修兵
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パシンッ!
部屋に響く乾いた音
頬にジンジンと伝わる痛みが次第に熱を帯びていく
「…修兵、最っ低」
楓は顔を歪ませ、目に涙を浮かべながらそう言った
どうやら、俺が他の女とキスをしているのを見てしまった様だ
修「悪い楓。でも…俺の心はお前だけのものだ」
「じゃあ…どうしてっ…」
俺を問い詰める声が震えている
苦しそうな楓を見ると、ズキンと心が痛む
…だがその反面
俺の心は悦を覚えてしまう
楓の心は俺だけに向いているんだと
俺の為だけに泣いて怒るその姿が…
どうしようもなく嬉しくて
どうしようもなく好きなんだ
…ほら、
俺はまた一つ
悦を覚える
-end-