short-1-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
銃を握る片腕が吹っ飛ぶ。宙を舞い、どさりと地面に落ちた。血の代わりにトリオンが勢いよく吹き出す。傷口を抑え、距離を取ろうとする。
「逃がすかよ」
米屋の顔はそれは楽しそうで。私の心拍数は上がってしまう。
ドス、と今度は足を狙われる。たまらず後ろに倒れこむと、米屋は遠慮なく私を組み敷いた。
「っ、なあ、痛いか?」
ぐり、と足に刺さった槍を捩じられる。痛覚はOFFにしているが、肉の中を暴れられる感覚が気持ち悪い。
「はあ、これは? 痛えだろ?」
「っ、ぐっ!」
今度は下腹部に一撃を喰らう。トリオンが漏れ出すが、緊急脱出する程じゃない。米屋の顔は上気していて、まるでまぐわっているかのような感覚に陥る。
「い、痛い……痛いよ、」
「はっ、その顔最高」
今度は片腕で首を締められる。窒息しない、ギリギリの力加減で、私は生かされている。
「かはっ、」
「なあ、あき、好きだ」
愛の言葉を告げる口とは裏腹に、傷口は増やされていく。私が顔を歪めるその度に、米屋の興奮は高まるようで。
「ヤバイ、イキそー」
米屋はうっとりとそんな事を言う。ああ、狂っている。狂っている顔が愛おしい。
『トリオン漏出過多、緊急脱出』
どさり、と生身の身体に戻される。息は上がり、身体は熱を持っていた。
「なあ、あき、もう一戦、やろうぜ」
画面の向こうから、大好きな声が聞こえる。言われるがままに、私は再戦を申し込んだ。
「逃がすかよ」
米屋の顔はそれは楽しそうで。私の心拍数は上がってしまう。
ドス、と今度は足を狙われる。たまらず後ろに倒れこむと、米屋は遠慮なく私を組み敷いた。
「っ、なあ、痛いか?」
ぐり、と足に刺さった槍を捩じられる。痛覚はOFFにしているが、肉の中を暴れられる感覚が気持ち悪い。
「はあ、これは? 痛えだろ?」
「っ、ぐっ!」
今度は下腹部に一撃を喰らう。トリオンが漏れ出すが、緊急脱出する程じゃない。米屋の顔は上気していて、まるでまぐわっているかのような感覚に陥る。
「い、痛い……痛いよ、」
「はっ、その顔最高」
今度は片腕で首を締められる。窒息しない、ギリギリの力加減で、私は生かされている。
「かはっ、」
「なあ、あき、好きだ」
愛の言葉を告げる口とは裏腹に、傷口は増やされていく。私が顔を歪めるその度に、米屋の興奮は高まるようで。
「ヤバイ、イキそー」
米屋はうっとりとそんな事を言う。ああ、狂っている。狂っている顔が愛おしい。
『トリオン漏出過多、緊急脱出』
どさり、と生身の身体に戻される。息は上がり、身体は熱を持っていた。
「なあ、あき、もう一戦、やろうぜ」
画面の向こうから、大好きな声が聞こえる。言われるがままに、私は再戦を申し込んだ。