ここに分類不可の三題噺を置きます。

三題噺(壊れた腕時計、港のカモメ、秘密の落書き)

2025/09/12 15:58
この星を探索するにあたり、磁場の影響か腕時計が壊れてしまい。海に投げっぱなしたところ、港のカモメが餌と間違えて飲み込み、オエオエしながら苦しみ、ご臨終。一件を見届けた人間が運悪く多く、不法投棄と動物虐待とのことで、現在交番のお巡りさんの話を聞いている。
「なんだって、腕時計なんか投げ込んだんだ。ゴミの分別も、そんな厄介なもんでもないだろうに」
「いやぁ、ははは」
母星で作成されたものは、人間に見つかっちゃダメな決まりなのだ。だからって捨てるのはよくないですよねぇ。ね!キャプテン!はぁ。キャプテンからも大目玉喰らうのが目に見えている。
「君、ペンなんて取り出して。どうしたんだ?」
俺は船に帰るための合言葉を書く、見た目はペンなんだけど明らかに普通のボールペンじゃないペンを取り出し、oOpcS!!と机に書いた。こちらの言葉だとこれが1番近い模様。秘密の落書きは光り輝き、俺を船艇へと帰還させる。ふぅ。危なかったぜ。
「ボンクラーーーー!!!!」
キャプテンが呼んでる。地球って星でも、俺みたいな人間をボンクラって言うらしい。失礼しちゃうぜ。光り輝くって意味だよこっちの星じゃね。
「聞いてんのか、ボンクラ!!」
「はいはい、ただいま〜」
報告書、何枚書かされるんだろねこりゃ。ひとつ、笑みをこぼしてコックピットへ向かった。俺はボンクラ。

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