!!」
『うっ!!っ、ソニアっ、落ち着いて!』
「くっ、今助けるぜっ!」
底が見えない崖下に浮かぶ足、恐怖に怯えたソニアはパニックになり暴れてしまいダンデとナマエ二人がかりでもすぐには引っ張り上げれなかった
ただでさえ湿った土により滑ってしまいそうだ
ダンデは応援を呼ぼうとヒトカゲを呼び出し、同時にナマエも相棒の黒いヒトカゲをボールから呼び出した
『ヒトカゲ!手伝って!』
「俺達の体を引っ張ってくれ!」
すぐに二匹は二人の体を引っ張りダンデとナマエに腕を掴まれたソニアの体がようやく上へと引き上げられていく
服を汚しながら慎重に引き上げ、やっと崖上に避難できたソニアは大粒の涙を流しダンデに抱きついた
「うわぁぁぁん!!怖かったよぉぉ!!」
「うぶっソニアっ!苦しっ離れてくれっ!」
よほど怖かったのだろう
えんえんと泣く彼女と慌てるダンデが可愛くてナマエもホッとしその場にへたりと座り直した
『はぁ……良かった…ありがとうねヒトカゲ』
地面に座り込み膝にヒトカゲを乗せた時だ
ゴゴッ…と岩と岩が擦れるような音が聞こえたと思った瞬間、ガラリと彼女の座っていた地面がひび割れ突然の浮遊感に襲われた
地盤が元々脆くなっていたのだろう
視界に一瞬見えたのは金色の目を大きくさせたダンデの顔のみですぐに暗闇へと落ちていき
悲鳴を上げる間もなく崖下へと落ちていった
「ナマエッッッ!!!!」
遅れてダンデの悲痛な叫びを聞きながらナマエはこれから自分に襲ってくる落下による衝撃に備えヒトカゲを胸に抱きしめがら強く目を瞑る事しかできなかった
こんなに呆気なく死ぬんだ
明日からジムチャレンジなのに
『(ダンデくんともっとバトルしたかったな)』
ライバルとこれからもずっと戦ってチャンピオンを目指したかった
心残りを感じながら痛みを持つがいくら待っても痛みはなく
恐る恐る目を開けると
『…………あれ?』
空は真昼だというのに夜空が広がっていた
驚き自分の身の回りをキョロキョロと見回すと大きな怪我もなくリュックも背負ったままだ
崖下に落ちたはずだというのに崖もなくただ広い草原が風に揺れザワザワと夜の海のように流れていく
『ヒトカゲ…あたし達…確かに落ちたよね?』
クルル…
ヒトカゲもよく分からないっと言った顔をし困っているようだ
とにかくここが何処なのか調べようと歩き出すが見えるのは広い草原と野生ポケモン達くらいだ
『ロトムは…って家に置いてきたんだった、後は方角くらいしか頼れるのないな』
月を見て方角を調べようとすると空には何処から現れたのかじわじわと黒い雲が広がり…
『……嘘でしょ?』
ゴロゴロと鳴り出す雷の音に口元が引き攣りそうだ、彼女の嫌な予感は的中し雷鳴と共に降り出した雨により静かな草原は雷雨に包まれた
『もぉぉぉ!!次から次になんなの!!』
激しく打ち付けてくる雨はまるで小石のように痛くナマエは雨に弱いヒトカゲをボールに戻すと避難できる場所を探して走り出す
せめて雨だけでも凌げればと木を見つけては立ち止まるが風が強いせいか避難場所に向かない
ならば他だと暫く走り出すと小さな洞窟を見つけ中へと飛び込んだ
『はぁ、っ、はぁ〜〜〜!よかったぁ』
洞窟の中には同じく雨から避難した野生ポケモン達がいた、突然の人間に警戒心を見せるが
『ごめんね、ちょっとだけ避難させて?』
両手を合わせお願いするとポケモン達は自分達に危害を与える人間ではないと分かったのか唸り声を消しそれぞれ雨に濡れた毛並みを整えたりとリラックスしだす
『ありがとう、少し休んだら出てくから』
雨を吸い込んだ服は重くさっきまでまどろみの森を歩いた疲労も重なり彼女の身体は限界を迎え
『ちょっとだけ…寝かせて…そしたらハロンに帰って……ダンデくんとソニアに……』
急な眠気に負け崩れるように地面にグシャリと倒れ込むナマエ
頬を土に汚し倒れた彼女にポケモン達は慌てだし周りに集まるが気配を感じてもナマエの目は開く事はなかった
