ここに分類不可の三題噺を置きます。

三題噺(神話、篝火、事もなく)

2025/09/01 08:25
篝火を焚いて神話を深々と語れども、みんな懐中電灯を持っていて事もなく闇の中へ消えていく。「大丈夫、耳では聞いている」そう言われてしまうと、続ける他なくて、篝火にまた薪を焚べて話し続ける。返答がないので、こだまが聞こえくらい大声になってしまう。こだま以外の返答はなく、そのうちにこだまが木霊となり、篝火を囲むように座った。僕は悲しみを忘れて夢中になり、心を込めて神話を読む。夜の静けさは深まっていった。

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