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401.【嵐山】忙しい貴方がより一層忙しくなる季節。ボーダーは新入隊員の獲得に熱心で、准に会うのはテレビの前ばかり。笑顔を振りまくヒーローを見るとテレビを眺めるのも辛くなって、電源を落とせば鳴り出した携帯。
「もしもし、ちゃんと元気か?」
貴方は優しさを渡す相手を間違えない
402.【荒船】出ないだろうなーとたかを括って、鳴らした深夜の携帯。しかし電話は繋がって
「……んだよ」
と不機嫌そうな声。
「えと、ごめん用事はない」
「あぁ? 何時だと思ってんだよ」
「ごめん……声聞きたかったじゃ許してくれない?」
「……許すかばーか」
明日1番で会いに来なきゃ
403.【米屋】「俺、やってみたいことあんだよな」
悪戯っ子の瞳で陽介は笑う。
「なに?」
「ほい、あーん」
口の前に差し出されたのはマカロン。戸惑っているとあーと陽介が口を開いて促してくる。口を開けば食べさせられた。
「わー餌付けしてるみてぇで可愛いな」
やっといて少し照れ顔な彼
404.【影浦】住宅街の路地で子供とボール遊びをする彼の姿を見つけた。
「影浦君?」
「げ」
「雅人兄ちゃん、誰? 彼女?」
「ちげーよ!」
「弟さん?」
「いや、近所のガキ。なんか懐かれてよ」
そういう影浦君の眼は心なしか優しい。
「お姉ちゃんも一緒に遊ぼ!」
案外子供好きなのかも
405.【空閑】いつもの癖で遊真君の頭をもふもふしていたら、その手を両手で止められた。
「嫌だった?」
「いや……ちょっと屈んでくれ」
言われたとおりにするとわしゃわしゃと掻き回される頭。
「たまにはお返ししないとな!」
にこっと笑う顔はヒマワリのようで。
「髪ふわふわだな!」
406.【出水】「太刀川さんて、ヒゲのくせに強くてかっこいいよね」
そうぼんやり呟いたら、
「……はぁ?」
と苛立った声。
「そんなん俺だって強ーし」
「けど出水1位じゃないじゃん」
「あのな! ポイントだけじゃ強さなんて測れねーからな?」
君に強くてかっこいいと言われたいんだよ
407.【天羽】「あの……先輩?」
歳に不釣り合いな行為であるのは勿論分かっている。だが、弱いけれど日に日に輝きを増すその色を引き寄せたくなった。
「細い……女子って皆こうなの?」
「分からないです」
抱き締めたあきはいつも通りだけど、その暖かさは確かに生きている強さだった
408.【嵐山】「急に降られちゃったね」
デート中雨に降られ、慌てて近くの建物の屋根の下へ。
「ごめん」
「なんで謝るの?」
「いや、なんでだろうな。その、」
濡れた髪が艶めく。
「久々のデートだから完璧にしたかったというか。だから俺のせいな気がして」
貴方がいればそれで完璧なのにね
409.【天羽】久々に模擬戦をしているあの人を見る。ギラギラ光る瞳は炎のようで纏う色彩も鮮やかに揺れる。魔法のように次々と切り伏せて、ボロボロで立ち尽くす姿はさながら修羅だ。
「次、相手してもらおうかな」
あの人の戦いが俺の闘争心に火を灯す。飲み込まれるようにブースへ走った
410.【犬飼】彼の瞳は常に輝きを変える。飛行機を見たとき、新しいものを見つけたとき、ワクワクする戦いに身を投じたとき。それは宝石のように輝き方を変える。
「なーに考えてんの?」
「澄晴のこと」
そう言えば嬉しそうに目を細めた。私を見つめるときの、優しさに満ちた色が1番好きだ
411.【影浦】何気なく星が見たい、とは言ったけど。
「警戒区域に連れて来られるなんて聞いてない!」
「あぁ? 星見たいんだろ?」
「なんかあったらどうするの!」
「俺がぜってー守ってやっから安心しろ」
にっと笑う顔は自信満々で。照れ隠しに見上げた星空は、確かに綺麗だった
412.【穂刈】「随分くたびれてるね、その靴」
年季の入ったスニーカーは至る所がほつれて、土埃を被っている。
「新しいの買わないの?」
「出てないんだ、同じ型が」
「お気に入りなんだ?」
「……褒めてくれた、おろした時お前が」
反則だ、そんなの
「じゃあ今度は買いに行こうか、一緒に」
