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佐鳥と俺はある賭け事をしている。それは、米屋陽介と早乙女あきが、この夏付き合うか付き合わないか、ということだ。俺は、付き合わないと思う。確かに、仲はこっちが引くほどいいが、なんか、そういうのとは違う気がする。なんつーか、色気が全くない。
喉が渇けば、
「米屋、パース」
「おらよ」
って感じで飲みまわしするし。
なんか面白いことがあれば、
「見ろよ、これ。ちょーウケる」
「うわっやば!」
で自然と肩組んでるし。距離感が近すぎるんだよ。
「ただいまー」
「遅かったじゃん。どうした?」
「んーちょっと、ね」
ほら、今もだ。なんでそこで槍バカとイスをシェアするのか。普通、俺を退かすだろ。当人たちは全く気にせず食事を続けている。俺ももう慣れっこなので、なにも言わずにジュースに口をつけた。
「私と米屋ってどういう関係なのかなあ」
「ぶっ!」
え、嘘、マジで? この流れでそんな質問が出るなんて。もしかして、実は早乙女は米屋のこと好きだったりするのか? 俺、賭け負けちまったかも……。しかし、友人たちの色恋の気配に自然と期待する。さぁ、どう出る、槍バカ。
「関係? んー……相棒?」
「あーそれ、しっくりくるわ」
は? 相棒?
「だははははは! マジか!」
なんでそこでその答えなんだよ。しかも、早乙女もしっくりきちゃうのかよ。俺の期待を返せ。
「なに笑ってんの?」
いやいやいや、笑うしかないだろ。なんなの、こいつら。こんなに仲良いのに、恋愛感情とか1ミリもないの? それとも無意識なの? ありえねぇーどっちにしろウケる。
「そういや、今日放課後空いてる?」
何事もなかったかの様に会話が続く。腹いてぇ。
「いや、ランク戦の作戦会議ある。明日なら空いてるよ」
「じゃあ明日遊ぼーぜ」
「おっけー」
「弾バカ、明日暇?」
「いやっ、防衛任務あるわ。つーか、テスト勉強しろよお前ら」
「えー」
「いやだー」
どこまで仲良しだこいつら。爆発したらいいのに。
喉が渇けば、
「米屋、パース」
「おらよ」
って感じで飲みまわしするし。
なんか面白いことがあれば、
「見ろよ、これ。ちょーウケる」
「うわっやば!」
で自然と肩組んでるし。距離感が近すぎるんだよ。
「ただいまー」
「遅かったじゃん。どうした?」
「んーちょっと、ね」
ほら、今もだ。なんでそこで槍バカとイスをシェアするのか。普通、俺を退かすだろ。当人たちは全く気にせず食事を続けている。俺ももう慣れっこなので、なにも言わずにジュースに口をつけた。
「私と米屋ってどういう関係なのかなあ」
「ぶっ!」
え、嘘、マジで? この流れでそんな質問が出るなんて。もしかして、実は早乙女は米屋のこと好きだったりするのか? 俺、賭け負けちまったかも……。しかし、友人たちの色恋の気配に自然と期待する。さぁ、どう出る、槍バカ。
「関係? んー……相棒?」
「あーそれ、しっくりくるわ」
は? 相棒?
「だははははは! マジか!」
なんでそこでその答えなんだよ。しかも、早乙女もしっくりきちゃうのかよ。俺の期待を返せ。
「なに笑ってんの?」
いやいやいや、笑うしかないだろ。なんなの、こいつら。こんなに仲良いのに、恋愛感情とか1ミリもないの? それとも無意識なの? ありえねぇーどっちにしろウケる。
「そういや、今日放課後空いてる?」
何事もなかったかの様に会話が続く。腹いてぇ。
「いや、ランク戦の作戦会議ある。明日なら空いてるよ」
「じゃあ明日遊ぼーぜ」
「おっけー」
「弾バカ、明日暇?」
「いやっ、防衛任務あるわ。つーか、テスト勉強しろよお前ら」
「えー」
「いやだー」
どこまで仲良しだこいつら。爆発したらいいのに。