山田二郎
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今朝、兄ちゃんに、好きなやつを連れてこいと言われ、意気込んで教室の前に立つ。
「…よし!」
ガラガラ…
「は、はよ!」
『…あ、おはよう、山田くん』
俺に気づいたらしい江藤が声をかけてくる
「お、おう、はよ」
いつも通りに挨拶できたか、ちょっと自信がないよ、兄ちゃん…
江藤に歩み寄ると、今日は日直らしく、席に座って日誌をかきはじめていた。
「…って、お前毎回先書き始めるのな」
俺が苦笑しながらいうと、アイツはあわてて
『だ、だって山田くんお兄さんのお手伝いあって忙しいでしょ…!?』
「俺とじゃねーときも先に書き初めてんじゃん」
『う…』
「ほら、やっぱりな」
図星だったらしい、アイツは言葉につまっている。
「…お前さぁ、誰かのために何かしてやりてえって言う心がけはすげえ立派だと思うけど、自分のことも大事にしろよ」
そう言って江藤の頭をぽんぽんと撫でた。
『…ふふ、山田くん優しいね』
ふにゃりと笑う江藤に、頬に熱が集まるのを感じて、ふいっとそっぽを向いた。
「別に!…ほら、さっさとやっちまおうぜ!」
江藤の前の椅子に座って、一緒に日直の仕事を片付けようとした。
「…お前さ、今日ヒマ?」
『え、なんで?』
「その…に、兄ちゃんたちがお前に会いたいっていってんだよ!」
「え、山田くんのお兄さんが!?…私なにかしでかしたかな…」
江藤は自分がなにかしでかしたのかと考え込む。
…あー、ちげえよ、ただの挨拶だっての!
そう思うものの、そう言うのは恥ずかしくて、
「とにかく!放課後空いてるなら空けとけよ!」
ビシッと指差していうと、江藤は驚いてからふにゃりと笑って
『…うん、わかった』
とうなずいた。
ー…
昼休み
「山田くん!今日もお弁当作ってきたの!食べてくれる?」
「私も作ってきたの!」
今日も女子たちが弁当を持って俺の前に並ぶ。
いつもなら受けとるとこだけど…
「…」
『…!』
ちらりと江藤を見ると、目があった。
あいつは、目が合うと速攻で目を反らした。(若干凹む…)
「…いつも悪い、でも、今日は受け取れねぇんだ」
「え!?」
「なんで!?」
「なんででも。…ごめんな」
俺がそうもうしわけなさそうに断ると、女子たちは渋々去っていった。
「おーいジロちゃん、お前にしては珍しいじゃん。なんかあったわけ?」
茶化してくるダチ
「…別に、なにもねぇよ」
「…へーえ?ふーん?」
俺の雰囲気を察したのか、ダチはなにも言わずにまぁ頑張れよと肩を叩いて去っていった。
「…、ほら、江藤!」
『え…?』
日誌と一緒にメモを渡す
“中庭で待ってる”
ドキドキタイム
(…チャンス、なのか…?)
「…よし!」
ガラガラ…
「は、はよ!」
『…あ、おはよう、山田くん』
俺に気づいたらしい江藤が声をかけてくる
「お、おう、はよ」
いつも通りに挨拶できたか、ちょっと自信がないよ、兄ちゃん…
江藤に歩み寄ると、今日は日直らしく、席に座って日誌をかきはじめていた。
「…って、お前毎回先書き始めるのな」
俺が苦笑しながらいうと、アイツはあわてて
『だ、だって山田くんお兄さんのお手伝いあって忙しいでしょ…!?』
「俺とじゃねーときも先に書き初めてんじゃん」
『う…』
「ほら、やっぱりな」
図星だったらしい、アイツは言葉につまっている。
「…お前さぁ、誰かのために何かしてやりてえって言う心がけはすげえ立派だと思うけど、自分のことも大事にしろよ」
そう言って江藤の頭をぽんぽんと撫でた。
『…ふふ、山田くん優しいね』
ふにゃりと笑う江藤に、頬に熱が集まるのを感じて、ふいっとそっぽを向いた。
「別に!…ほら、さっさとやっちまおうぜ!」
江藤の前の椅子に座って、一緒に日直の仕事を片付けようとした。
「…お前さ、今日ヒマ?」
『え、なんで?』
「その…に、兄ちゃんたちがお前に会いたいっていってんだよ!」
「え、山田くんのお兄さんが!?…私なにかしでかしたかな…」
江藤は自分がなにかしでかしたのかと考え込む。
…あー、ちげえよ、ただの挨拶だっての!
そう思うものの、そう言うのは恥ずかしくて、
「とにかく!放課後空いてるなら空けとけよ!」
ビシッと指差していうと、江藤は驚いてからふにゃりと笑って
『…うん、わかった』
とうなずいた。
ー…
昼休み
「山田くん!今日もお弁当作ってきたの!食べてくれる?」
「私も作ってきたの!」
今日も女子たちが弁当を持って俺の前に並ぶ。
いつもなら受けとるとこだけど…
「…」
『…!』
ちらりと江藤を見ると、目があった。
あいつは、目が合うと速攻で目を反らした。(若干凹む…)
「…いつも悪い、でも、今日は受け取れねぇんだ」
「え!?」
「なんで!?」
「なんででも。…ごめんな」
俺がそうもうしわけなさそうに断ると、女子たちは渋々去っていった。
「おーいジロちゃん、お前にしては珍しいじゃん。なんかあったわけ?」
茶化してくるダチ
「…別に、なにもねぇよ」
「…へーえ?ふーん?」
俺の雰囲気を察したのか、ダチはなにも言わずにまぁ頑張れよと肩を叩いて去っていった。
「…、ほら、江藤!」
『え…?』
日誌と一緒にメモを渡す
“中庭で待ってる”
ドキドキタイム
(…チャンス、なのか…?)