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351.【木崎】レイジさんを手伝おうと思って、米を研いだ。
「真冬の米とぎって地獄ですね……」
水が冷たすぎて指先に感覚がない。
「なんだ、家でやんないのか?」
「お恥ずかしながら……」
たまには母さん手伝わなきゃなぁ。
「……ほら手、貸してやる」
玉狛のお母さんの手は大きくて温かい
352.【烏丸】今日は烏丸君のバイト初出勤日だ。年が明けても相変わらずに、烏丸君に会うのはドキドキする。
「明けましておめでとうございます、先輩」
「あ、あけましておめでとう」
「今年の抱負なんですけど、」
急になに言うのかと思ったら。
「今年中に先輩落とします」
「はい!?」
353.【国近】年越しに久々に柚宇に会いに来た。柚宇に連れられて来た初詣。柚宇の友人を紹介される。皆着物を着込んでいて美人ぞろい。
「へー今ちゃんが着付けたんだ?」
「和服慣れてるので」
会話を楽しんでいると、踵にローキックが。
「?? どした? 柚宇」
「……なんでもないよー」
354.【出水】遂にやってきた新学期。久々に会った貴方は少し髪が伸びた。男子と盛り上がっているのを遠くから眺めていたら目があった。すると、笑顔でこちらに歩いてくる。
「あけおめ! 早乙女。髪切ったんだな?」
「えっ」
気付かれるなんて。
「似合ってるぜ? 今年もよろしくな!」
355.【辻】「あの恋愛相談、してもいいですか」
真っ赤な顔で俯きながら、それでも最近話せるようになった。
「うん、いいよ」
「最近ずっと気になってて、けど、俺こんなんだし、告白なんて迷惑かな」
「そんなことないよ、嬉しいよ!」
「じゃあ、あの、俺は」
好きなのは貴方のことなんです
356.【穂刈】「寒いー……」
夏は暑苦しいなんて言って、俺を蹴飛ばしてたあきが自分から俺の胸にすり寄ってくる。腕枕してやれば、心地よさそうに眠る顔が目の前に。堪らずキスすれば
「あっくんー……」
と寝ぼけて呼ばれる。ドキドキして体温は上がるが、控えめに言って好きだ冬は。
357.【迅】玉狛の皆でお餅つき。私が1番好きなのはきな粉餅。つきたてのお餅は美味しい。
「迅さんのそれ、なに餅ですか?」
「ん? これはぼんち餅だよ。ぼんち砕いて」
「ぼんち餅!?」
驚いてぼふっときな粉を迅さんに向けて吹いてしまった。
「まぶしてんの……これは読み逃したなぁ」
358.【犬飼】明け方、不意にスマホに電話。
「お、繋がった。やっぱ運命ってやつ?」
「……どうしたの、澄晴」
「いや、勉強と任務と立て続きだったからさ。そろそろ充電かなーって」
冴えてくる頭はもう外に行く準備を始めていた。
「朝焼けを見に行きませんか、お姫様?」
「喜んで」
359.【王子】「本当に君はおバカさんだね」
「なんとでも言いなさいよ……」
いい感じだと思ってた人に彼女がいてちょっぴりナイーブ。
「馬鹿だなぁ、モテる人には彼女いるに決まってるでしょ」
「知らなかったの!」
「馬鹿だなぁ」
「馬鹿って言い過ぎ!」
折角僕が隣で待ってあげてるのに
360.【嵐山】街のヒーローの悩みってどんなものなのだろう? 心配になって
「嵐山さんって悩むことあります?」
「そりゃ、俺も人間だからあるさ」
「誰かに話せてますか?」
「どーだろうなぁ、けど」
眩しいくらいの幸せそうな顔で。
「最近はあきに会えば悩みなんて忘れてしまうな!」
361.【三輪】ボーダーが忙しいのか、三輪君に会ったのは冬休みも明けた3日後だった。
「明けましておめでとうだね」
「ああ。謝らなきゃいけないことがある」
年始早々何かと思えば、手渡されたハガキ。
