冬獅郎
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日差しが照りつける炎天下
外から戻って来た楓は、
汗をかきながら襟元をパタパタと扇ぐ
熱を逃す為に少し開かれた胸元に、
思わず眉間に皺を寄せた
…そんな格好で人前を歩いて来たのか?
「ねえ、冬獅郎…」
汗ばむ肌に張り付く髪
肌を伝いながらポタリと汗が落ち、
熱い吐息が口から漏れる
そして俺に近寄り恥ずかしそうに何かを渇望する瞳
少し煽情的な姿の楓から視線を逸らし、
俺は黙ってそれに応えた
「…わあ!ありがとう!」
俺の氷輪丸によって、
一瞬で部屋が涼しくなる
…それでも、
俺の熱はまだ冷めない
-end-