413.【風間】私にとって貴方は一等星のような人。
「何か不満がある顔だな、どうした?」
「ううん、幸せだなと思って」
「……本当に幸せならそんな顔はしない」
額を寄せて願うように貴方は言った。
「必ず幸せにしてやるから、ついて来い」
たとえ六等星ほどの輝きでも見つけ出してみせる
414.【菊地原】雨宿りに駆け込んだ駅構内で、ばったり菊地原君に会った。
「傘持ってないんだ。ダサいね」
「菊地原君だって持ってないんでしょ!」
「雨降るなんて聞いてないし」
びしょ濡れの彼にハンカチを差し出す。渋々受け取ると、
「止むまでの間、珈琲ご馳走してあげなくもない」
415.【諏訪】「諏訪さんのマネ~」
「食いもんで遊ぶんじゃねぇよ」
案外マナーにうるさい貴方は、私の前で煙草を吸わない。デートもなかなかしてくれない。だから、奢ってもらうポテトの味は特別だ。
「いつになったら彼女にしてくれるの?」
「いい加減諦めろよ……」
それは出来ない相談だ
416.【荒船】「ねぇ、哲次はどーしてそんなかっこいいの?」
「お前の自慢の彼氏でいるためだ」
「どーしてそんなに強いの?」
「なにがあってもお前を守るためだ」
「どーしてそんなに優しいの?」
「お前のとびきりな笑顔を見るためだ」
惚れろとばかりに笑う彼に私はなにが出来るだろう
417.【米屋】Xmasパーティの帰り道。
「たーのしかった!」
「だな!」
いつも息の合う私達は帰りもゲラゲラ笑いながら歩く。
「来年も皆でいれたらいいなぁ。高校卒業しても皆といたい」
「気が早えーな」
「米屋は?」
「俺は別に……と思うじゃん?」
俺はお前といれればそれでよかったり
418.【米屋】私は花が好きで、道端の野花によく足を止められる。今日はナズナを見つけてしゃがみ込んだ。すると、通りがかった米屋君も私の横に。むしられると思った私は、咄嗟にナズナを隠す。米屋君は笑うと、
「花好きなんだな?」
「米屋君も?」
「いや、俺はあんたに興味あるだけ」
419.遊真君を描かせて欲しい。画家志望の私は彼にそう伝えた。彼は笑顔で引き受けたが、じっとはせず動く。でもそれでいい。戦士と幼さが入り混じった魅力に私は惹かれているから。
「そういえばさ、報酬もらってないよね」
私に近づいて容易く奪っていく彼。絵の具は乾いてしまっていた。
420.【影浦】「だぁっちいからひっつくんじゃねーよ!」
「えー」
扇風機だけの部屋。確かに暑くて雅人は汗かいてるけど、この匂いは全然嫌じゃない。湿っぽい背中に頬をすり寄せれば、伝わる茹だる熱。
「……噛みつかれなきゃ分かんねーのか、テメェは」
反転する視界、覗いた八重歯
421.【荒船】夏の風物詩を、彼と見るのは2回目になるだろうか。夜空に開く花火に見惚れて会話を忘れていた。
「はぁ~綺麗だねぇ」
「お、お前のが綺麗だ」
「あはは、そんなお世辞無理して言わないでいいのに」
すると、ぐっと肩を引き寄せられた。
「お前は俺が嘘つく男だと思ってんのかよ」
422.【荒船】「君のハートを撃ち抜きたい」
ウィンクを決めながら指差された。めっちゃいい声だったのは気のせいだと思いたい。黙って見つめていたら、見たことないスマイルは引っ込んでみるみる赤くなる頬。
「……なんか言えよ」
「……元々撃ち抜かれてますが?」
「っ、当たり前だ!」
423.【佐鳥】「先輩っ、俺に撃ち抜かれてくださいよぉ!」
「……好きな女の子に穴開けるのが趣味なの?」
「もう、そーいうことじゃないですよ!」
カラカラ笑って佐鳥をからかうのは楽しい。泣き顔で怒りながら退場していくのも可笑しい。
「お得意のツインスナイプすればいいのに」
君に落ちるまであと一押し
424.【穂刈】「……撃ち抜かれたいか、俺に?」
「それはどう言った意味で?」
「ハート的な意味で?」
表情の変化の乏しい顔からは真意が読み取れない。疑問に疑問で返すのは反則じゃないだろうか。
「撃ち抜かれたからな」
カウンタースナイプはお手の物だ
425.【空閑】「うーむ、どうもこれの使い方が分らん、教えて?」
「んー」
「聞いてるか?」
ユーマの話を、スマホを片手に聞いていたら。
