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301.【烏丸】「先輩に言いましたっけ? 俺来年からアイドルやるんですよ」
「えっなにそれ!」
「だから先輩との交際は終わりにしないとならないんです」
泣きそうになる瞳が愛おしい。ちょっと冗談がキツかったか。
「すんません、嘘です」
「もー!」
先輩の事手放すわけないじゃないですか
302.【荒船】とりあえず家に呼ばれることが多くなった。集中して勉強する姿を横目にだらだら。すると、バン! と鉛筆を置いて立ち上がり、こっちまで来る。
「もうやめた! あきが気になってなんも入ってこねぇ!」
じゃあなんで呼んだんですか、とは言わない。気まぐれで我儘な彼氏
303.【忍田】「強くなったな」
「ありがとうございます!」
忙しい合間の稽古。3本取るのが精一杯だったけど、しっかり手応えを感じた。
「これなら、もう任務を1人で任せられるな」
自惚れていいだろうか、貴方の背中を追いかけるのでなくて、貴方の横顔を見ながら戦えるようになったと
304.【荒船】「哲次、哲次!」
好きな気持ちは全身で伝える。抱きついて甘えると
「なんだよ、うっとおしいな」
「好きー」
「……そうかよ」
回した腕に手を添えて、引き剥がそうとはしない。ぐりぐり頭を擦りつければ、
「お前あとで覚えとけよ……!」
真っ赤な顔で睨まれても怖くないもん!
305.【菊地原】「大学、受かったんだってね」
どこから聞いたのか、真っ先に会いに来てそう言われた。
「そうよ? あんたもちゃんと勉強しときなさいよね」
「言われなくてもやってる」
気恥ずかしそうにポッケに手を突っ込みもぞもぞ。
「これ合格祝い」
差し出されたのは願掛けの赤いお菓子
306.【荒船】「おまっ、手冷たすぎだろ!」
何気なく触れた指の温度差に驚かれた。両手で私の手を包むと擦って温めてくれる。
「そうか!」
思いついたように自分の首筋に私の手を当てた。
「冷たいでしょ!」
「なんだよ、あったけえだろ?」
命すら預けてもらえるのか、と胸の芯が熱くなる
307.【忍田】「今日はもう上がりだな?」
「!! 真史さん!?」
処理途中のファイルを閉じられる。そのまま手を取られて退勤。
「真史さん、お仕事は……?」
「君の誕生日くらい、早引きしてもバチは当たらないだろう」
自分の誕生日はお仕事してたくせに。思わぬ特別扱いに胸も頬も熱い。
308.【唐沢】今日も遅くまで営業回り。最後の営業先との会議が終わったのは20時過ぎ。誕生日終わっちゃうなぁと思っていたら。
「ついてきたまえ」
と唐沢さんがビルの最上階へ。
「君の誕生日だからとお願いしてね」
目の前には綺麗な夜景。
「この夜を君にプレゼント、なんて臭いかな?」
309.【迅】「昨日夜遅くまで起きてたでしょ?」
しぱしぱする目でなんとか頷く。
「寝不足なの見えてたよ。今日は俺とデートなのにどういうことさ?」
少し不貞腐れて迅は言う。
「楽しみで寝れなかったんだよ~」
そう言えば真顔になった後、ボンっと赤くなる。
「そ、そう。ならいいけど」
310.【佐鳥】「おっ誕生日! おめでとーございまーす!」
嵐山隊隊室に呼ばれたと思ったら、元気な佐鳥にクラッカー鳴らして出迎えられて放心する。
「あれ? あきさん? ノーリアクション?」
間違えただろうかとおどおどし出す佐鳥を黙って抱き締めた
「無言はよしてくださいよぉ」
311.【犬飼】「へーあきちゃん誕生日なの?」
ぽつりとこぼした会話を拾われる。
