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不死川実弥 長編
(完結)
はごろも折々、蝉時雨
月日は流れ、匡近の死を嘆く間もなく実弥は鬼殺隊の柱となった。それから数年。各々が心に抱き続けてきたものは、緩やかに、柔らかな音をたて、愛の形を変えてゆく───
(完結)
はごろも折々、蝉時雨
▽ あらすじ ▽
実弥と匡近の育手を果たした元風柱には、娘(夢主)がいた。先祖より代々鬼狩りを受け継ぐ家に生まれ育った夢主と、匡近の引き合わせで夢主の父のもとへやってきた実弥。月日は流れ、匡近の死を嘆く間もなく実弥は鬼殺隊の柱となった。それから数年。各々が心に抱き続けてきたものは、緩やかに、柔らかな音をたて、愛の形を変えてゆく───