最終章
夢小説設定
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「あ〜あ、暫くはマスクで隠すか」
「大袈裟な奴だな君は」
今後の話を終えた後、三人でキルクスのジムを出るとキバナは黒いマスクを着けながら振り返った
「オレさまやる事できたから先に行くわ、ナマエちゃんどうする?スパイクタウン行くなら途中まで送るけど」
『いえ、あたしも少しこの辺りで特訓してから行きたいので大丈夫です』
「……ん、まあ何かあったらすぐ連絡な?すぐ駆けつけるから」
キバナは人差し指でマスクを少しずり下げ、背中を丸めたと思えば顔をゆっくりとナマエへ近づけて来た
「勿論キバナさまが恋しくなった時も連絡くれよ?すぐ抱きしめてあげるから」
『〜〜っ!』
「キバナっっ!」
突然の事に驚き顔を真っ赤に染めたナマエをダンデは咄嗟に背中に隠した
イタズラが成功した子供のように無邪気に笑うキバナはマスクを元に戻すとご機嫌にジムを去っていき
ダンデは大きくため息をしながら帽子を外し少し潰れた髪をかきあげた
『じゃあ…あたしもここで』
旅を続けようと次なる目的地へ移動しようとするが、彼女の手首をリストバンドをつけた浅黒い手が掴んだ
「待ってくれ!」
自然と足が止まり彼を見上げるとダンデは何度か言葉を出しかけては飲み込み、頰をじんわりと赤めていく
『ダンデさん?』
「その…今回の事で思ったんだが、俺達はもっとお互いを信じられるように一歩進むべきじゃないか?」
『……どう言う事ですか?』
彼が何を言いたいのか分からずじっと見つめると彼は帽子で自分の口元を隠し眉を八の字に下げた
「だから……もっと…お互いの愛を確かめ合える事を…その…したいんだが」
つまりは体による愛情表現の行為だ
やっとダンデが何を言いたいのか分かるとナマエは顔から湯気が出そうな程赤くなり、ダンデも似たような状態になった
それでも彼は彼女の手を離さず強めに握ってくる
「……ジムチャレンジ中に何を言ってると思うかもしれないが、俺は君に俺がどれ程惚れているか知ってほしい…二度と不安にならないように」
潤んだ琥珀色
さっきまで怒りに満ちていた瞳とは全く違い美しく輝いて見えた
「君の心と体に自分の物だと印をつけたい………駄目だろうか?」
『ぁ…いえ…でも…あたし…経験何もなくて…』
ソワソワと慌てる彼女が愛しくてダンデは小さく微笑み背中を丸めながら顔を近づけると
「……俺もだ」
色っぽく低い声を囁きながら顔を傾けた彼はそっと唇を重ね
帽子で重なった唇を隠し愛しい人とのキスを楽しんだ、周りからは二人がキスをしているとは分からないだろう
秘密のキスを終えるとダンデは嬉しそうに笑いナマエの手を繋ぎ直した
手首ではなく手のひらを合わせ指を絡めて繋ぎ、優しく引き寄せ二人は歩き出した
ダンデが彼女を案内した場所はシュートシティにある彼の自宅だった
役目を終えたリザードンはボールの中で休み室内はナマエとダンデだけ
妙に室内が静かに感じ早い胸の鼓動が耳の近くで聞こえてくる
『(ど、どうしよっ!来ちゃった!ダンデさんの家…いい匂いする、いやいや今それどころじゃない!この後どうするの?シャワー?シャワーの後は?服ってまた着るの?それとも裸で…)』
少ない知識でこれから起こる事を予想しようと必死になる
チラリと隣を見るとダンデは唇を噛み締め頰を赤めたまま視線がおかしい
彼もまた困惑しているようだった
『えっと、すっ素敵な家でんんっ!』
素敵な家ですね…と何でもない会話をしようとしたが、突然唇を奪われ言葉は飲み込まれた
大きく熱い彼の両手がナマエの頰を強く強く掴み唇を重ねてくる
『んっ、ーーっ、ぁ、っ』
「っ…ふっ……はぁ…っ」
