世界を越えて
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「それでは君、彼女に自己紹介を」
「はい、わかりました。…では、改めまして。私は葉桜悠真です。よろしくお願いしますね」
『はい、よろしくお願いします、葉桜先生。私は江藤みのりです』
「江藤さんですね、覚えました。よろしくお願いします」
私は葉桜先生と握手を交わした。
「…それでは、寂雷先生、江藤さんを少しお借りしてもいいですか?」
「ええ、勿論です。…みのりくん、私はここで待っているから、終わったらここに来なさい」
『はい、わかりました』
「それではいきましょうか」
『はい!』
私は葉桜先生と共に診察室へ入っていった。
そこで渡された粗方の資料に目を通し、葉桜先生と今後の予定を擦り合わせてその日は終った。
「…それでは、今日はこれで。お疲れさまでした。朝からよろしくお願いしますね」
『はい、こちらこそよろしくお願いします!』
お互い頭を下げ、葉桜先生は診察に戻っていった
私は資料を鞄にしまうと、寂雷先生の所に向かう
『…寂雷先生!お待たせしました!』
「…!おや、早かったですね」
待合室で待っていた寂雷先生は、足を組んで医療雑誌を読んでいたようで、私が声をかけると私の方に顔を向けた。
『すみません、お待たせしました!』
「いえいえ、これくらい大丈夫ですよ」
雑誌を元に戻し、受け付けに声をかけてから二人で外に出る
「仕事が決まって良かったですね」
と笑う寂雷先生に、私は満面の笑みで笑いかける
『全ては寂雷先生のお陰です!』
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいですね」
『本当のことですから!』
「なに、私はただ紹介しただけですから。後はみのりくんの実力ですよ」
『…もう、寂雷先生はお上手なんですから』
私は顔を赤くして拗ねて見せる
それでも寂雷先生は笑っている
…優しい人だ
…その時
ピロロロロ…
『あれ、だれだろう…』
私のスマホが鳴ったので、スマホを確認すると、一郎くんから。
『一郎くん…?』
「どうぞ、でてください」
『あ、ありがとうございます。…もしもし?』
〈おい姉ちゃん!いつまでどこ行ってんだよ!!〉
『わ…!?』
キイイン…とスマホから音が鳴る
『ご、ごめんごめん!寂雷先生に連絡して、会ってたの!お陰で仕事が決まったよ!』
〈仕事…?〉
『そう、寂雷先生のお知り合いの先生のクリニックのアルバイトなの!』
〈…お前、すげえ行動力だな…〉
『えへへ、そう?もっと誉めて!』
〈はいはい。…とにかく、今どこにいるんだ?〉
『いま?えっとね…』
住所がわからず、寂雷先生を見上げると、先生はにこりと笑って手を差し出した
「電話、代わってもらってもいいかな?」
『あ、はい、わかりました。…一郎くん、寂雷先生が代わってって言うから変わるね?』
〈…え、まさか寂雷先生まで…?〉
『え?何のはなし?』
〈…んーや、なんでもねぇ。代わってくれ〉
『わかった。…お願いします』
「うん、わかったよ」
寂雷先生にスマホを渡した
「…やぁ、一郎くん。久しいね」
しばらくしゃべったあと、寂雷先生はスマホを私に返してくれた
「…はい、どうぞ」
『あ、はい。一郎くんはなんて?』
「これから迎えに来るって言ってたよ。イケブクロの駅前で待ち合わせだ」
『なるほど!』
「それでは行こうか」
『はい!』
先生はナチュラルに私の手を取って歩きだした
さ、帰ろうか
(あれ、なんだかデジャヴ?)
「はい、わかりました。…では、改めまして。私は葉桜悠真です。よろしくお願いしますね」
『はい、よろしくお願いします、葉桜先生。私は江藤みのりです』
「江藤さんですね、覚えました。よろしくお願いします」
私は葉桜先生と握手を交わした。
「…それでは、寂雷先生、江藤さんを少しお借りしてもいいですか?」
「ええ、勿論です。…みのりくん、私はここで待っているから、終わったらここに来なさい」
『はい、わかりました』
「それではいきましょうか」
『はい!』
私は葉桜先生と共に診察室へ入っていった。
そこで渡された粗方の資料に目を通し、葉桜先生と今後の予定を擦り合わせてその日は終った。
「…それでは、今日はこれで。お疲れさまでした。朝からよろしくお願いしますね」
『はい、こちらこそよろしくお願いします!』
お互い頭を下げ、葉桜先生は診察に戻っていった
私は資料を鞄にしまうと、寂雷先生の所に向かう
『…寂雷先生!お待たせしました!』
「…!おや、早かったですね」
待合室で待っていた寂雷先生は、足を組んで医療雑誌を読んでいたようで、私が声をかけると私の方に顔を向けた。
『すみません、お待たせしました!』
「いえいえ、これくらい大丈夫ですよ」
雑誌を元に戻し、受け付けに声をかけてから二人で外に出る
「仕事が決まって良かったですね」
と笑う寂雷先生に、私は満面の笑みで笑いかける
『全ては寂雷先生のお陰です!』
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいですね」
『本当のことですから!』
「なに、私はただ紹介しただけですから。後はみのりくんの実力ですよ」
『…もう、寂雷先生はお上手なんですから』
私は顔を赤くして拗ねて見せる
それでも寂雷先生は笑っている
…優しい人だ
…その時
ピロロロロ…
『あれ、だれだろう…』
私のスマホが鳴ったので、スマホを確認すると、一郎くんから。
『一郎くん…?』
「どうぞ、でてください」
『あ、ありがとうございます。…もしもし?』
〈おい姉ちゃん!いつまでどこ行ってんだよ!!〉
『わ…!?』
キイイン…とスマホから音が鳴る
『ご、ごめんごめん!寂雷先生に連絡して、会ってたの!お陰で仕事が決まったよ!』
〈仕事…?〉
『そう、寂雷先生のお知り合いの先生のクリニックのアルバイトなの!』
〈…お前、すげえ行動力だな…〉
『えへへ、そう?もっと誉めて!』
〈はいはい。…とにかく、今どこにいるんだ?〉
『いま?えっとね…』
住所がわからず、寂雷先生を見上げると、先生はにこりと笑って手を差し出した
「電話、代わってもらってもいいかな?」
『あ、はい、わかりました。…一郎くん、寂雷先生が代わってって言うから変わるね?』
〈…え、まさか寂雷先生まで…?〉
『え?何のはなし?』
〈…んーや、なんでもねぇ。代わってくれ〉
『わかった。…お願いします』
「うん、わかったよ」
寂雷先生にスマホを渡した
「…やぁ、一郎くん。久しいね」
しばらくしゃべったあと、寂雷先生はスマホを私に返してくれた
「…はい、どうぞ」
『あ、はい。一郎くんはなんて?』
「これから迎えに来るって言ってたよ。イケブクロの駅前で待ち合わせだ」
『なるほど!』
「それでは行こうか」
『はい!』
先生はナチュラルに私の手を取って歩きだした
さ、帰ろうか
(あれ、なんだかデジャヴ?)