一護
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ねえ一護、この方程式の答えってこれで合ってる?」
護「…まず問題に代入しろって書いてあるだろ。代入もせずに答えが出る訳無えだろ」
楓は納得すると、再びノートに向き合った
問題を解く度に百面相をしている
俺はそんな楓を見てつい笑っちまった
下を向き問題を睨む楓
…耳に掛けた髪がサラリと落ちれば掬いたくなる
悩みながらシャーペンを口元に当てていれば、
ムギュッとなる唇に触れたくなる…
「数学って答えが決まってるから、式のどこか一つでも間違えるともうダメだよね。あーあ、やだやだ」
無意識に伸ばしかけた手
慌ててそれを引っ込めた
ブー垂れる楓に先ずは問題を読み解く力を付けろ…
と言いたくなるが、楓の気持ちも少しだけ分かる…
護「なあ…楓…」
…もし俺とお前の間に方程式があるなら
何を代入すればいいだろう?
俺達の関係に決まった答えがあると言うのなら、
果たして正しい答えは出るだろうか?
-end-