最終章
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ネモ達と再会した日
ナマエはそのまま自宅で一晩過ごし朝を迎えた
皆でナマエの家で朝ご飯を楽しみペパーとボタンはアカデミーに用がある為別行動となる
ペパーはギリギリまでアカデミーに戻るか彼女の側にいるか悩んでいたようだが、ボタンに引きずられ情けない声を出しながらアカデミーへと行ってしまう
「さて、ナマエはこれからどうするの?」
『ん〜特に考えてないよ、ネモは?』
「コルサさんとこに行く予定なんだ!最近またバトルしないで芸術がどうこうって騒いでるって聞くし…オモダカさんも気にしてたしね」
ネモはアカデミーではチャンピオンランクでありパルデアの誇る現チャンピオンだ
オモダカからジムの視察を依頼される事もありパルデア中を駆け回っている
『コルサさんか…あの迫力はちょっと怖いものがあるんだよね』
「あぁ〜懐かしいね!ナマエが勝った時もインスピレーションがどうとか血走った目で騒いでたもんね!」
ケラケラ笑うネモと共にナマエも途中まで同行しようと歩き出した
親しい友との話は尽きる事なく次から次へと話題が進む
そんな時だ
ふと道なりにアイス屋を見かけナマエは緑色の髪の青年を思い出した
『そう言えば、スピネルさん……ってあれからパルデアに来た?』
「ん?ああっ!あのアイスぶつけちゃった人?」
ネモも彼と出会った時の事は覚えている、アイスで服を汚してしまいハンカチを濡らして戻って来る時には姿を消していたが
アカデミーでも何度か目にしており彼の存在を覚えていたのだ
「ここ最近は全然見かけないよ?前は数ヶ月に一度くらいはパルデアに来て何か探しているようだったけど…研究者さんだし仕事が忙しいんじゃない?」
『……そっか、会えるかなって期待したんだけど…でも元気ならよかった』
彼とのティータイムは好きだった
優雅な仕草で淹れてくれる彼のお茶は美味しく、ゆったりとした二人だけの時間は癒やしとなっていた
寂しげに視線を落とすと隣を歩いていたネモはニヤニヤと笑いだし
「なになにっ?もしかしてスピネルさんの事好きだったの?」
『なっ!え?好きってっ』
「ふふっナマエってば恋多き乙女だね!」
『違うってば!』
「そうかそうか!お年頃だもんね!でも恋人が聞いたら嫉妬しちゃうかもね〜!」
『ネモっ!』
ムキになり怒れば怒る程楽しいものだ、ネモはコルサのジムに着くまでの間彼女をからかって遊び
街につく頃にはナマエは頰を膨らませご立腹だ
「あれ?ナマエ?」
『リコちゃん!ロイまで…どうしてここに?』
ボウルタウンに着くとそこにはリコとロイが待っていた
彼らの話を聞くとどうやら黒いレックウザの繋がりを求めてコルサに会いに来たらしい
「知り合い?」
『うん昨日話したあたしの旅の仲間だよ、リコちゃんロイくん!こっちはあたしの友達のネモ』
それぞれの紹介をするとロイとネモはさっそくバトルをしだしてしまう
ネモのバトルへの熱は知っているがどうやらロイも彼女と似たところがあるようだ
意気投合した二人のバトルを見ながらナマエはリコへと近寄り
『どうだった?家族とはちゃんと話せたの?』
「ん…ん〜多分」
飛行船で最後に話した会話が頭に引っ掛けていた
リコのこれからの考えを聞こうとすると彼女は苦笑いを浮かべ話を濁しちゃんとした答えは出してくれなかった
だが…彼女がこのまま旅を終えたくないのだという事は分かりナマエはリコの手をそっと握った
『あたしが言うのも変だけどさ、ライジングボルテッカーズの皆はリコちゃんがこのまま船に残りたいって言っても嫌な顔は絶対にしないと思うよ?』
「……そうかな?」
『うん!あたしはリコちゃんともっと旅したいし!フリードさん達だってきっとペンダントの謎を知りたくてウズウズしてると思うよ!そんな皆が旅を続けたいっていうリコちゃんを嫌がるわけないもん』
ライジングボルテッカーズに入って彼らがどういう人なのかナマエは知っている
