冬獅郎
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コンコン…
執務室の扉がノックされる
だが中からの返事が無い
ノックの主は扉をゆっくり開け、中をヒョコっと覗く
「冬獅郎…いないの?」
楓が中を覗けば、
ソファーの上で昼寝をしている冬獅郎の姿
忍足で音を立てない様に側へ近付く
「クスッ…また寝てる。可愛い寝顔」
寝ている冬獅郎の頭をソッと撫でれば、
窓から差し込む陽の光を浴びた白髪が輝き揺れ動く
楓は周囲を見渡し誰もいない事を確認
キュッと死覇装を掴み目を瞑ると、
ゆっくりと寝ている冬獅郎に顔を近付けた
チュッ…と、音を立てて離れる唇
そして罪悪感を少し残しつつも、
笑みを溢し執務室を出て行った
扉がバタンと閉まる
冬「…可愛いのはどっちだよ」
…唇に残る感触に俺は溺れる
唇を指先でなぞり、楓の熱を思い出す
今日こそは…と、思ったが
また空寝をしてしまった
冬「次こそは…」
…って、毎回同じ事言ってんな
-end-