「あっ」
「ふむ。これが悪いことをしていると見た」
「返してよ!」
「やーだね」ユーマは本気らしく、捕まえるなんて不可能。
「俺だけの話、聞いてよ」
「もしもし、ちゃんと元気か?」
貴方は優しさを渡す相手を間違えない
402.【荒船】出ないだろうなーとたかを括って、鳴らした深夜の携帯。しかし電話は繋がって
「……んだよ」
と不機嫌そうな声。
「えと、ごめん用事はない」
「あぁ? 何時だと思ってんだよ」
「ごめん……声聞きたかったじゃ許してくれない?」
「……許すかばーか」
明日1番で会いに来なきゃ
403.【米屋】「俺、やってみたいことあんだよな」
悪戯っ子の瞳で陽介は笑う。
「なに?」
「ほい、あーん」
口の前に差し出されたのはマカロン。戸惑っているとあーと陽介が口を開いて促してくる。口を開けば食べさせられた。
「わー餌付けしてるみてぇで可愛いな」
やっといて少し照れ顔な彼
404.【影浦】住宅街の路地で子供とボール遊びをする彼の姿を見つけた。
「影浦君?」
「げ」
「雅人兄ちゃん、誰? 彼女?」
「ちげーよ!」
「弟さん?」
「いや、近所のガキ。なんか懐かれてよ」
そういう影浦君の眼は心なしか優しい。
「お姉ちゃんも一緒に遊ぼ!」
案外子供好きなのかも
405.【空閑】いつもの癖で遊真君の頭をもふもふしていたら、その手を両手で止められた。
「嫌だった?」
「いや……ちょっと屈んでくれ」
言われたとおりにするとわしゃわしゃと掻き回される頭。
「たまにはお返ししないとな!」
にこっと笑う顔はヒマワリのようで。
「髪ふわふわだな!」
406.【出水】「太刀川さんて、ヒゲのくせに強くてかっこいいよね」
そうぼんやり呟いたら、
「……はぁ?」
と苛立った声。
「そんなん俺だって強ーし」
「けど出水1位じゃないじゃん」
「あのな! ポイントだけじゃ強さなんて測れねーからな?」
君に強くてかっこいいと言われたいんだよ
407.【天羽】「あの……先輩?」
歳に不釣り合いな行為であるのは勿論分かっている。だが、弱いけれど日に日に輝きを増すその色を引き寄せたくなった。
「細い……女子って皆こうなの?」
「分からないです」
抱き締めたあきはいつも通りだけど、その暖かさは確かに生きている強さだった
408.【嵐山】「急に降られちゃったね」
デート中雨に降られ、慌てて近くの建物の屋根の下へ。
「ごめん」
「なんで謝るの?」
「いや、なんでだろうな。その、」
濡れた髪が艶めく。
「久々のデートだから完璧にしたかったというか。だから俺のせいな気がして」
貴方がいればそれで完璧なのにね
409.【天羽】久々に模擬戦をしているあの人を見る。ギラギラ光る瞳は炎のようで纏う色彩も鮮やかに揺れる。魔法のように次々と切り伏せて、ボロボロで立ち尽くす姿はさながら修羅だ。
「次、相手してもらおうかな」
あの人の戦いが俺の闘争心に火を灯す。飲み込まれるようにブースへ走った
410.【犬飼】彼の瞳は常に輝きを変える。飛行機を見たとき、新しいものを見つけたとき、ワクワクする戦いに身を投じたとき。それは宝石のように輝き方を変える。
「なーに考えてんの?」
「澄晴のこと」
そう言えば嬉しそうに目を細めた。私を見つめるときの、優しさに満ちた色が1番好きだ
411.【影浦】何気なく星が見たい、とは言ったけど。
「警戒区域に連れて来られるなんて聞いてない!」
「あぁ? 星見たいんだろ?」
「なんかあったらどうするの!」
「俺がぜってー守ってやっから安心しろ」
にっと笑う顔は自信満々で。照れ隠しに見上げた星空は、確かに綺麗だった
412.【穂刈】「随分くたびれてるね、その靴」
年季の入ったスニーカーは至る所がほつれて、土埃を被っている。
「新しいの買わないの?」
「出てないんだ、同じ型が」
「お気に入りなんだ?」
「……褒めてくれた、おろした時お前が」
反則だ、そんなの
「じゃあ今度は買いに行こうか、一緒に」
413.【風間】私にとって貴方は一等星のような人。
「何か不満がある顔だな、どうした?」
「ううん、幸せだなと思って」
「……本当に幸せならそんな顔はしない」