冒険を愛し、何よりも仲間を大切にする彼らがリコを見捨てる筈がない
どんな事が待っていてもきっと最後まで力になると言ってくれる
『だからさ、一人で悩まないでね?』
ニッコリと笑顔を向けるとリコは口をへの字にさせ突然ナマエに抱きついた
「ああ〜〜っ!リコ狡い!ボクもナマエとぎゅってする!」
バトルを終えたロイは羨ましそうに声を上げたがリコはまだ離れてくれなかった
彼女なりに悩んでいたのだろう
やっと安心できたのか暫くリコはナマエに甘え気持ちが落ち着くと二人で微笑みあった
その後四人はアトリエに籠もっていたコルサから話しを聞く事ができた
彼は巨大な黒いレックウザに遭遇し芸術魂が強く刺激されてしまったようだ
ネモの説得もありジムバトルを再会する事を約束し、四人は黒いレックウザを見かけた森へと向かおうとするが
「待ちたまえ!」
ガシッとナマエの肩を後ろから掴むコルサはハァハァと妖しい息遣いをしており、ナマエはダラダラと冷や汗を浮かべだす
『な、何か?』
「キサマとのバトルをもう一度したい!また素晴らしいインスピレーションを!破壊と創造をワタシに見せてくれないか!」
『ひえっ!』
「え?ナマエとコルサさんって前にもバトルしてたの?」
二人の関係に疑問を持ったリコが何気なく聞くと本人の代わりにネモが答えてくれた
「ああ、ナマエはバッチ集めでコルサさんと戦った事あるからね!」
「え!そうなの!で?どっちが勝ったの?」
ロイも好奇心に目を輝かせる
「勿論ナマエだよ!」
「……凄い…ナマエってジムテストしてたんだ」
コルサからなんとか必死で逃げようとする彼女とそんなナマエを執念に追い回すコルサ
二人を見ながらリコとロイが驚きながら感心しているとネモの口から初めて聞く情報が出た
「因みにナマエは私のライバル!同じくパルデアのチャンピオンなんだよ!」
「「え……えぇぇぇ〜!!」」
ライバルという部分を強調して言うネモは何故か自分の事のように自慢げに話し、リコとロイは驚きに口が暫く開けっ放しだったらしい
ナマエはそのまま自宅で一晩過ごし朝を迎えた
皆でナマエの家で朝ご飯を楽しみペパーとボタンはアカデミーに用がある為別行動となる
ペパーはギリギリまでアカデミーに戻るか彼女の側にいるか悩んでいたようだが、ボタンに引きずられ情けない声を出しながらアカデミーへと行ってしまう
「さて、ナマエはこれからどうするの?」
『ん〜特に考えてないよ、ネモは?』
「コルサさんとこに行く予定なんだ!最近またバトルしないで芸術がどうこうって騒いでるって聞くし…オモダカさんも気にしてたしね」
ネモはアカデミーではチャンピオンランクでありパルデアの誇る現チャンピオンだ
オモダカからジムの視察を依頼される事もありパルデア中を駆け回っている
『コルサさんか…あの迫力はちょっと怖いものがあるんだよね』
「あぁ〜懐かしいね!ナマエが勝った時もインスピレーションがどうとか血走った目で騒いでたもんね!」
ケラケラ笑うネモと共にナマエも途中まで同行しようと歩き出した
親しい友との話は尽きる事なく次から次へと話題が進む
そんな時だ
ふと道なりにアイス屋を見かけナマエは緑色の髪の青年を思い出した
『そう言えば、スピネルさん……ってあれからパルデアに来た?』
「ん?ああっ!あのアイスぶつけちゃった人?」
ネモも彼と出会った時の事は覚えている、アイスで服を汚してしまいハンカチを濡らして戻って来る時には姿を消していたが
アカデミーでも何度か目にしており彼の存在を覚えていたのだ
「ここ最近は全然見かけないよ?前は数ヶ月に一度くらいはパルデアに来て何か探しているようだったけど…研究者さんだし仕事が忙しいんじゃない?」
『……そっか、会えるかなって期待したんだけど…でも元気ならよかった』
彼とのティータイムは好きだった
優雅な仕草で淹れてくれる彼のお茶は美味しく、ゆったりとした二人だけの時間は癒やしとなっていた
