観音坂独歩
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ある日、私は、日頃疲れてる観音坂さんを癒すために、カフェに行こうと誘った
どこかと言うと、ふくろうカフェ、所謂動物喫茶だ
少しでも、観音坂さんの疲れ等が取れたらいいな、と思って誘ったのだった
ふくろうカフェには私自身も行ったことがなかったので、緊張はするが、動物たちならきっと大丈夫だろう、そう思うことにした
…そして、ふくろうカフェに行く当日
私は動物たちを怖がらせてはいけないと、服装や髪型等にも気を使い、待ち合わせ場所に向かった
私が待ち合わせ場所の近くにつく頃には、観音坂さんはすでに待ち合わせ場所に着いており、私が前もって伝えていたため、観音坂さんはシンプルかつ落ち着いた服装だった
『観音坂さん!お待たせしました!』
観音坂さんに気付き、あわてて駆け寄る
「…あ、おはようございます」
『はい、おはようございます』
観音坂さんはここのところ忙しかったようで、目の下の隈がひどいことになっていた
『…観音坂さん、大丈夫ですか…?』
「え…?大丈夫ですよ?」
私に心配をかけないためか、笑顔でそう言う観音坂さん
それでも、私は心配でたまらなかった
私は観音坂さんにそこにいてもらい、近くのコンビニでホットアイマスクを購入した
そして、近くの休めるところを探し、ベンチに座ると観音坂さんの背中を擦った
観音坂さんはふう、と息をついた
『…観音坂さん、無理しなくていいんですよ?』
私が泣きそうな顔でそう言うと、観音坂さんは苦笑する
「だ、大丈夫ですよ、少し目眩がしただけですから…」
観音坂さんはそう言うが、明らかに顔色が悪い
私は、観音坂さんの顔を覗き込むと、前に教わった目のマッサージを行い、そのあとホットアイマスクを観音坂さんに渡した
「…?これは…」
『コンビニで買ったホットアイマスクです。着けて目の付近の筋肉を暖めると、少しは楽になると思います』
「へ、へぇ…」
観音坂さんは感心した様子でホットアイマスクを受けとると、着けた
『観音坂さん、ここどうぞ』
「え…!?」
私が膝の上をポンポンと叩くと、観音坂さんは顔を真っ赤にした
『こういうときは、休まないと』
そう笑うと、観音坂さんはなんだか安心したような顔をした
「…ありがとうございます。…では…」
『はい』
観音坂さんは私の膝の上に頭をおき、ベンチに寝転んだ
『…どうです?』
「はい、すごく気持ちいいです」
『フフ、良かった』
私は観音坂さんの頭を撫でる
「え!?」
それに驚いた観音坂さんは緊張からか体がカチカチに固まる
『よーしよし。よく頑張りましたね』
私は、少しでも休んでもらいたくて観音坂さんの頭をまた撫でる
私がそのまま頭をなで続けていると、観音坂さんが泣いたような気がした
私はそのまま、観音坂さんの頭をなで続けるのだった
ーーーーー
あのあと、しばらくすると観音坂さんが寝てしまったので、私は自分のコートを観音坂さんにかけて、観音坂さんが起きるまで待った
「…ふわぁぁ…」
三時間くらいすると、あくびの声が聞こえた
観音坂さんが起きたのだろうか…
私がじっと観音坂さんの横顔を眺めていると、無言で観音坂さんが目を覚ました
『…!』
「…あれ、俺は…」
『どうですか?少しは気分が良くなっていればいいんですが…』
私がそう呟くように言うと、観音坂さんは驚いた様子で私を見る
「…!?」
『…?どうしました?』
「いっ、いえ!」
観音坂さんはそのまま勢いよく起き上がってしまう
…大丈夫なのだろうか…
はらはらしながら見つめていると、観音坂さんは苦笑した
「す、すみません…長い間待たせてしまったようで…さ!行きましょう!」
そう言った観音坂さんの顔は、なんだか赤かった
ーーーーー
観音坂さんが目覚めたあと、私たちはまっすぐふくろうカフェに向かった
まぁ、休んだお陰で観音坂さんは大分回復したようだから、よしとしよう
そう考え直して、二人、中へと入っていった
ふくろうカフェに入ると、入り口で色々説明を受け、それに同意すると中に入れるらしい
金額を確認してから、二人して同意し中に入った
「…!?」
入ると、観音坂さんが声にならないほど驚いたのがわかった
私たちは部屋の中の椅子に座る
いきなり知らないひとが入って来たからか、ふくろうたちが落ち着かない
しかし、私の願いが通じたのか、1羽のふくろうがこちらに来る
『わ、こっちに来た…!』
「ど、どうすればいいんだ…!」
ふくろうは、近くの木の枝に止まった
ジーッと観音坂さんを見ている
さすが動物…
昔聞いたのだ、動物は人の思いを察することがある、と
観音坂さんとふくろうがにらめっこをしていると、店員さんが来てふくろうが怖がらないように、観音坂さんが怪我をしないようにしてから、さわらせてくれた
普段はめったにそう言うことはやらないらしいが、ふくろう自ら来たことで、珍しいからと、さわらせてくれたらしい
さすが観音坂さんだ
動物には優しいひとがわかるんだな…
観音坂さんが緊張しつつも嬉しそうな顔をしているので、来て良かったと、思えたのだった
ふくろうカフェ
(帰り道、ありがとう。と、観音坂さんは言ってくれた。優しい人だ)
ーーーーーー
7700番の方のリクエストです。
完成までに時間がかかり申し訳ございません。
