ここに分類不可の三題噺を置きます。
三題噺(傘、望遠鏡、約束)
2025/08/14 18:49妹は狐に魅入られてる。狐の足音だけ、俺は聞き取れる。
「ぼうえんきょうほしい!」
「おめぇには、はえーよタコ」
学校で天文学クラブに入った俺は、学校から望遠鏡を借りてきて、晴れた日は夜空を観察する。飯食ったら寝るクセ、妹は覗きたがるし、終いには欲しいと言う。狐の足音がする。はいはい、叶えなければ吊し上げか?
「なにしてるの?」
「お前の神様との、予定調和」
大きな蝙蝠傘に、桐で小さな穴を開けた。しゃーなし、星座の配置も多少意識してやって。傘を開けば、光が漏れて夜空に、見えないこともない。
「すごい、夜だ!」
妹ははしゃいでいる。今のところ、こんくらい素直だから助かっている。俺の命題、この妹を殺すことならず。退屈させることなかれ。今でも背後で、狐が踵を鳴らしている。
「ぼうえんきょうほしい!」
「おめぇには、はえーよタコ」
学校で天文学クラブに入った俺は、学校から望遠鏡を借りてきて、晴れた日は夜空を観察する。飯食ったら寝るクセ、妹は覗きたがるし、終いには欲しいと言う。狐の足音がする。はいはい、叶えなければ吊し上げか?
「なにしてるの?」
「お前の神様との、予定調和」
大きな蝙蝠傘に、桐で小さな穴を開けた。しゃーなし、星座の配置も多少意識してやって。傘を開けば、光が漏れて夜空に、見えないこともない。
「すごい、夜だ!」
妹ははしゃいでいる。今のところ、こんくらい素直だから助かっている。俺の命題、この妹を殺すことならず。退屈させることなかれ。今でも背後で、狐が踵を鳴らしている。
