十五話
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翌日ー…
『…ふわあ』
朝早く起きて、朝ごはんを作る
『…にしても本当に力仕事だな…』
かき混ぜるのも一苦労である
「…おう、はよ」
『あ、左馬刻、おはよう』
朝一番に起きてきたのは左馬刻だった
…銃兎よりも左馬刻の方が起きてくるの早いんだ、意外…
そんなことを思いながら、無言で朝御飯を作るのに専念した
「…今日の朝飯はなんだ?」
『っあ、左馬刻。今日はね、卵焼きと、ご飯と、サラダと、お味噌汁と…』
後ろから左馬刻の顔がそばに来て、驚きつつも冷静を装い答える
「へえ、旨そうだな」
『…あ、左馬刻のコーヒーが飲みたい』
「あ?俺様のコーヒーなんて飲んでどうする」
『左馬刻、コーヒー淹れるの上手いって知ってるから』
にへらと笑って見せる
「…!…しかたねぇな。どこだ」
『えっと…』
コーヒーの粉の場所を教えると、左馬刻は早速コーヒーを淹れ始めた
コポポポ…
『…』
左馬刻のコーヒーを淹れる姿が様になっていて、思わず見とれる
「…オイ」
『あ、ごめんなさい』
あわててお味噌汁をかき混ぜる
「おら、入ったぞ」
コーヒーカップが押し付けられる
『あ…ありがとう!』
一旦火を止めてコーヒーを受け取り、一口飲む
ほんのり苦く、甘い
『…左馬刻、お砂糖入れた?』
「おう。お前そのまんまだと苦手そうだったからな」
『わ、なんでわかったの?』
「はっ、勘だ」
左馬刻は得意気に笑った
そのうち、だんだんみんな起きてきた
「おはようございます」
『おはようございます。…あ、寂雷先生、今日、朝ごはん食べて少ししたら、伊弉冉さんの着回しするスーツ買いにいくので、お願いします』
「あぁ、昨日のやつですね。わかりました」
寂雷先生はにこりと微笑んだ
朝御飯をおえ、洗い物を買って出てくれた一郎くんと伊弉冉さんに洗い物を任せ、寂雷先生と買い物に出る
『それじゃあ行ってくるね、戸締まりお願いします』
「はい、わかりました。お気をつけて」
『行ってきます』
「いってらっしゃい」
買い物を終えて、駅に向かう途中に事件は起こった
『…?あれ?寂雷先生、どうかしました?』
「…あ、いや、あの人が気になって…」
『あの人?』
寂雷先生が指差すのは、駅に向かって歩く男性
『…あの男性がどうかしました?』
「…なにかおかしい」
寂雷先生がそう言った時だった
バタン!
その男性が倒れた
寂雷先生は迷うことなくその男性の駆け寄り、診察を試みる
「大丈夫ですか!?聞こえますか!?」
『じゃ、寂雷先生…』
「みのりくん、救急車を。それからそこのベージュのカーディガンの方、駅員さんを呼んできてAEDを持ってきてください」
寂雷先生はてきぱきと指示をだし、その男性を診察していく
駅員さんが持ってきたAEDによって、電気ショックが行われ、心臓マッサージを行った結果、男性は意識を取り戻した
「…あ、あれ、俺は…」
「よかった、もうすぐ救急車が来ますから」
ピーポーピーポーピーポー…
「おや、来ましたね」
ガラガラガラ…
「お疲れ様です!ここに、医者の方がいらっしゃると伺ったのですが…」
「え?」
寂雷先生がえ?と言った顔で私を見る
『すみません、つい…』
「はは、大丈夫だよ。…すみません、私は医術を心得ていますが、医者の資格は持っていません」
「そうなんですか?見ていた方の話では、素晴らしい手腕で患者を助けたとか…」
「いえいえ、そこまででは」
謙遜する寂雷先生
「とにかく、一緒に病院までお越しください」
「…みのりくん、いいかい?」
『はい、勿論!』
事件発生!
(寂雷先生大活躍!)
