ギン
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ギ「…どないしたん?」
目の前にはまるで巣から落ちた雛鳥の様に、
あの子がペタリと地面に座り込んどった
「…実は足首を捻った様で、その、とても痛く…」
目元を潤わせながら、足首を押さえ痛みを我慢しとる
ギ「捻挫してもうたんか?そりゃあ痛いやろ。ボクが四番隊まで運んだるわ」
「そんな、隊長のお手を借りる訳には…!」
ギ「ええから任しとき。動けへんのやろ」
楓をヒョイっと横抱きに抱える
想像より軽くて思わず驚いた
ホンマに雛鳥みたいやなぁ…
ボクはこの可愛らしい雛鳥に負担を掛けん様に、
四番隊まで優しく運んだ
ギ「ほなボクはこれで。後は誰か呼んできたるから…」
ふと部屋を出ようとすると、
隊長羽織の裾をキュッと掴まれ後ろに引っ張られる
振り返れば、
可愛らしく頬を染めた雛鳥がボクを見上げとった
そんな姿が愛おしくて、思わず胸が高鳴る
…そんな顔されたら、
キミのこと手放したく無くなるやん
-end-