「年賀状、忙しくて出せなかった。ごめん。今更だけど持ってきた」
少し遅めの年賀状
362.【蔵内】初めて和紀君の家にお泊り。同じベッドに緊張して、端っこで丸まっていた。すると、和紀君の足が私の足に触れる。
「足、冷たいな」
「冷え性なの……」
「今日は冷え込んでるな」
「そうだね……」
ドキドキしていたら、和紀君は私を後ろから抱きしめた。
「一緒に温まろうか?」
363.【荒船】「お前、今日誕生日なのか」
そんな会話を朝したっきりで、特になにをしてくれたわけでもない。なんとなく寂しく感じながら下校中。
「おい、」
振り向けば、ビニール袋片手に荒船君が。
「やる」
「え、」
「誕生日だろ」
気恥ずかしそうに差し出された袋の中には肉まんがふたつ
364.【村上】大好きなあの人からおめでとうを貰えないまま23時が過ぎた。不貞腐れてベッドにうつ伏せると着信が。
「あき、誕生日おめでとう!」
「……遅いよ」
「ごめん、あきは人気者だから1番最初は取れないと思って」
1番最後に言いたかったんだ、なんて。 無自覚な意地悪
365.【出水】私の誕生日だというのに、長期任務とかで公平君は連絡すらとれない。心細く思っていると、来ないはずのメールが。
『あき、誕生日おめでとう! 一緒にいれなくてごめんな。帰ったら目一杯可愛がってやるから、覚悟しとけよ? デートしたい場所、考えておけよな!』
366.【荒船】開けたはずのペットボトルの蓋が開かない。
「哲次、開けらんない」
「ん? 本当に力ねぇんだな」
受け取るといとも容易く蓋は開いた。駄賃だとでも言うように一口、口をつけられた。
「ほら」
手渡されたお茶をおずおず飲む。いつの間に同じ容器からお茶を飲むようになったっけ
367.【出水】公平君と一緒に遅めの初詣。おみくじを引くと、
「よっしゃ俺大吉!」
とはしゃぐ彼。対する私は。
「あきはなんだった?」
「……凶」
大吉の隣にいてはいけない気がして凹んでると、
「まあ大吉の俺がついてるからな! 何があっても守ってやるよ!」
と誇らしげに笑ってくれた
368.【迅】今日は玉狛の皆でピクニックに行く。明け方から起きて皆を驚かそうとお弁当を作っていたら、するり、と撫でられるお尻。
「ひゃっ……迅さん!? なんで起きて?」
「いや、今日のお昼は素敵なお弁当を食べれるのが見えたからさ」
手を洗うと
「俺にも手伝わせてよ。いいだろ?」
369.【烏丸】隣家の京介君がインフルで倒れたと聞いたのですぐにお手伝いに行った。
「あき姉ちゃん、いらっしゃい!」
可愛い弟妹達と一緒に京介君の看病をする。
「伝染るぞ」
苦しそうに言う京介君に
「でも放っとけないよ!」
無理やり寝かせれば
「ありがとう」
と掠れた声で言って微笑んだ
370.【風間】風間さんに初めて手料理を振る舞った。と言っても、買ってきたカツを作ったカレーに乗せただけだけど。もぐっと大きく一口食べられる。
「上出来だ」
「ありがとうございます!」
思わず普段の隊長と隊員に戻ってしまって、お互い苦笑い。
「悪い、いつもの癖で。……本当に美味しいぞ」
371.【寺島】「もー! 太るからコーラダメだって言ってるのに!」
私がコップを取り上げれば、疎ましそうな顔。
「放っといてよ」
「放っとけるか! それ以上肉ついたらどうすんの?」
「まあ出来ることならこのお肉を少し君の胸に分けてあげたいとこだけどね」
「……ばか! セクハラ!」
372.【迅】「すいません! 大丈夫ですか!?」
未来視を使って集中していたら、女の子にぶつかってしまった。
「いやいや、俺は大丈夫! 君は平気? 、!」
顔をあげて、彼女を見て固まった。それは夢に出てきた女の子そのものだったから
夢か現か、それともあれは俺の未来だったのか?
