平子
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「ハァ…欲張り」
楓の口癖の欲張りってのは
俺だけに言う台詞や
平「しゃーないやろ。何が不満やねん」
「不満って言うか自覚あるならやめてよね?」
たぶんあれやろ
楓の食べかけの菓子を食うたり
淹れたての茶ァ飲んだり
気合い入れて向かおうとしとる任務に俺が付いてったり
楓が欲しがっとったもんを俺が先に入手したり
そんな事ばっかしとるもんやから、
俺が欲張りや思てんのやろな
「…もういいよ。私これから用事あるし。じゃあね」
平「待てや。用事て何の用事やねん」
「…真子には関係無いでしょ」
平「男か?」
そう言うと、楓はバツの悪そうな顔して目を逸らした
それを見て俺は、無意識に楓の腕を引っ張り、
無理矢理唇を重ねた
…行かすワケ無いやろが
「んんっ…!」
平「…悪いなァ楓
…お前の言う通り、俺は欲張りなんや」
-end-