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銀夜
烏さん、人間界でお祭りがあるんだ。
一緒に行こうよ! -
銀浄
いや…私は…
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銀夜
烏さん、カッコいいもん。
きっと皆の注目を浴びるね! -
銀浄
そうか…
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銀夜
僕はステキな連れを自慢しちゃう♪
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銀夜
ワクワクするなあ♪
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銀浄
銀夜どの。
悪いが…私は人間界には行くことはできない… -
銀夜
ええ!どうして…?
イヤなの?
僕と一緒でもダメ? -
銀浄
私はこの背中の羽根を隠すことができない。
人間に見せる訳にはいかないのだ… -
銀夜
そう…(人間界には「コスプレ」なんて遊びがあるから、それで誤魔化すとか…無理か💦)
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銀浄
私は留守番をしているから、銀夜どのだけで行ってくるといい。
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銀浄
私はそなたが帰ってくるのを待っている。
みやげ話を楽しみにしている -
銀夜
うん…わかった…
(僕の妖力で何とかできたら…。今の僕には無理だな) -
銀夜は自分でも計り知れないほどの妖力を持っています。しかし、今は暴走してしまい、コントロールできない状態です。
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銀浄
銀夜どのが楽しめるのが一番だ。
私にとってもそれが嬉しい -
銀夜
うん。待っててね!お土産や面白い話、たくさん持って帰るから
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銀浄
あまり、人間の男の子を翻弄しないようにな
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銀夜
うぐぐ…覚えていたのかあ。
わかったよ。ほどほどにしておくよ。 -
銀夜
行ってきまーす
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銀夜を見送る銀浄。
その優しい笑顔にちょっと胸を痛めつつ、いつかきっと二人で行こうと思う銀夜。
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