373.【忍田】仕方ない。これは仕方のないこと。いくら私の誕生日でも、急遽襲撃があったのなら仕方ない。街の平和にあの人は、必要な人だから。仕方ない……。
「寂しいよ、真史さんっ……」
ぽろぽろ涙をこぼせば、
「すまなかった、遅くなったな」
荒い吐息が耳にかかり、抱きすくめられた
374.【犬飼】「いーかげん機嫌直してくんない? お姫様?」
澄晴と口を聞かずに一週間。いくら忙しかったからって、彼女の誕生日を忘れていたのは許せない。
「困るんだよね、お前いないとさ」
こちらを伺うように不安な目つきで、ふっと笑う。
「元気なくなっちゃうの、情けないけどさ」
375.【荒船】「だーから、今日は遅いからもう寝ろって」
「嫌! 今日会いたい!」
「この甘えん坊が」
いつからこんなワガママを言うようになったっけか。
「……分かった、会いにいってやるから待ってろ」
ワガママな女なんて嫌いなはずだったのに、頬が緩んで仕方ないのはなんでだろうか。
「真冬の米とぎって地獄ですね……」
水が冷たすぎて指先に感覚がない。
「なんだ、家でやんないのか?」
「お恥ずかしながら……」
たまには母さん手伝わなきゃなぁ。
「……ほら手、貸してやる」
玉狛のお母さんの手は大きくて温かい
352.【烏丸】今日は烏丸君のバイト初出勤日だ。年が明けても相変わらずに、烏丸君に会うのはドキドキする。
「明けましておめでとうございます、先輩」
「あ、あけましておめでとう」
「今年の抱負なんですけど、」
急になに言うのかと思ったら。
「今年中に先輩落とします」
「はい!?」
353.【国近】年越しに久々に柚宇に会いに来た。柚宇に連れられて来た初詣。柚宇の友人を紹介される。皆着物を着込んでいて美人ぞろい。
「へー今ちゃんが着付けたんだ?」
「和服慣れてるので」
会話を楽しんでいると、踵にローキックが。
「?? どした? 柚宇」
「……なんでもないよー」
354.【出水】遂にやってきた新学期。久々に会った貴方は少し髪が伸びた。男子と盛り上がっているのを遠くから眺めていたら目があった。すると、笑顔でこちらに歩いてくる。
「あけおめ! 早乙女。髪切ったんだな?」
「えっ」
気付かれるなんて。
「似合ってるぜ? 今年もよろしくな!」
355.【辻】「あの恋愛相談、してもいいですか」
真っ赤な顔で俯きながら、それでも最近話せるようになった。
「うん、いいよ」
「最近ずっと気になってて、けど、俺こんなんだし、告白なんて迷惑かな」
「そんなことないよ、嬉しいよ!」
「じゃあ、あの、俺は」
好きなのは貴方のことなんです
356.【穂刈】「寒いー……」
夏は暑苦しいなんて言って、俺を蹴飛ばしてたあきが自分から俺の胸にすり寄ってくる。腕枕してやれば、心地よさそうに眠る顔が目の前に。堪らずキスすれば
「あっくんー……」
と寝ぼけて呼ばれる。ドキドキして体温は上がるが、控えめに言って好きだ冬は。
357.【迅】玉狛の皆でお餅つき。私が1番好きなのはきな粉餅。つきたてのお餅は美味しい。
「迅さんのそれ、なに餅ですか?」
「ん? これはぼんち餅だよ。ぼんち砕いて」
「ぼんち餅!?」
驚いてぼふっときな粉を迅さんに向けて吹いてしまった。
「まぶしてんの……これは読み逃したなぁ」
358.【犬飼】明け方、不意にスマホに電話。
「お、繋がった。やっぱ運命ってやつ?」
「……どうしたの、澄晴」
「いや、勉強と任務と立て続きだったからさ。そろそろ充電かなーって」
冴えてくる頭はもう外に行く準備を始めていた。
「朝焼けを見に行きませんか、お姫様?」
「喜んで」
359.【王子】「本当に君はおバカさんだね」
「なんとでも言いなさいよ……」
いい感じだと思ってた人に彼女がいてちょっぴりナイーブ。
「馬鹿だなぁ、モテる人には彼女いるに決まってるでしょ」
「知らなかったの!」
「馬鹿だなぁ」
「馬鹿って言い過ぎ!」
折角僕が隣で待ってあげてるのに
360.【嵐山】街のヒーローの悩みってどんなものなのだろう? 心配になって
「嵐山さんって悩むことあります?」
「そりゃ、俺も人間だからあるさ」
「誰かに話せてますか?」
「どーだろうなぁ、けど」
眩しいくらいの幸せそうな顔で。
「最近はあきに会えば悩みなんて忘れてしまうな!」
361.【三輪】ボーダーが忙しいのか、三輪君に会ったのは冬休みも明けた3日後だった。
「明けましておめでとうだね」
「ああ。謝らなきゃいけないことがある」
年始早々何かと思えば、手渡されたハガキ。
「年賀状、忙しくて出せなかった。ごめん。今更だけど持ってきた」
少し遅めの年賀状
