ここに分類不可の三題噺を置きます。
三題噺(安心、片付かない部屋、キーホルダー)
2025/10/03 20:02彼と別れて、私の家から追い出してはや数ヶ月。部屋は片付かないままだ。ふらっと帰ってきたらそのまま居座りそうで、安心出来ないと思ったから、有給を2日ほど取り、真剣に向き合うことにした。なんで私が、あんな酷い男と今一度向き直らなきゃならないのだろうか。癪である。彼の服は捨てる、私の服は売る、揃えていた食器は?この際リサイクルに出そうか。買ってくれたカラーボックスは、中に自分のものが詰まりすぎているので、処分を諦めた。年末の大掃除よりもよく働いて、気付けば夜の9時を過ぎている。今日はもう外で食べようと、鍵を取り出した瞬間、チリンと鈴の音がなる。手元の鍵を見ると、初デートで買ったキーホルダーがついていた。
(あ)
逃れられなくて気づいた。部屋が片付かなかった理由も。もう切っては切り離せないものなのだ。あの日々に私の安心も夢も詰まってたこと、それが壊れてしまったこと。反省は出来ても後悔が残る限り、ずっとこのままなんだ。
(ま、後悔なんてないけど)
キーホルダーを外す。一筋だけ涙をこぼした。乾くまでほったらかして、牛丼。
(あ)
逃れられなくて気づいた。部屋が片付かなかった理由も。もう切っては切り離せないものなのだ。あの日々に私の安心も夢も詰まってたこと、それが壊れてしまったこと。反省は出来ても後悔が残る限り、ずっとこのままなんだ。
(ま、後悔なんてないけど)
キーホルダーを外す。一筋だけ涙をこぼした。乾くまでほったらかして、牛丼。
