第二章(青年期)
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背中と腰をがっちりと支える何か
頬に触れる温かくて気持ちいい物
太陽に干した布団のような大好きな匂いに包まれて目を覚ますと
『んぅ…?』
朝…目が覚めるとあたしは実の兄の腕の中に抱かれていました
分厚い胸板に頰を寄せるように抱き寄せられたあたしはまるでまだ幼いホップをあやす時のようだった
『(お兄ちゃんったら…子供扱いしてっ!ていうかなんで一緒に寝てるの?)』
兄の腕の中から身を捩りながら抜け出すと、ふと自分の口内に違和感を感じた
『(なんだろ…なんか…口の中苦い?…喉も少しイガイガするし…風邪かな?)』
アイスを食べて居眠りしたのが悪かったのかもしれない、喉を片手で擦り反省しているとあたしの腹に浅黒く太い両腕が突然回された
『うわっ!おっお兄ちゃん?起きてたの?』
「ん……今…起きたぜ」
鼻にかかったような声を出す彼はきっとまだ半分夢の中だ
うつ伏せのまま額をあたしの腰に擦りつけ甘えてくるがっちりとした体をした男は、その後静かになりまた寝息をたてはじめる
『はぁ…朝食作るから離れて』
ペチペチと兄の手の甲を叩くとやっと分かってくれたのか腕の力が弱まり解放させる
その隙にベッドから降り口をゆすぎに向かったあたしを彼は乱れた前髪の隙間から見つめていたなんて…知らなかった
************************************************
チハルが朝食を作ってくれた
俺だけの為に作ってくれた食事だと思うとどんな物でも価値のある豪華な食事に感じた
向かい側の席で口に食べ物を運び動くピンク色の唇…昨夜は俺の物を咥えていたのだと思い出すとつい口元が緩んでしまいそうになる
『んむ?なぁに?さっきからジロジロ見て』
「いや?美味そうに食べるなぁと思ってな」
『だってお腹すいてたんだもん』
恥ずかしそうに口を尖らせた彼女はそっぽを向いてトーストに噛みついた
拗ねる姿も可愛くて全てを記憶として残しておきたいくらいだ
もしチハルが俺と一緒にここに住めば毎日こんな幸せな朝を迎えられるんだろうな
朝目を覚ませば俺の腕の中で幸せそうに眠っていて、コチラが寝たふりをしている間に腕の中から抜け出そうと困った顔をしているのも見れるわけだ
いっそ学校も辞めさせて家にずっといてくれないだろうか?
そうすれば目障りな虫もチハルに手を出さない
俺の帰りだけを待ち
俺だけに微笑むんだ
俺だけの為に生きる彼女が欲しい
欲を再確認してしまうと貪欲になる
例えそれが歪んでいようと構わない
俺は何よりも目の前の女性が欲しい
身も心も俺で満たし俺だけの物にしたい
嘘の微笑みを顔に貼り付けながら俺はじっと彼女の唇の動きだけを追いかけ喉奥を上下に揺らしていた
『そうだ!紅茶も準備してたんだ!お兄ちゃんも飲むよね?』
「ああ」
思い出した彼女は席を勢いよく立ち上がると体がぶつかったテーブルが揺れ動き、上に置かれていたスープの入ったマグカップが傾いた
パシャリと中身が溢れ落ち運悪く熱い液体は彼女の足にかかってしまった
『熱っ!』
「チハルっ!大丈夫かっ!」
苦痛に顔を歪めた彼女に俺はすぐに駆けつけ様子を確認した
ルームウェアにしていたTシャツから出た生足
太腿にかかってしまったのだろう、少し赤くなったそこに気が付き俺は直ぐ様チハルを抱き上げ濡れていないテーブルへと座らせた
『大丈夫だよ、ちょっとかかっただけだから』
「…赤くなってるじゃないか」
火傷は酷くない
ほんの少し赤くなってはいるがこの程度なら水膨れもしないだろう
それでも愛しい妹の怪我は胸を締め付けられるものだ
痛々しく可哀想な火傷の側を俺は優しく親指で撫で背中を屈め
『お兄ちゃん?』
「可哀想に…痛みをとるおまじないをしないとな」
『え?ちょっ!んッ、っ』
ちゅっ…っ…ちゅ…
俺はチハルの太腿へと数回啄むようにキスを送った
痛みを逃すおまじないだ
まあ半分は下心もあるがな
『ひっ…んっ…擽ったいよっ』
火傷の箇所を労るように優しいキスを贈りつつ俺の手はTシャツに隠れた奥…柔らかい肌の隙間へと忍び寄り彼女の足の付根をスルリと親指の腹で撫でた
『ふっ…んぅ』
すると彼女の口から甘い声が漏れ出た
感じてくれている
俺のキスと火傷の痛みを感じながら鳴く彼女が愛しくて…もっと鳴かせたくなりそうになる
ちゅっ…ぷ…
「どうだ?少しは痛みが弱くなっただろ?」
『え?…ぁ……うん』
あくまで兄の仮面を貼り付け警戒心を持たせないようにしてやれば素直なチハルはまんまと騙され、ホッと肩から力を抜いたのが見てわかった
本当なら舌で舐め取りたい
下から上へと舐め上げ、昨日可愛がってやれなかった君の大事な場所にも触れたい
だが…まだだ
焦るわけにはいかない