額を寄せて願うように貴方は言った。
「必ず幸せにしてやるから、ついて来い」
たとえ六等星ほどの輝きでも見つけ出してみせる
414.【菊地原】雨宿りに駆け込んだ駅構内で、ばったり菊地原君に会った。
「傘持ってないんだ。ダサいね」
「菊地原君だって持ってないんでしょ!」
「雨降るなんて聞いてないし」
びしょ濡れの彼にハンカチを差し出す。渋々受け取ると、
「止むまでの間、珈琲ご馳走してあげなくもない」
415.【諏訪】「諏訪さんのマネ~」
「食いもんで遊ぶんじゃねぇよ」
案外マナーにうるさい貴方は、私の前で煙草を吸わない。デートもなかなかしてくれない。だから、奢ってもらうポテトの味は特別だ。
「いつになったら彼女にしてくれるの?」
「いい加減諦めろよ……」
それは出来ない相談だ
416.【荒船】「ねぇ、哲次はどーしてそんなかっこいいの?」
「お前の自慢の彼氏でいるためだ」
「どーしてそんなに強いの?」
「なにがあってもお前を守るためだ」
「どーしてそんなに優しいの?」
「お前のとびきりな笑顔を見るためだ」
惚れろとばかりに笑う彼に私はなにが出来るだろう
417.【米屋】Xmasパーティの帰り道。
「たーのしかった!」
「だな!」
いつも息の合う私達は帰りもゲラゲラ笑いながら歩く。
「来年も皆でいれたらいいなぁ。高校卒業しても皆といたい」
「気が早えーな」
「米屋は?」
「俺は別に……と思うじゃん?」
俺はお前といれればそれでよかったり
418.【米屋】私は花が好きで、道端の野花によく足を止められる。今日はナズナを見つけてしゃがみ込んだ。すると、通りがかった米屋君も私の横に。むしられると思った私は、咄嗟にナズナを隠す。米屋君は笑うと、
「花好きなんだな?」
「米屋君も?」
「いや、俺はあんたに興味あるだけ」
419.遊真君を描かせて欲しい。画家志望の私は彼にそう伝えた。彼は笑顔で引き受けたが、じっとはせず動く。でもそれでいい。戦士と幼さが入り混じった魅力に私は惹かれているから。
「そういえばさ、報酬もらってないよね」
私に近づいて容易く奪っていく彼。絵の具は乾いてしまっていた。
420.【影浦】「だぁっちいからひっつくんじゃねーよ!」
「えー」
扇風機だけの部屋。確かに暑くて雅人は汗かいてるけど、この匂いは全然嫌じゃない。湿っぽい背中に頬をすり寄せれば、伝わる茹だる熱。
「……噛みつかれなきゃ分かんねーのか、テメェは」
反転する視界、覗いた八重歯
421.【荒船】夏の風物詩を、彼と見るのは2回目になるだろうか。夜空に開く花火に見惚れて会話を忘れていた。
「はぁ~綺麗だねぇ」
「お、お前のが綺麗だ」
「あはは、そんなお世辞無理して言わないでいいのに」
すると、ぐっと肩を引き寄せられた。
「お前は俺が嘘つく男だと思ってんのかよ」
422.【荒船】「君のハートを撃ち抜きたい」
ウィンクを決めながら指差された。めっちゃいい声だったのは気のせいだと思いたい。黙って見つめていたら、見たことないスマイルは引っ込んでみるみる赤くなる頬。
「……なんか言えよ」
「……元々撃ち抜かれてますが?」
「っ、当たり前だ!」
423.【佐鳥】「先輩っ、俺に撃ち抜かれてくださいよぉ!」
「……好きな女の子に穴開けるのが趣味なの?」
「もう、そーいうことじゃないですよ!」
カラカラ笑って佐鳥をからかうのは楽しい。泣き顔で怒りながら退場していくのも可笑しい。
「お得意のツインスナイプすればいいのに」
君に落ちるまであと一押し
424.【穂刈】「……撃ち抜かれたいか、俺に?」
「それはどう言った意味で?」
「ハート的な意味で?」
表情の変化の乏しい顔からは真意が読み取れない。疑問に疑問で返すのは反則じゃないだろうか。
「撃ち抜かれたからな」
カウンタースナイプはお手の物だ
425.【空閑】「うーむ、どうもこれの使い方が分らん、教えて?」
「んー」
「聞いてるか?」
ユーマの話を、スマホを片手に聞いていたら。
「あっ」
「ふむ。これが悪いことをしていると見た」
「返してよ!」
「やーだね」ユーマは本気らしく、捕まえるなんて不可能。
「俺だけの話、聞いてよ」