longseries-1-
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「うっわ。すっごい雨じゃん」
「やばいな」
学校が終わり、米屋と下駄箱まで降りてきたら雨が降り出した。雨粒が地面にぶつかり音を立てる。
「米屋ー傘、」
「持ってねぇ」
「ですよねー」
最初からあまり期待はしてなかったが、案の定。これは困った。
「どーする?止むまで待つ?」
「いや、いっそ濡れて帰ろう」
「まじで」
米屋の提案に、思考する。まあ、誰か傘ある奴見つけても2人は入れないし、米屋と帰るならそれしかないか。考えてる間に、米屋は一歩踏み出していた。
「うおーつめてー」
「そりゃ雨だもん、冷たいでしょ」
雨の中米屋と歩き出す。水がどんどん衣服に染み込む。
「んーなんか悪くないかも」
「だな。なんか気持ちいーわ。水も滴るいい男的な?」
「米屋酸性雨で禿げんじゃない?」
「そしたら、お前も禿げるだろ」
「いや、私は禿げない」
「なんでだよ!」
「女だから?」
「疑問形かよ、!!」
急に米屋が視線をそらす。心なしか、顔が赤い。
「?? どったの?」
「いや、その、あー……」
珍しく言い淀む米屋。なに、なんだと言うのだ。米屋は頭をがしがし掻く。
「…………ブラ透けてる」
ぽつり、と言いにくそうにそう告げられた。
「あ、本当だ」
「…………」
「ま、いーでしょ」
「い!? いやいやいやいや、よくねーだろ。」
「なんで? 水着と変わんないじゃん。減るもんじゃないし」
「そーいう問題じゃないと思う」
米屋の視線がふよふよ泳ぐ。なんか新鮮な反応で楽しい。イタズラ心が芽生える。
「ほらほら、サービスだよ?」
「ばっ、馬鹿お前隠せ!」
これ見よがしに胸を強調したら、米屋は鞄で顔を隠してしまった。あーこいつも一応男の子なんだなー。
「本当、隠してくださいお願いします」
「えー。あ、そうだ。トリガー起動!」
声と共にトリオンの体に換装される。トリオン体なら雨関係ないし、我ながらいいアイディアだ。
「米屋ー隠したよー」
「…………おー」
米屋は鞄を下ろし、早歩きで歩き出した。耳まで真っ赤だ。
「米屋もそんな顔するんだね」
「うっせ、禿げろ」
いやーレアなもの見たな。たまには、雨に濡れるのも悪くないや。
「やばいな」
学校が終わり、米屋と下駄箱まで降りてきたら雨が降り出した。雨粒が地面にぶつかり音を立てる。
「米屋ー傘、」
「持ってねぇ」
「ですよねー」
最初からあまり期待はしてなかったが、案の定。これは困った。
「どーする?止むまで待つ?」
「いや、いっそ濡れて帰ろう」
「まじで」
米屋の提案に、思考する。まあ、誰か傘ある奴見つけても2人は入れないし、米屋と帰るならそれしかないか。考えてる間に、米屋は一歩踏み出していた。
「うおーつめてー」
「そりゃ雨だもん、冷たいでしょ」
雨の中米屋と歩き出す。水がどんどん衣服に染み込む。
「んーなんか悪くないかも」
「だな。なんか気持ちいーわ。水も滴るいい男的な?」
「米屋酸性雨で禿げんじゃない?」
「そしたら、お前も禿げるだろ」
「いや、私は禿げない」
「なんでだよ!」
「女だから?」
「疑問形かよ、!!」
急に米屋が視線をそらす。心なしか、顔が赤い。
「?? どったの?」
「いや、その、あー……」
珍しく言い淀む米屋。なに、なんだと言うのだ。米屋は頭をがしがし掻く。
「…………ブラ透けてる」
ぽつり、と言いにくそうにそう告げられた。
「あ、本当だ」
「…………」
「ま、いーでしょ」
「い!? いやいやいやいや、よくねーだろ。」
「なんで? 水着と変わんないじゃん。減るもんじゃないし」
「そーいう問題じゃないと思う」
米屋の視線がふよふよ泳ぐ。なんか新鮮な反応で楽しい。イタズラ心が芽生える。
「ほらほら、サービスだよ?」
「ばっ、馬鹿お前隠せ!」
これ見よがしに胸を強調したら、米屋は鞄で顔を隠してしまった。あーこいつも一応男の子なんだなー。
「本当、隠してくださいお願いします」
「えー。あ、そうだ。トリガー起動!」
声と共にトリオンの体に換装される。トリオン体なら雨関係ないし、我ながらいいアイディアだ。
「米屋ー隠したよー」
「…………おー」
米屋は鞄を下ろし、早歩きで歩き出した。耳まで真っ赤だ。
「米屋もそんな顔するんだね」
「うっせ、禿げろ」
いやーレアなもの見たな。たまには、雨に濡れるのも悪くないや。