「なにかお祝いしなきゃな、あ!」
急にしゃがみ込むと、
「これなんかどう?」
小さな可愛い花を摘まれた。
「子供ですか犬飼先輩」
「あはは、やっぱダメ?」
君に似合うと思ったんだけどなぁと軽やかに笑う
312.【水上】「お前の足邪魔やねんけど」
炬燵でみかんを食べていたら、つんつん足で突つかれ文句を言われる。
「寒いじゃん」
「いや寒いのは知っとるわ。あー……」
照れ臭そうに頬を掻いて、
「……俺の膝、来たらええんちゃうの」
ぽんぽんと太腿を叩くので、お言葉に甘えることにした。
313.【荒船】「女はいいよな、すぐ泣けてさ」
「別に好きで泣いてんじゃない」
赤い目で睨めばあっけらかんと、
「ああ、悪い。バカにしてるわけじゃねぇよ」
わしゃわしゃと撫でられるのは励ます時だ。
「ただ泣きたくても涙が出てこねぇ時とかあんだよ、俺は」
いつかそんな顔も見たいと思う
314.【王子】「さて問題。どーして君はあそこで不用意に突っ込んだのでしょう?」
「ほんっとにすいません!」
任務の反省会、無様に緊急脱出をかました私は、にこやかに問い詰められている。
「バンダーだけだと思って油断しました……」
「よく出来ました!」
飴と鞭の使い分けに翻弄される
315.【影浦】「あー……お前さ。最近はもう俺のこと好きじゃねぇのか?」
「は?」
長年してきた片想いをやめたつもりで半年。久々に会った想い人はどこか切ない目で私を見る。
「なんか、お前からの刺さってこねーと物足りねぇつか、なんつーかよ」
失った恋心を再び燃やしていいんだろうか
316.【忍田】忘年会。ちゃっかり忍田さんの横を陣取る。口数少なくなった忍田さんを見れば、腕を組んだまま眠っていた。
「忍田さん、大丈夫ですか?」
「ん……」
ぱちぱちと瞬きを数回するが、また夢の中へ。しかも、今度はこちらにもたれかかってきた。
「忍田さーん! お願い起きて!」
317.【荒船】映画館を出たら土砂降り。
「……雨男」
「はあ? ちげーよ、お前だろ雨女!」
「いや私哲次といる時しか降られないし」
「俺だってそうだよ!」
睨み合った後、同じタイミングで同じ事に気付いて顔を逸らした。どんだけ一緒にいるんだ、私達。雨を前に言葉を失い立ち尽くした
318.【鳩原】「新しく出来たケーキ屋さん行こうよ!」
そう誘ったら笑顔で頷いてくれた彼女。約束は果たされずに今は音信不通。
「甘いものダメだったのかなぁ」
そんなありえもしない事を考えながら。ねえ、私はどうしていたら貴方を私の横に繋ぎとめておけましたか。
「どうしてよ、未来」
319.【水上】待ち合わせから10分経過。鳴りだした携帯。
「すまん、今出たとこやねん」
「遅い」
「分かっとるよ、着いたらなんでも言うこと聞いたるから」
「それじゃ嫌」
「そない意地悪せんといてや」
荒い息遣い、息を飲む音。
「愛しとるから! 頼むでほんま!」
真っ赤な顔が目に浮かぶ
320.【村上】勉強を教えてほしい、と言うので図書室でノートを並べている。けれど、鋼君は本当に聞いてるのか怪しい。どことなくそわそわ。
「鋼君、聞いてる?」
「あっごめん、聞い、てる」
「本当?」
鋼君は目を泳がせてそれからはにかんだ。
「あきと距離近くて……ドキドキしてた」
321.【犬飼】「澄晴、手寒くないの?」
冷え込む夕暮れ、手袋もせずに剥き出しの手が心配になる。
「んー俺あんま手袋好きじゃないんだよね」
言いつつ息を吹きかけ手を温めている。
「あ」
澄晴は思いつくと無理矢理私のポッケに手を突っ込んできた。
「なんだ、あきの手も冷たいじゃん」