リクエストしていただいたご本人のみお持ち帰り可です。
どこかと言うと、ふくろうカフェ、所謂動物喫茶だ
少しでも、観音坂さんの疲れ等が取れたらいいな、と思って誘ったのだった
ふくろうカフェには私自身も行ったことがなかったので、緊張はするが、動物たちならきっと大丈夫だろう、そう思うことにした
…そして、ふくろうカフェに行く当日
私は動物たちを怖がらせてはいけないと、服装や髪型等にも気を使い、待ち合わせ場所に向かった
私が待ち合わせ場所の近くにつく頃には、観音坂さんはすでに待ち合わせ場所に着いており、私が前もって伝えていたため、観音坂さんはシンプルかつ落ち着いた服装だった
『観音坂さん!お待たせしました!』
観音坂さんに気付き、あわてて駆け寄る
「…あ、おはようございます」
『はい、おはようございます』
観音坂さんはここのところ忙しかったようで、目の下の隈がひどいことになっていた
『…観音坂さん、大丈夫ですか…?』
「え…?大丈夫ですよ?」
私に心配をかけないためか、笑顔でそう言う観音坂さん
それでも、私は心配でたまらなかった
私は観音坂さんにそこにいてもらい、近くのコンビニでホットアイマスクを購入した
そして、近くの休めるところを探し、ベンチに座ると観音坂さんの背中を擦った
観音坂さんはふう、と息をついた
『…観音坂さん、無理しなくていいんですよ?』
私が泣きそうな顔でそう言うと、観音坂さんは苦笑する
「だ、大丈夫ですよ、少し目眩がしただけですから…」
観音坂さんはそう言うが、明らかに顔色が悪い
私は、観音坂さんの顔を覗き込むと、前に教わった目のマッサージを行い、そのあとホットアイマスクを観音坂さんに渡した
「…?これは…」
『コンビニで買ったホットアイマスクです。着けて目の付近の筋肉を暖めると、少しは楽になると思います』
「へ、へぇ…」
観音坂さんは感心した様子でホットアイマスクを受けとると、着けた
『観音坂さん、ここどうぞ』
「え…!?」
私が膝の上をポンポンと叩くと、観音坂さんは顔を真っ赤にした
『こういうときは、休まないと』
そう笑うと、観音坂さんはなんだか安心したような顔をした
「…ありがとうございます。…では…」
『はい』
観音坂さんは私の膝の上に頭をおき、ベンチに寝転んだ
『…どうです?』
「はい、すごく気持ちいいです」
『フフ、良かった』
私は観音坂さんの頭を撫でる
「え!?」
それに驚いた観音坂さんは緊張からか体がカチカチに固まる
『よーしよし。よく頑張りましたね』
私は、少しでも休んでもらいたくて観音坂さんの頭をまた撫でる
私がそのまま頭をなで続けていると、観音坂さんが泣いたような気がした
私はそのまま、観音坂さんの頭をなで続けるのだった
ーーーーー
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「…ふわぁぁ…」
三時間くらいすると、あくびの声が聞こえた
観音坂さんが起きたのだろうか…
私がじっと観音坂さんの横顔を眺めていると、無言で観音坂さんが目を覚ました
『…!』
「…あれ、俺は…」
『どうですか?少しは気分が良くなっていればいいんですが…』
私がそう呟くように言うと、観音坂さんは驚いた様子で私を見る
「…!?」
『…?どうしました?』
「いっ、いえ!」
観音坂さんはそのまま勢いよく起き上がってしまう
…大丈夫なのだろうか…
はらはらしながら見つめていると、観音坂さんは苦笑した
「す、すみません…長い間待たせてしまったようで…さ!行きましょう!」
そう言った観音坂さんの顔は、なんだか赤かった
ーーーーー
観音坂さんが目覚めたあと、私たちはまっすぐふくろうカフェに向かった
まぁ、休んだお陰で観音坂さんは大分回復したようだから、よしとしよう
そう考え直して、二人、中へと入っていった
ふくろうカフェに入ると、入り口で色々説明を受け、それに同意すると中に入れるらしい
金額を確認してから、二人して同意し中に入った
「…!?」
入ると、観音坂さんが声にならないほど驚いたのがわかった
私たちは部屋の中の椅子に座る
いきなり知らないひとが入って来たからか、ふくろうたちが落ち着かない
しかし、私の願いが通じたのか、1羽のふくろうがこちらに来る
『わ、こっちに来た…!』
「ど、どうすればいいんだ…!」
ふくろうは、近くの木の枝に止まった
ジーッと観音坂さんを見ている
さすが動物…
昔聞いたのだ、動物は人の思いを察することがある、と
観音坂さんとふくろうがにらめっこをしていると、店員さんが来てふくろうが怖がらないように、観音坂さんが怪我をしないようにしてから、さわらせてくれた
普段はめったにそう言うことはやらないらしいが、ふくろう自ら来たことで、珍しいからと、さわらせてくれたらしい
さすが観音坂さんだ
動物には優しいひとがわかるんだな…
観音坂さんが緊張しつつも嬉しそうな顔をしているので、来て良かったと、思えたのだった
ふくろうカフェ
(帰り道、ありがとう。と、観音坂さんは言ってくれた。優しい人だ)
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7700番の方のリクエストです。
完成までに時間がかかり申し訳ございません。
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