触れるだけのキスを何度かし、彼女が呼吸をしようと口を開けると狙っていたかのようにダンデは自分の舌をねじ込ませ深いキスを贈った
音も無く床に落ちた彼の帽子
拾う事もできずダンデはキスに夢中になり、バランスを崩しそうになるナマエの腰に腕を回し抱き寄せた
『っぁ…ん』
ぎこちないキスだった
ダンデもナマエも深いキスなどした事がない
経験はないがお互いの舌を絡めると気持ちよくて何度も何度も唇を重ね甘い吐息を玄関に響かせた
ちゅっ……ぷ……
「ナマエ…っ…君を抱きたい」
少し濡れた唇をそのままにじっとコチラを見つめる琥珀
ナマエはまだ不安と緊張感があったが、彼を受け止めたくて自らダンデの唇に自分の唇を寄せ触れるだけのキスを贈った
「っ!〜〜っ、ナマエ!」
許してもらえた
ダンデは喜び、触れるだけのキスを贈ると彼女を抱き上げ寝室へと急いだ
『えっ、あのっ、シャワーとかは?』
「そんなの待てない!今すぐ君が欲しい!」
乱暴に足で開けられた寝室の扉
中には大きなベッドと彼が着ていたであろう服がくしゃりと床に落ちていた
元々こんな事になるなんて予想もしていなかった為、朝起きたままのベッドはシーツもシワができ綺麗とは言えない
少し後悔しながらもダンデはベッドへと彼女を下ろすと自分のチャンピオンユニフォームの上着の裾をクロスさせた手で掴み、すぐに脱ぎ始めた
『っ!』
目の前で服を脱ぎだす彼の体は鎧のように筋肉の凹凸がハッキリとしており、鍛え上げられた厚い胸板と割れた腹筋には小さな古傷が目立つ
そしてそのへそ下から僅かに見える下生えにナマエは大きく胸をときめかせた
「……ハァっ」
上着を脱ぎ捨てるとダンデは乱れた紫の髪を軽く後ろへと流し、じっと彼女を見下ろした
「………止めるなら今だぜ?」
ダンデの手がナマエの短パンから出た太腿を撫でてくる
『怖いけど…止めてほしくないです』
初めての行為に不安はまだ消えない
それでも受け入れたいと願う彼女にダンデは唇をきゅっと噛み締め泣きそうに瞳を細めた
「……ありがとうっ」
「大袈裟な奴だな君は」
今後の話を終えた後、三人でキルクスのジムを出るとキバナは黒いマスクを着けながら振り返った
「オレさまやる事できたから先に行くわ、ナマエちゃんどうする?スパイクタウン行くなら途中まで送るけど」
『いえ、あたしも少しこの辺りで特訓してから行きたいので大丈夫です』
「……ん、まあ何かあったらすぐ連絡な?すぐ駆けつけるから」
キバナは人差し指でマスクを少しずり下げ、背中を丸めたと思えば顔をゆっくりとナマエへ近づけて来た
「勿論キバナさまが恋しくなった時も連絡くれよ?すぐ抱きしめてあげるから」
『〜〜っ!』
「キバナっっ!」
突然の事に驚き顔を真っ赤に染めたナマエをダンデは咄嗟に背中に隠した
イタズラが成功した子供のように無邪気に笑うキバナはマスクを元に戻すとご機嫌にジムを去っていき
ダンデは大きくため息をしながら帽子を外し少し潰れた髪をかきあげた
『じゃあ…あたしもここで』
旅を続けようと次なる目的地へ移動しようとするが、彼女の手首をリストバンドをつけた浅黒い手が掴んだ
「待ってくれ!」
自然と足が止まり彼を見上げるとダンデは何度か言葉を出しかけては飲み込み、頰をじんわりと赤めていく
『ダンデさん?』
「その…今回の事で思ったんだが、俺達はもっとお互いを信じられるように一歩進むべきじゃないか?」
『……どう言う事ですか?』
彼が何を言いたいのか分からずじっと見つめると彼は帽子で自分の口元を隠し眉を八の字に下げた
「だから……もっと…お互いの愛を確かめ合える事を…その…したいんだが」
つまりは体による愛情表現の行為だ
やっとダンデが何を言いたいのか分かるとナマエは顔から湯気が出そうな程赤くなり、ダンデも似たような状態になった
それでも彼は彼女の手を離さず強めに握ってくる
