修兵


【夢主は唐突に、彼に『好き』と伝えてみた】
〜修兵の場合〜



修「はっ!?…な、お前今…なんて…」


彼はとても驚いる様だ
私の目を見たまま動かない
かと思うと、真っ赤になってその顔を右手で隠した


修「嘘…じゃあ、ねえよな?」


その言葉にコクンと小さく頷く
そして再び『好き』だと伝えた
そうすると彼は全身から力が抜けた様にしゃがみ込んだ


修「はぁ〜〜…なんだ、今までの考えは杞憂だったのか…。お前の事ずっと好きだったから、ウジウジしてる間に他の奴に取られんじゃねえかって心配してたんだよ。全く…恥ずかしい限りだぜ」


顔を真っ赤にしたまま、恥ずかしそうにそう語る
そう言われると、なんだか私も恥ずかしくなってきた

私も彼の真似をしてしゃがみ込むと、
俯いていた顔が上がり、熱い眼差しを向けられる


修「…俺も、お前が好きだ」


そして彼は私の身体を引き寄せ、
優しく唇を重ねた


-end-