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就寝前
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テヒョン
サラン……
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サラン
どうしたの?
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テヒョン
明日あえなくなっても
後悔しないためのハグ -
そう言ってテヒョンは、ぎゅっと私を抱きしめた。
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テヒョン
怖い…怖いよ
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サラン
私も怖いよ……
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テヒョン
サランをこうやって抱きしめたいから
絶対生き残る -
その希望を、私が潰すこともあるんだよテヒョン。
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夜
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今日もこっそりとリビングに集まる。
入ると、眠たそうにしているユンギさん。 -
シュガ
よし、さっき話したウォヌでいいか?
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サラン
いや、今日はナヨンさんにしたいです
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シュガ
は…どうして?
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サラン
今日ナヨンさんが、私たちが話しているのを聞いたらしく、たぶん明日は殺しにかかってくる。
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モモが最後に教えてくれたこと。
モモも、ナヨンさんの話を聞いて私が人狼だってこと、知ってたみたい。
そのうえで、情報をくれた。
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シュガ
ウォヌが助けるかもしれないぞ?
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サラン
それでもいいから、可能性にかけたいです。
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シュガ
そっか。じゃあ、やるぞ?
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【人狼によってナヨンさんが選ばれました】
【ナヨンさんは狩人によって守られたので処刑されません】
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