山田二郎
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『…そういえば、なんで中庭によんだの?』
「ん?あ、ああ…その事な」
昼メシを食べたあと、江藤が言った
「今日のこと話そうと思ったんだよ」
『今日のこと?って…山田くんのおうちにお邪魔する話?』
「そう」
頷くと空を仰いだ
「…突然に俺んち来いって言ったから、お前、混乱してると思って。あー…その…」
くそ、好きだって言おうと思って呼び出したんだけどな…
『…?』
案の定江藤は首を傾げている
続きを促しているんだろう
「…だから、その」
『うん』
二人の間を、昼過ぎの爽やかな風が駆け抜けた
「…好きだって、言おうと思ったんだよ」
『…え…?』
時が止まる
『…やまだ、くん…?』
その言葉の意味を確認するかのように、名前を呼ばれる
「…だから、好きだって、言おうと思って呼んだんだよ」
今度こそ、ちゃんと聞こえただろう
そっと彼女の顔を覗くと、頬が真っ赤に染まっていった
『…え、それって…』
「あーもう!お前鈍すぎんだよ!」
わしゃわしゃと頭をかいた
自分の赤くなった顔を見せないように、帽子を江藤に被せた
『わっ!?』
「お前が好きだって言ってんだよ。一発で理解しろばーか」
思わず悪態をつくと、彼女はくすりと笑った
『…ふふ、ごめんね』
「…お前まじで今まで気付かなかったの?」
『え、だって山田くんモテるし、私なんて眼中にないんだろうなーとは思ってたけど…』
「…はぁ」
無自覚なのか、無意識なのか…
俺は思わずため息を着いた
『…え、ちょっと待って、このタイミングで告白されたってことは、もしかして…!』
「なんだよ、そこは気づいたのか?」
俺が好きな人として家族に紹介したい旨は伝わったらしい。
みるみる真っ赤に染まっていく顔に、愛しさがわいた
ー放課後
『ちょ、ちょっと待って!髪の毛乱れてない!?』
「大丈夫だって、ほら行くぞ。…ただいまー」
うたうだ言う江藤を引っ張って山田家のドアを開ける
だだだ…
「おお!二郎!お帰り!そしていらっしゃい!二郎の「兄ちゃん!!」はは、すまんな。とにかく入ってくれ」
「…ったく。…ほら、入れよ」
『う、うん…』
二郎くんとお兄さんに促され、室内に上がる
どうやら、弟くんもすでに帰ってきていたようで、リビングには中学生ぐらいの男の子がいた
「なんだ、帰ってきたのか二郎」
「おま!俺の彼女が来たときくらい…!」
「やだね!!」
『!』
思わず、山田くんの“俺の彼女”の単語に反応してしまう
次の瞬間、お兄さんの鉄拳が二人に落ちた
「やめろ二人とも!特に二郎!今日位大人にならないか!」
「うう、ごめんなさい一兄…」
「ごめんよ兄ちゃん…」
「二郎はもう一人謝る人がいるだろ?」
「…あ」
そこまでいって、ようやく思い出したのか、山田くんの顔がギギギと私の方向を向く
「…悪い、カッコ悪い所見せて…」
と、あちゃー、という顔をした山田くんをみて、思わず笑ってしまった
「な、なんで笑うんだよ?」
『う、ううん、いつもの山田くんと違って新鮮だなぁって』
そう言うと、三人はキョトンとした
「…二郎、いい彼女を持ったな」
「うん、そうだね…」
なんだか優しいかおしてる三人を見て、今度は私の方がキョトンとなった
「とにかく、これからも二郎のことをよろしく頼むぜ!」
『は、はい、わかりました!』
お兄さんに言われて、私はうなずいた
一気に進展
(友達から彼女(彼氏公認)、彼女(彼氏公認)から彼女(家族公認)に)
「ん?あ、ああ…その事な」
昼メシを食べたあと、江藤が言った
「今日のこと話そうと思ったんだよ」
『今日のこと?って…山田くんのおうちにお邪魔する話?』
「そう」
頷くと空を仰いだ
「…突然に俺んち来いって言ったから、お前、混乱してると思って。あー…その…」
くそ、好きだって言おうと思って呼び出したんだけどな…
『…?』
案の定江藤は首を傾げている
続きを促しているんだろう
「…だから、その」
『うん』
二人の間を、昼過ぎの爽やかな風が駆け抜けた
「…好きだって、言おうと思ったんだよ」
『…え…?』
時が止まる
『…やまだ、くん…?』
その言葉の意味を確認するかのように、名前を呼ばれる
「…だから、好きだって、言おうと思って呼んだんだよ」
今度こそ、ちゃんと聞こえただろう
そっと彼女の顔を覗くと、頬が真っ赤に染まっていった
『…え、それって…』
「あーもう!お前鈍すぎんだよ!」
わしゃわしゃと頭をかいた
自分の赤くなった顔を見せないように、帽子を江藤に被せた
『わっ!?』
「お前が好きだって言ってんだよ。一発で理解しろばーか」
思わず悪態をつくと、彼女はくすりと笑った
『…ふふ、ごめんね』
「…お前まじで今まで気付かなかったの?」
『え、だって山田くんモテるし、私なんて眼中にないんだろうなーとは思ってたけど…』
「…はぁ」
無自覚なのか、無意識なのか…
俺は思わずため息を着いた
『…え、ちょっと待って、このタイミングで告白されたってことは、もしかして…!』
「なんだよ、そこは気づいたのか?」
俺が好きな人として家族に紹介したい旨は伝わったらしい。
みるみる真っ赤に染まっていく顔に、愛しさがわいた
ー放課後
『ちょ、ちょっと待って!髪の毛乱れてない!?』
「大丈夫だって、ほら行くぞ。…ただいまー」
うたうだ言う江藤を引っ張って山田家のドアを開ける
だだだ…
「おお!二郎!お帰り!そしていらっしゃい!二郎の「兄ちゃん!!」はは、すまんな。とにかく入ってくれ」
「…ったく。…ほら、入れよ」
『う、うん…』
二郎くんとお兄さんに促され、室内に上がる
どうやら、弟くんもすでに帰ってきていたようで、リビングには中学生ぐらいの男の子がいた
「なんだ、帰ってきたのか二郎」
「おま!俺の彼女が来たときくらい…!」
「やだね!!」
『!』
思わず、山田くんの“俺の彼女”の単語に反応してしまう
次の瞬間、お兄さんの鉄拳が二人に落ちた
「やめろ二人とも!特に二郎!今日位大人にならないか!」
「うう、ごめんなさい一兄…」
「ごめんよ兄ちゃん…」
「二郎はもう一人謝る人がいるだろ?」
「…あ」
そこまでいって、ようやく思い出したのか、山田くんの顔がギギギと私の方向を向く
「…悪い、カッコ悪い所見せて…」
と、あちゃー、という顔をした山田くんをみて、思わず笑ってしまった
「な、なんで笑うんだよ?」
『う、ううん、いつもの山田くんと違って新鮮だなぁって』
そう言うと、三人はキョトンとした
「…二郎、いい彼女を持ったな」
「うん、そうだね…」
なんだか優しいかおしてる三人を見て、今度は私の方がキョトンとなった
「とにかく、これからも二郎のことをよろしく頼むぜ!」
『は、はい、わかりました!』
お兄さんに言われて、私はうなずいた
一気に進展
(友達から彼女(彼氏公認)、彼女(彼氏公認)から彼女(家族公認)に)