デュラララ‼

六臂さんはいつでも優しい。突然迷い込んできた俺を受け止めてくれた。

だけど、俺は怖いんです。

その優しさが、他の誰かに向けられるコトが。

…誰かに、捨てられるコトが。

夜になるといつでも胸が苦しくなる。

だから誰もいない公園で、一人で光る月を見ながら泣くんです。

でも…

「俺、月の傍にずっといるから…」

そう言って握ってくれた手が温かくて。

六臂さんの優しさが嬉しくて。

俺も願いを込めて、その手を握り返したんです。

──ずっと、六臂さんの隣にいられますように──





繋いだ手 あなたの優しさ 伝わって




[END]


実はこれを思いついた際に、自分オリジナルの派生を思いついたり…。臨也の派生でつっきーの昔の男と、静雄の派生でつっきーの先輩\(^p^)/纏まったら小説にする…かも?
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