『…ふわあ』
朝早く起きて、朝ごはんを作る
『…にしても本当に力仕事だな…』
かき混ぜるのも一苦労である
「…おう、はよ」
『あ、左馬刻、おはよう』
朝一番に起きてきたのは左馬刻だった
…銃兎よりも左馬刻の方が起きてくるの早いんだ、意外…
そんなことを思いながら、無言で朝御飯を作るのに専念した
「…今日の朝飯はなんだ?」
『っあ、左馬刻。今日はね、卵焼きと、ご飯と、サラダと、お味噌汁と…』
後ろから左馬刻の顔がそばに来て、驚きつつも冷静を装い答える
「へえ、旨そうだな」
『…あ、左馬刻のコーヒーが飲みたい』
「あ?俺様のコーヒーなんて飲んでどうする」
『左馬刻、コーヒー淹れるの上手いって知ってるから』
にへらと笑って見せる
「…!…しかたねぇな。どこだ」
『えっと…』
コーヒーの粉の場所を教えると、左馬刻は早速コーヒーを淹れ始めた
コポポポ…
『…』
左馬刻のコーヒーを淹れる姿が様になっていて、思わず見とれる
「…オイ」
『あ、ごめんなさい』
あわててお味噌汁をかき混ぜる
「おら、入ったぞ」
コーヒーカップが押し付けられる
『あ…ありがとう!』
一旦火を止めてコーヒーを受け取り、一口飲む
ほんのり苦く、甘い
『…左馬刻、お砂糖入れた?』
「おう。お前そのまんまだと苦手そうだったからな」
『わ、なんでわかったの?』
「はっ、勘だ」
左馬刻は得意気に笑った
そのうち、だんだんみんな起きてきた
「おはようございます」
『おはようございます。…あ、寂雷先生、今日、朝ごはん食べて少ししたら、伊弉冉さんの着回しするスーツ買いにいくので、お願いします』
「あぁ、昨日のやつですね。わかりました」
寂雷先生はにこりと微笑んだ
朝御飯をおえ、洗い物を買って出てくれた一郎くんと伊弉冉さんに洗い物を任せ、寂雷先生と買い物に出る
『それじゃあ行ってくるね、戸締まりお願いします』
「はい、わかりました。お気をつけて」
『行ってきます』
「いってらっしゃい」
買い物を終えて、駅に向かう途中に事件は起こった
『…?あれ?寂雷先生、どうかしました?』
「…あ、いや、あの人が気になって…」
『あの人?』
寂雷先生が指差すのは、駅に向かって歩く男性
『…あの男性がどうかしました?』
「…なにかおかしい」
寂雷先生がそう言った時だった
バタン!
その男性が倒れた
寂雷先生は迷うことなくその男性の駆け寄り、診察を試みる
「大丈夫ですか!?聞こえますか!?」
『じゃ、寂雷先生…』
「みのりくん、救急車を。それからそこのベージュのカーディガンの方、駅員さんを呼んできてAEDを持ってきてください」
寂雷先生はてきぱきと指示をだし、その男性を診察していく
駅員さんが持ってきたAEDによって、電気ショックが行われ、心臓マッサージを行った結果、男性は意識を取り戻した
「…あ、あれ、俺は…」
「よかった、もうすぐ救急車が来ますから」
ピーポーピーポーピーポー…
「おや、来ましたね」
ガラガラガラ…
「お疲れ様です!ここに、医者の方がいらっしゃると伺ったのですが…」
「え?」
寂雷先生がえ?と言った顔で私を見る
『すみません、つい…』
「はは、大丈夫だよ。…すみません、私は医術を心得ていますが、医者の資格は持っていません」
「そうなんですか?見ていた方の話では、素晴らしい手腕で患者を助けたとか…」
「いえいえ、そこまででは」
謙遜する寂雷先生
「とにかく、一緒に病院までお越しください」
「…みのりくん、いいかい?」
『はい、勿論!』
事件発生!
(寂雷先生大活躍!)