藍染
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彼女には、
私だけに向ける愛想笑いがある
藍「おはよう月宮くん」
「おはようございます。隊長宛にお手紙です」
藍「僕宛に?ありがとう」
私が礼を言うと、ニコッと微笑む
…彼女のそれが愛想笑いだと気付いているのは
私ぐらいだろう
藍「君の笑顔は素敵だね」
「…どう言う意味ですか」
藍「そのままの意味だよ」
私に向けられていた愛想笑いが
突如として消えた
それに代わり、冷たく据わった瞳が向けられる
藍「…どうしたんだい?僕何か言ったかな」
「…私も素敵だと思いますよ、貴方の愛想笑い。とても上手だし一人称が〝僕″なんですから…思わず騙されちゃいますよね」
…彼女がこの私をどう思っているかなんて
とうの昔に知っていたさ
「…でも好きですよ貴方の事。その愛想笑いも含めて全部。貴方は…こんな私はお好きですか?」
魅了される似た者同士の愛想笑い
だから私は、彼女が好きなんだ
-end-