十六話
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こんこん
ノックをして入るのは、救急病棟で敏腕と有名な先生らしい(救急隊の人が教えてくれた)
「はい、どうぞ」
「失礼します」
寂雷先生と二人で診察室に入る
中には、30代~40代位の男性が座っていた
こちらを見ると、穏やかな微笑みを浮かべる男性
「…あなた方が、患者を救ってくださった方ですね。とても迅速で適切な対応を感謝します。お陰でこちらも、直ぐに手が打てました」
『いえ!私は…』
「ふふ、みのりくんは十分役目を果たしてくれましたよ」
そう言って笑う寂雷先生に、男性は尋ねる
「それでは、あなたが患者を救ってくださった方ですか?」
「ええ、"救った"とは些か大袈裟な気がしますが…あの場では適切な処置が出来ませんでしたし」
「それでも、あの場では最善の処置をしてくださいました。ありがとうございます。…失礼ですが医師の方ですか?」
寂雷先生と、男性の話が弾む
「いえ、私は医術を心得ているだけで、医師ではないのですよ」
「おや!その手腕をお持ちで医師でないのですか!?それは勿体無い!もし宜しければ、資格を取るお手伝いをさせていただけませんか?」
「それは大変光栄なことですが…そんなことをして怒られないのですか?」
「ええ、この病院では古株の部類でね。割りと融通は効くんですよ」
と穏やかに笑う男性
思わず寂雷先生と顔を見合わせて微笑み合う
「…ふふ、おっと、失礼。お二人が昔の私と妻の様で微笑ましくてね」
「私と…」
『妻…?』
…それって…!!
思わず顔を赤くすると
「ふふ、そう見えますか?」
『じゃ、寂雷先生!?』
訂正しないの!?
そんな意味を込めて見つめると、寂雷先生は茶目っ気たっぷりに口に人差し指を当ててウインクした
そんなこんなで、寂雷先生は救急病棟の先生である男性とすっかり意気投合してしまい、医師の資格を取る支援をしてもらう約束をしてもらった。
「…それでは、準備ができたらまたご連絡しますので」
「はい、お待ちしてます」
『ありがとうございました!』
「いえいえ。こちらこそ。」
二人で男性の診察室を出た
『…良かったですね!寂雷先生!』
「ええ、これで少しずつみのりくんに返すことができる」
『そんな…私は…』
「ふふ、今までお世話になったからね」
『そんなにお世話してるつもりはないんですけどね』
と笑うと、寂雷先生はとても優しい目で私を見た
「…君は本当に優しいんだね」
『そんな、寂雷先生こそ』
「ふふ、じゃあ一緒だね」
『ですね』
二人でそんな話をしながら帰宅した
支援
(良かった…!)
ノックをして入るのは、救急病棟で敏腕と有名な先生らしい(救急隊の人が教えてくれた)
「はい、どうぞ」
「失礼します」
寂雷先生と二人で診察室に入る
中には、30代~40代位の男性が座っていた
こちらを見ると、穏やかな微笑みを浮かべる男性
「…あなた方が、患者を救ってくださった方ですね。とても迅速で適切な対応を感謝します。お陰でこちらも、直ぐに手が打てました」
『いえ!私は…』
「ふふ、みのりくんは十分役目を果たしてくれましたよ」
そう言って笑う寂雷先生に、男性は尋ねる
「それでは、あなたが患者を救ってくださった方ですか?」
「ええ、"救った"とは些か大袈裟な気がしますが…あの場では適切な処置が出来ませんでしたし」
「それでも、あの場では最善の処置をしてくださいました。ありがとうございます。…失礼ですが医師の方ですか?」
寂雷先生と、男性の話が弾む
「いえ、私は医術を心得ているだけで、医師ではないのですよ」
「おや!その手腕をお持ちで医師でないのですか!?それは勿体無い!もし宜しければ、資格を取るお手伝いをさせていただけませんか?」
「それは大変光栄なことですが…そんなことをして怒られないのですか?」
「ええ、この病院では古株の部類でね。割りと融通は効くんですよ」
と穏やかに笑う男性
思わず寂雷先生と顔を見合わせて微笑み合う
「…ふふ、おっと、失礼。お二人が昔の私と妻の様で微笑ましくてね」
「私と…」
『妻…?』
…それって…!!
思わず顔を赤くすると
「ふふ、そう見えますか?」
『じゃ、寂雷先生!?』
訂正しないの!?
そんな意味を込めて見つめると、寂雷先生は茶目っ気たっぷりに口に人差し指を当ててウインクした
そんなこんなで、寂雷先生は救急病棟の先生である男性とすっかり意気投合してしまい、医師の資格を取る支援をしてもらう約束をしてもらった。
「…それでは、準備ができたらまたご連絡しますので」
「はい、お待ちしてます」
『ありがとうございました!』
「いえいえ。こちらこそ。」
二人で男性の診察室を出た
『…良かったですね!寂雷先生!』
「ええ、これで少しずつみのりくんに返すことができる」
『そんな…私は…』
「ふふ、今までお世話になったからね」
『そんなにお世話してるつもりはないんですけどね』
と笑うと、寂雷先生はとても優しい目で私を見た
「…君は本当に優しいんだね」
『そんな、寂雷先生こそ』
「ふふ、じゃあ一緒だね」
『ですね』
二人でそんな話をしながら帰宅した
支援
(良かった…!)