第一章
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元チャンピオン!熱烈な愛の告白
新旧チャンピオンのカップル誕生!
『はぁぁぁぁ…とんでもない事になってる』
あの日の出来事はガラル中に素早く広がってしまい僕がどんなに否定してもマスコミは微笑ましい顔をして聞いてくれない
照れ隠しに反対の事を言っていると思われているみたいだ
「ククッ!……で?オマエらいつからそういう仲だったわけ?」
『だぁかぁらっ!違いますってば!』
ニヤニヤしながら僕の新しい仕事場
バトルタワー内にあるチャンピオン専用執務室に遊びに来たキバナさんは、スマホロトムの記事を指先でスライドさせては意地悪い顔でこちらを見ている
『僕は女の子が好きです!チャンピオンになったし…これから可愛い女の子や綺麗なお姉さんと仲良くなれると思ってたのにっ!』
「んなハハッ〜お気の毒様!アイツが宣伝し回ってるから無理だろうな」
そう事の発端であるダンデさんは根回しが早い
ローズタワーをバトルタワーにしオーナーになったと思ったらタワーの宣伝と同時に僕の事を恋人として言い回っていた
スポンサーに紹介する時もさり気なく僕の腰を掴み、二人でマスコミに質問されれば僕が否定する前にダンデさんが答えてしまう
照れながら恋人宣言するオーナー様に恥ずかしくて怒る新チャンピオン…それがガラル中にイメージとして強く植え付けられた
『怖っ…ダンデさん怖っ!』
「執着心強そうだもんな、ありゃ絶対逃さないぜ?マスターボールでもそのうち投げてきそうだな」
「使えるならとっくに使ってたさ」
ケラケラ笑っているといつの間にか執務室に入っていたダンデさんが当然のように怖い事を言った
ポケモンじゃなくてよかった
マスターボールなんて逃げ場なしじゃないか!
『ダ、ダンデさん…いつの間に』
「君が女の子が好きって言った辺りからだぜ」
『ひっ!』
にこやかに笑っているのに彼の背中には黒い闇がゆらゆらと出ているのが見えた気がした
怯えてしまい咄嗟にキバナさんの背中に隠れるとダンデさんは余計に黒い闇を増やしこめかみに青筋ができた
「まあまあ、落ち着けって…アキラは元々ノンケなんだから許してやれよ」
『ノンケってなんですか?』
顔だけひょっこりと出しキバナさんを見上げると彼は自分の唇を軽く撫でながら言いづらそうに答えた
「ん〜?まあ…同性愛者から見てその気がない奴って事かな?元々同性が恋愛対象じゃないってやつ」
「俺だって別にゲイじゃないぜ?」
そこへすぐに反応したのはまさかのダンデさんだった
『え!じゃあなんで僕とキスしたんですか!』
何言ってんですか!と、前のめりに声をあげるとダンデさんは驚いたのか一瞬大きく目を見開き、じわじわと嬉しそうに瞳を細め顔を赤めた
「君に対しては特別だ、…うん……君が女でも男でも俺は君を好きになってたと思うぜ」
『〜〜っ、なんか凄い事言われた』
どちらの性別にしろ
僕が好き…改めて告白されたようで正直恥ずかしい
キバナさんの背中に戻り顔を彼の服に押し付けて熱い頰を冷ます事にした
キバナさん足が長いから背中というより腰に近いけど…
「確かに今回は俺が焦りすぎたのは理解してるぜ?だが宣言しとかないと遅かれ早かれ君は他の誰かに食べられてしまうだろ?」
またしても爆弾発言だ
まだ冷めきってない頰をそのままに僕はキバナさんの後ろから飛び出し文句を言う
『食べられるって…逆とは考えなかったんですか!僕が沢山の女の子を食べるって!僕だって男なんですよ!』
ふんすっと頰をピンクに染めながら意気込む小柄な少年の僕はどっから見ても肉食の捕食者ではなく獲物だ
無知な新チャンピオンはこのままではきっと男女関係なく美味しく食べられてしまう事だろう
と、彼らは思ったらしい
「分かってねぇな」
「ああ、全然分かってない…まあそこも可愛いがな」
怒った小動物を見るようにキバナさんとダンデさんはやれやれとため息をつき苦笑いした
「とにかく君を守る意味でもあるんだ、だからどうしても俺との事を無理と思うまでは暫く側にいさせてくれ」
『え…既に無理なんですけど』
「暫く……と、言ったろ?」
声が普段よりも一段低くなる
今すぐは駄目だと顔が…雰囲気が言っている
これ僕に拒否権ないんじゃ?
元ガラルの王様は今でも王の覇気を持ち新チャンピオンの僕なんかじゃ太刀打ちできない
そして本当に拒否権がなかった事を僕は今夜知る事になった
新旧チャンピオンのカップル誕生!
