吉良
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僕は、小さな嘘をつく
「吉良副隊長、体調悪いんですか?」
僕が執務室のソファーで項垂れでいると、
そう言って彼女は僕の額に手を当てた
…温かい
彼女の生きている証が伝わってくる
「熱は無さそうですね」
吉「すまない、少し体調が優れなくて…でも大丈夫だ」
ただ少し、事務仕事に疲れただけだ
机に向かっていると肩が凝る
ただそれだけ…
でも僕は、小さな嘘をついた
「駄目ですよ!体調が悪いなら無理しちゃいけません!」
彼女は心配そうに僕を見つめる
…ゴメンよ楓
本当は君に、心配をかけさせる気は無いんだ
それでもどうか、
小さな嘘をつくこんな僕を
許しほしい
-end-