寂しげに視線を落とすと隣を歩いていたネモはニヤニヤと笑いだし
「なになにっ?もしかしてスピネルさんの事好きだったの?」
『なっ!え?好きってっ』
「ふふっナマエってば恋多き乙女だね!」
『違うってば!』
「そうかそうか!お年頃だもんね!でも恋人が聞いたら嫉妬しちゃうかもね〜!」
『ネモっ!』
ムキになり怒れば怒る程楽しいものだ、ネモはコルサのジムに着くまでの間彼女をからかって遊び
街につく頃にはナマエは頰を膨らませご立腹だ
「あれ?ナマエ?」
『リコちゃん!ロイまで…どうしてここに?』
ボウルタウンに着くとそこにはリコとロイが待っていた
彼らの話を聞くとどうやら黒いレックウザの繋がりを求めてコルサに会いに来たらしい
「知り合い?」
『うん昨日話したあたしの旅の仲間だよ、リコちゃんロイくん!こっちはあたしの友達のネモ』
それぞれの紹介をするとロイとネモはさっそくバトルをしだしてしまう
ネモのバトルへの熱は知っているがどうやらロイも彼女と似たところがあるようだ
意気投合した二人のバトルを見ながらナマエはリコへと近寄り
『どうだった?家族とはちゃんと話せたの?』
「ん…ん〜多分」
飛行船で最後に話した会話が頭に引っ掛けていた
リコのこれからの考えを聞こうとすると彼女は苦笑いを浮かべ話を濁しちゃんとした答えは出してくれなかった
だが…彼女がこのまま旅を終えたくないのだという事は分かりナマエはリコの手をそっと握った
『あたしが言うのも変だけどさ、ライジングボルテッカーズの皆はリコちゃんがこのまま船に残りたいって言っても嫌な顔は絶対にしないと思うよ?』
「……そうかな?」
『うん!あたしはリコちゃんともっと旅したいし!フリードさん達だってきっとペンダントの謎を知りたくてウズウズしてると思うよ!そんな皆が旅を続けたいっていうリコちゃんを嫌がるわけないもん』
ライジングボルテッカーズに入って彼らがどういう人なのかナマエは知っている
冒険を愛し、何よりも仲間を大切にする彼らがリコを見捨てる筈がない
どんな事が待っていてもきっと最後まで力になると言ってくれる
『だからさ、一人で悩まないでね?』
ニッコリと笑顔を向けるとリコは口をへの字にさせ突然ナマエに抱きついた
「ああ〜〜っ!リコ狡い!ボクもナマエとぎゅってする!」
バトルを終えたロイは羨ましそうに声を上げたがリコはまだ離れてくれなかった
彼女なりに悩んでいたのだろう
やっと安心できたのか暫くリコはナマエに甘え気持ちが落ち着くと二人で微笑みあった
その後四人はアトリエに籠もっていたコルサから話しを聞く事ができた
彼は巨大な黒いレックウザに遭遇し芸術魂が強く刺激されてしまったようだ
ネモの説得もありジムバトルを再会する事を約束し、四人は黒いレックウザを見かけた森へと向かおうとするが
「待ちたまえ!」
ガシッとナマエの肩を後ろから掴むコルサはハァハァと妖しい息遣いをしており、ナマエはダラダラと冷や汗を浮かべだす
『な、何か?』
「キサマとのバトルをもう一度したい!また素晴らしいインスピレーションを!破壊と創造をワタシに見せてくれないか!」
『ひえっ!』
「え?ナマエとコルサさんって前にもバトルしてたの?」
二人の関係に疑問を持ったリコが何気なく聞くと本人の代わりにネモが答えてくれた
「ああ、ナマエはバッチ集めでコルサさんと戦った事あるからね!」
「え!そうなの!で?どっちが勝ったの?」
ロイも好奇心に目を輝かせる
「勿論ナマエだよ!」
「……凄い…ナマエってジムテストしてたんだ」
コルサからなんとか必死で逃げようとする彼女とそんなナマエを執念に追い回すコルサ
二人を見ながらリコとロイが驚きながら感心しているとネモの口から初めて聞く情報が出た
「因みにナマエは私のライバル!同じくパルデアのチャンピオンなんだよ!」
「「え……えぇぇぇ〜!!」」
ライバルという部分を強調して言うネモは何故か自分の事のように自慢げに話し、リコとロイは驚きに口が暫く開けっ放しだったらしい