ここに分類不可の三題噺を置きます。

三題噺(ひび割れたガラス、マフラー、月明かり)

2025/08/29 15:22
窓から差し込む月明かりが、シルクのマフラーを撫でています、ひび割れたガラスのグラスしかないものだから、私はワインを飲むたびに口を切り、それでも渇きを満たすためには仕方のないことでした。シルクのマフラーは、天の川と同じ色。多少ワインをこぼしても、目立つ汚れにはなりませんでしたが、月明かりは全て暴いてしまいそうで恥ずかしいですね。私はテーブルの上がごちゃごちゃのまま、マフラーに包まってソファーで眠ります。月明かりは透明に、日の出のせいで隠れてしまいます。日の出に晒されたくなくて、私はソファーに丸まりました。喉が渇く。真昼はいつだってそう。だから、また月明かりが窓を差すまで眠る。深く深く、眠る。

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