362.【蔵内】初めて和紀君の家にお泊り。同じベッドに緊張して、端っこで丸まっていた。すると、和紀君の足が私の足に触れる。
「足、冷たいな」
「冷え性なの……」
「今日は冷え込んでるな」
「そうだね……」
ドキドキしていたら、和紀君は私を後ろから抱きしめた。
「一緒に温まろうか?」
363.【荒船】「お前、今日誕生日なのか」
そんな会話を朝したっきりで、特になにをしてくれたわけでもない。なんとなく寂しく感じながら下校中。
「おい、」
振り向けば、ビニール袋片手に荒船君が。
「やる」
「え、」
「誕生日だろ」
気恥ずかしそうに差し出された袋の中には肉まんがふたつ
364.【村上】大好きなあの人からおめでとうを貰えないまま23時が過ぎた。不貞腐れてベッドにうつ伏せると着信が。
「あき、誕生日おめでとう!」
「……遅いよ」
「ごめん、あきは人気者だから1番最初は取れないと思って」
1番最後に言いたかったんだ、なんて。 無自覚な意地悪
365.【出水】私の誕生日だというのに、長期任務とかで公平君は連絡すらとれない。心細く思っていると、来ないはずのメールが。
『あき、誕生日おめでとう! 一緒にいれなくてごめんな。帰ったら目一杯可愛がってやるから、覚悟しとけよ? デートしたい場所、考えておけよな!』
366.【荒船】開けたはずのペットボトルの蓋が開かない。
「哲次、開けらんない」
「ん? 本当に力ねぇんだな」
受け取るといとも容易く蓋は開いた。駄賃だとでも言うように一口、口をつけられた。
「ほら」
手渡されたお茶をおずおず飲む。いつの間に同じ容器からお茶を飲むようになったっけ
367.【出水】公平君と一緒に遅めの初詣。おみくじを引くと、
「よっしゃ俺大吉!」
とはしゃぐ彼。対する私は。
「あきはなんだった?」
「……凶」
大吉の隣にいてはいけない気がして凹んでると、
「まあ大吉の俺がついてるからな! 何があっても守ってやるよ!」
と誇らしげに笑ってくれた
368.【迅】今日は玉狛の皆でピクニックに行く。明け方から起きて皆を驚かそうとお弁当を作っていたら、するり、と撫でられるお尻。
「ひゃっ……迅さん!? なんで起きて?」
「いや、今日のお昼は素敵なお弁当を食べれるのが見えたからさ」
手を洗うと
「俺にも手伝わせてよ。いいだろ?」
369.【烏丸】隣家の京介君がインフルで倒れたと聞いたのですぐにお手伝いに行った。
「あき姉ちゃん、いらっしゃい!」
可愛い弟妹達と一緒に京介君の看病をする。
「伝染るぞ」
苦しそうに言う京介君に
「でも放っとけないよ!」
無理やり寝かせれば
「ありがとう」
と掠れた声で言って微笑んだ
370.【風間】風間さんに初めて手料理を振る舞った。と言っても、買ってきたカツを作ったカレーに乗せただけだけど。もぐっと大きく一口食べられる。
「上出来だ」
「ありがとうございます!」
思わず普段の隊長と隊員に戻ってしまって、お互い苦笑い。
「悪い、いつもの癖で。……本当に美味しいぞ」
371.【寺島】「もー! 太るからコーラダメだって言ってるのに!」
私がコップを取り上げれば、疎ましそうな顔。
「放っといてよ」
「放っとけるか! それ以上肉ついたらどうすんの?」
「まあ出来ることならこのお肉を少し君の胸に分けてあげたいとこだけどね」
「……ばか! セクハラ!」
372.【迅】「すいません! 大丈夫ですか!?」
未来視を使って集中していたら、女の子にぶつかってしまった。
「いやいや、俺は大丈夫! 君は平気? 、!」
顔をあげて、彼女を見て固まった。それは夢に出てきた女の子そのものだったから
夢か現か、それともあれは俺の未来だったのか?
373.【忍田】仕方ない。これは仕方のないこと。いくら私の誕生日でも、急遽襲撃があったのなら仕方ない。街の平和にあの人は、必要な人だから。仕方ない……。
「寂しいよ、真史さんっ……」
ぽろぽろ涙をこぼせば、
「すまなかった、遅くなったな」
荒い吐息が耳にかかり、抱きすくめられた
374.【犬飼】「いーかげん機嫌直してくんない? お姫様?」
澄晴と口を聞かずに一週間。いくら忙しかったからって、彼女の誕生日を忘れていたのは許せない。
「困るんだよね、お前いないとさ」
こちらを伺うように不安な目つきで、ふっと笑う。
「元気なくなっちゃうの、情けないけどさ」
375.【荒船】「だーから、今日は遅いからもう寝ろって」
「嫌! 今日会いたい!」
「この甘えん坊が」
いつからこんなワガママを言うようになったっけか。
「……分かった、会いにいってやるから待ってろ」
ワガママな女なんて嫌いなはずだったのに、頬が緩んで仕方ないのはなんでだろうか。