『はぁぁぁぁ…とんでもない事になってる』
あの日の出来事はガラル中に素早く広がってしまい僕がどんなに否定してもマスコミは微笑ましい顔をして聞いてくれない
照れ隠しに反対の事を言っていると思われているみたいだ
「ククッ!……で?オマエらいつからそういう仲だったわけ?」
『だぁかぁらっ!違いますってば!』
ニヤニヤしながら僕の新しい仕事場
バトルタワー内にあるチャンピオン専用執務室に遊びに来たキバナさんは、スマホロトムの記事を指先でスライドさせては意地悪い顔でこちらを見ている
『僕は女の子が好きです!チャンピオンになったし…これから可愛い女の子や綺麗なお姉さんと仲良くなれると思ってたのにっ!』
「んなハハッ〜お気の毒様!アイツが宣伝し回ってるから無理だろうな」
そう事の発端であるダンデさんは根回しが早い
ローズタワーをバトルタワーにしオーナーになったと思ったらタワーの宣伝と同時に僕の事を恋人として言い回っていた
スポンサーに紹介する時もさり気なく僕の腰を掴み、二人でマスコミに質問されれば僕が否定する前にダンデさんが答えてしまう
照れながら恋人宣言するオーナー様に恥ずかしくて怒る新チャンピオン…それがガラル中にイメージとして強く植え付けられた
『怖っ…ダンデさん怖っ!』
「執着心強そうだもんな、ありゃ絶対逃さないぜ?マスターボールでもそのうち投げてきそうだな」
「使えるならとっくに使ってたさ」
ケラケラ笑っているといつの間にか執務室に入っていたダンデさんが当然のように怖い事を言った
ポケモンじゃなくてよかった
マスターボールなんて逃げ場なしじゃないか!
『ダ、ダンデさん…いつの間に』
「君が女の子が好きって言った辺りからだぜ」
『ひっ!』
にこやかに笑っているのに彼の背中には黒い闇がゆらゆらと出ているのが見えた気がした
怯えてしまい咄嗟にキバナさんの背中に隠れるとダンデさんは余計に黒い闇を増やしこめかみに青筋ができた
「まあまあ、落ち着けって…アキラは元々ノンケなんだから許してやれよ」
『ノンケってなんですか?』
顔だけひょっこりと出しキバナさんを見上げると彼は自分の唇を軽く撫でながら言いづらそうに答えた
「ん〜?まあ…同性愛者から見てその気がない奴って事かな?元々同性が恋愛対象じゃないってやつ」
「俺だって別にゲイじゃないぜ?」
そこへすぐに反応したのはまさかのダンデさんだった
『え!じゃあなんで僕とキスしたんですか!』
何言ってんですか!と、前のめりに声をあげるとダンデさんは驚いたのか一瞬大きく目を見開き、じわじわと嬉しそうに瞳を細め顔を赤めた
「君に対しては特別だ、…うん……君が女でも男でも俺は君を好きになってたと思うぜ」
『〜〜っ、なんか凄い事言われた』
どちらの性別にしろ
僕が好き…改めて告白されたようで正直恥ずかしい
キバナさんの背中に戻り顔を彼の服に押し付けて熱い頰を冷ます事にした
キバナさん足が長いから背中というより腰に近いけど…
「確かに今回は俺が焦りすぎたのは理解してるぜ?だが宣言しとかないと遅かれ早かれ君は他の誰かに食べられてしまうだろ?」
またしても爆弾発言だ
まだ冷めきってない頰をそのままに僕はキバナさんの後ろから飛び出し文句を言う
『食べられるって…逆とは考えなかったんですか!僕が沢山の女の子を食べるって!僕だって男なんですよ!』
ふんすっと頰をピンクに染めながら意気込む小柄な少年の僕はどっから見ても肉食の捕食者ではなく獲物だ
無知な新チャンピオンはこのままではきっと男女関係なく美味しく食べられてしまう事だろう
と、彼らは思ったらしい
「分かってねぇな」
「ああ、全然分かってない…まあそこも可愛いがな」
怒った小動物を見るようにキバナさんとダンデさんはやれやれとため息をつき苦笑いした
「とにかく君を守る意味でもあるんだ、だからどうしても俺との事を無理と思うまでは暫く側にいさせてくれ」
『え…既に無理なんですけど』
「暫く……と、言ったろ?」
声が普段よりも一段低くなる
今すぐは駄目だと顔が…雰囲気が言っている
これ僕に拒否権ないんじゃ?
元ガラルの王様は今でも王の覇気を持ち新チャンピオンの僕なんかじゃ太刀打ちできない
そして本当に拒否権がなかった事を僕は今夜知る事になった
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