どんな珍しいポケモンも慌ててボールを投げるよりじわじわと弱らせてからの方がゲットしやすいからな
頬に触れる温かくて気持ちいい物
太陽に干した布団のような大好きな匂いに包まれて目を覚ますと
『んぅ…?』
朝…目が覚めるとあたしは実の兄の腕の中に抱かれていました
分厚い胸板に頰を寄せるように抱き寄せられたあたしはまるでまだ幼いホップをあやす時のようだった
『(お兄ちゃんったら…子供扱いしてっ!ていうかなんで一緒に寝てるの?)』
兄の腕の中から身を捩りながら抜け出すと、ふと自分の口内に違和感を感じた
『(なんだろ…なんか…口の中苦い?…喉も少しイガイガするし…風邪かな?)』
アイスを食べて居眠りしたのが悪かったのかもしれない、喉を片手で擦り反省しているとあたしの腹に浅黒く太い両腕が突然回された
『うわっ!おっお兄ちゃん?起きてたの?』
「ん……今…起きたぜ」
鼻にかかったような声を出す彼はきっとまだ半分夢の中だ
うつ伏せのまま額をあたしの腰に擦りつけ甘えてくるがっちりとした体をした男は、その後静かになりまた寝息をたてはじめる
『はぁ…朝食作るから離れて』
ペチペチと兄の手の甲を叩くとやっと分かってくれたのか腕の力が弱まり解放させる
その隙にベッドから降り口をゆすぎに向かったあたしを彼は乱れた前髪の隙間から見つめていたなんて…知らなかった
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チハルが朝食を作ってくれた
俺だけの為に作ってくれた食事だと思うとどんな物でも価値のある豪華な食事に感じた
向かい側の席で口に食べ物を運び動くピンク色の唇…昨夜は俺の物を咥えていたのだと思い出すとつい口元が緩んでしまいそうになる
『んむ?なぁに?さっきからジロジロ見て』
「いや?美味そうに食べるなぁと思ってな」
『だってお腹すいてたんだもん』
恥ずかしそうに口を尖らせた彼女はそっぽを向いてトーストに噛みついた
拗ねる姿も可愛くて全てを記憶として残しておきたいくらいだ
もしチハルが俺と一緒にここに住めば毎日こんな幸せな朝を迎えられるんだろうな
朝目を覚ませば俺の腕の中で幸せそうに眠っていて、コチラが寝たふりをしている間に腕の中から抜け出そうと困った顔をしているのも見れるわけだ
いっそ学校も辞めさせて家にずっといてくれないだろうか?
そうすれば目障りな虫もチハルに手を出さない
俺の帰りだけを待ち
俺だけに微笑むんだ
俺だけの為に生きる彼女が欲しい
欲を再確認してしまうと貪欲になる
例えそれが歪んでいようと構わない
俺は何よりも目の前の女性が欲しい
身も心も俺で満たし俺だけの物にしたい
嘘の微笑みを顔に貼り付けながら俺はじっと彼女の唇の動きだけを追いかけ喉奥を上下に揺らしていた
『そうだ!紅茶も準備してたんだ!お兄ちゃんも飲むよね?』
「ああ」
思い出した彼女は席を勢いよく立ち上がると体がぶつかったテーブルが揺れ動き、上に置かれていたスープの入ったマグカップが傾いた
パシャリと中身が溢れ落ち運悪く熱い液体は彼女の足にかかってしまった
『熱っ!』
「チハルっ!大丈夫かっ!」
苦痛に顔を歪めた彼女に俺はすぐに駆けつけ様子を確認した
ルームウェアにしていたTシャツから出た生足
太腿にかかってしまったのだろう、少し赤くなったそこに気が付き俺は直ぐ様チハルを抱き上げ濡れていないテーブルへと座らせた
『大丈夫だよ、ちょっとかかっただけだから』
「…赤くなってるじゃないか」
火傷は酷くない
ほんの少し赤くなってはいるがこの程度なら水膨れもしないだろう
それでも愛しい妹の怪我は胸を締め付けられるものだ
痛々しく可哀想な火傷の側を俺は優しく親指で撫で背中を屈め
『お兄ちゃん?』
「可哀想に…痛みをとるおまじないをしないとな」
『え?ちょっ!んッ、っ』
ちゅっ…っ…ちゅ…
俺はチハルの太腿へと数回啄むようにキスを送った
痛みを逃すおまじないだ
まあ半分は下心もあるがな
『ひっ…んっ…擽ったいよっ』
火傷の箇所を労るように優しいキスを贈りつつ俺の手はTシャツに隠れた奥…柔らかい肌の隙間へと忍び寄り彼女の足の付根をスルリと親指の腹で撫でた
『ふっ…んぅ』
すると彼女の口から甘い声が漏れ出た
感じてくれている
俺のキスと火傷の痛みを感じながら鳴く彼女が愛しくて…もっと鳴かせたくなりそうになる
ちゅっ…ぷ…
「どうだ?少しは痛みが弱くなっただろ?」
『え?…ぁ……うん』
あくまで兄の仮面を貼り付け警戒心を持たせないようにしてやれば素直なチハルはまんまと騙され、ホッと肩から力を抜いたのが見てわかった
本当なら舌で舐め取りたい
下から上へと舐め上げ、昨日可愛がってやれなかった君の大事な場所にも触れたい
だが…まだだ
焦るわけにはいかない
どんな珍しいポケモンも慌ててボールを投げるよりじわじわと弱らせてからの方がゲットしやすいからな