「……ジムチャレンジ中に何を言ってると思うかもしれないが、俺は君に俺がどれ程惚れているか知ってほしい…二度と不安にならないように」
潤んだ琥珀色
さっきまで怒りに満ちていた瞳とは全く違い美しく輝いて見えた
「君の心と体に自分の物だと印をつけたい………駄目だろうか?」
『ぁ…いえ…でも…あたし…経験何もなくて…』
ソワソワと慌てる彼女が愛しくてダンデは小さく微笑み背中を丸めながら顔を近づけると
「……俺もだ」
色っぽく低い声を囁きながら顔を傾けた彼はそっと唇を重ね
帽子で重なった唇を隠し愛しい人とのキスを楽しんだ、周りからは二人がキスをしているとは分からないだろう
秘密のキスを終えるとダンデは嬉しそうに笑いナマエの手を繋ぎ直した
手首ではなく手のひらを合わせ指を絡めて繋ぎ、優しく引き寄せ二人は歩き出した
ダンデが彼女を案内した場所はシュートシティにある彼の自宅だった
役目を終えたリザードンはボールの中で休み室内はナマエとダンデだけ
妙に室内が静かに感じ早い胸の鼓動が耳の近くで聞こえてくる
『(ど、どうしよっ!来ちゃった!ダンデさんの家…いい匂いする、いやいや今それどころじゃない!この後どうするの?シャワー?シャワーの後は?服ってまた着るの?それとも裸で…)』
少ない知識でこれから起こる事を予想しようと必死になる
チラリと隣を見るとダンデは唇を噛み締め頰を赤めたまま視線がおかしい
彼もまた困惑しているようだった
『えっと、すっ素敵な家でんんっ!』
素敵な家ですね…と何でもない会話をしようとしたが、突然唇を奪われ言葉は飲み込まれた
大きく熱い彼の両手がナマエの頰を強く強く掴み唇を重ねてくる
『んっ、ーーっ、ぁ、っ』
「っ…ふっ……はぁ…っ」
触れるだけのキスを何度かし、彼女が呼吸をしようと口を開けると狙っていたかのようにダンデは自分の舌をねじ込ませ深いキスを贈った
音も無く床に落ちた彼の帽子
拾う事もできずダンデはキスに夢中になり、バランスを崩しそうになるナマエの腰に腕を回し抱き寄せた
『っぁ…ん』
ぎこちないキスだった
ダンデもナマエも深いキスなどした事がない
経験はないがお互いの舌を絡めると気持ちよくて何度も何度も唇を重ね甘い吐息を玄関に響かせた
ちゅっ……ぷ……
「ナマエ…っ…君を抱きたい」
少し濡れた唇をそのままにじっとコチラを見つめる琥珀
ナマエはまだ不安と緊張感があったが、彼を受け止めたくて自らダンデの唇に自分の唇を寄せ触れるだけのキスを贈った
「っ!〜〜っ、ナマエ!」
許してもらえた
ダンデは喜び、触れるだけのキスを贈ると彼女を抱き上げ寝室へと急いだ
『えっ、あのっ、シャワーとかは?』
「そんなの待てない!今すぐ君が欲しい!」
乱暴に足で開けられた寝室の扉
中には大きなベッドと彼が着ていたであろう服がくしゃりと床に落ちていた
元々こんな事になるなんて予想もしていなかった為、朝起きたままのベッドはシーツもシワができ綺麗とは言えない
少し後悔しながらもダンデはベッドへと彼女を下ろすと自分のチャンピオンユニフォームの上着の裾をクロスさせた手で掴み、すぐに脱ぎ始めた
『っ!』
目の前で服を脱ぎだす彼の体は鎧のように筋肉の凹凸がハッキリとしており、鍛え上げられた厚い胸板と割れた腹筋には小さな古傷が目立つ
そしてそのへそ下から僅かに見える下生えにナマエは大きく胸をときめかせた
「……ハァっ」
上着を脱ぎ捨てるとダンデは乱れた紫の髪を軽く後ろへと流し、じっと彼女を見下ろした
「………止めるなら今だぜ?」
ダンデの手がナマエの短パンから出た太腿を撫でてくる
『怖いけど…止めてほしくないです』
初めての行為に不安はまだ消えない
それでも受け入れたいと願う彼女にダンデは唇をきゅっと噛み締め泣きそうに瞳を細めた
「……ありがとうっ」