322.【荒船】「そこ、多分間違えてるよ」
ちらっと見た選択問題の間違いを指摘する。少し考えた後、消しゴムで答えを直す。
「あきのクセに生意気」
「えぇ……親切に教えたのに」
悔しそうに眉を寄せて
「どうも」
「気持ちこもってなーい」
どんなことでもいつもお前の先にいたいんだよ
323.【荒船】「だぁー! 毎回お前そんなとこで寝んなよ!」
テーブルに突っ伏してうとうとしていると、頭上から大好きな声がする。
「だ……で……れたい」
「……ったく、この甘っこ」
ため息と共に多少乱暴に担がれる。けれど布団にはゆっくり落とされて
「おやすみ」
抱っこで運ばれたい
324.【荒船】「哲次さ、デート中まで単語帳開くなら帰る?」
私と繋いでない手で単語帳を見てるので、心配して聞いてみた。
「いや別に」
「そう? でも集中出来なくない?」
勉強にもデートにも。じーっと見つめ答えを待てば、
「……平静を保ってるんだよ」
と予想斜め上の答えが返ってきた
325.【荒船】哲次の部屋のダンベルを弄っていたら肘が痛くなってしまって、
「痛い」
と子供のように報告したら
「バカ!」
と取り上げられた。
「なんでもかんでも目に入ったもん触るんじゃねえよ!」
「だって哲次がどんなの使ってるのかなって」
「知ってるよ。だからバカだって言ってんだ」
「えっなにそれ!」
「だから先輩との交際は終わりにしないとならないんです」
泣きそうになる瞳が愛おしい。ちょっと冗談がキツかったか。
「すんません、嘘です」
「もー!」
先輩の事手放すわけないじゃないですか
302.【荒船】とりあえず家に呼ばれることが多くなった。集中して勉強する姿を横目にだらだら。すると、バン! と鉛筆を置いて立ち上がり、こっちまで来る。
「もうやめた! あきが気になってなんも入ってこねぇ!」
じゃあなんで呼んだんですか、とは言わない。気まぐれで我儘な彼氏
303.【忍田】「強くなったな」
「ありがとうございます!」
忙しい合間の稽古。3本取るのが精一杯だったけど、しっかり手応えを感じた。
「これなら、もう任務を1人で任せられるな」
自惚れていいだろうか、貴方の背中を追いかけるのでなくて、貴方の横顔を見ながら戦えるようになったと
304.【荒船】「哲次、哲次!」
好きな気持ちは全身で伝える。抱きついて甘えると
「なんだよ、うっとおしいな」
「好きー」
「……そうかよ」
回した腕に手を添えて、引き剥がそうとはしない。ぐりぐり頭を擦りつければ、
「お前あとで覚えとけよ……!」
真っ赤な顔で睨まれても怖くないもん!
305.【菊地原】「大学、受かったんだってね」
どこから聞いたのか、真っ先に会いに来てそう言われた。
「そうよ? あんたもちゃんと勉強しときなさいよね」
「言われなくてもやってる」
気恥ずかしそうにポッケに手を突っ込みもぞもぞ。
「これ合格祝い」
差し出されたのは願掛けの赤いお菓子
306.【荒船】「おまっ、手冷たすぎだろ!」
何気なく触れた指の温度差に驚かれた。両手で私の手を包むと擦って温めてくれる。
「そうか!」
思いついたように自分の首筋に私の手を当てた。
「冷たいでしょ!」
「なんだよ、あったけえだろ?」
命すら預けてもらえるのか、と胸の芯が熱くなる
307.【忍田】「今日はもう上がりだな?」
「!! 真史さん!?」
処理途中のファイルを閉じられる。そのまま手を取られて退勤。
「真史さん、お仕事は……?」
「君の誕生日くらい、早引きしてもバチは当たらないだろう」
自分の誕生日はお仕事してたくせに。思わぬ特別扱いに胸も頬も熱い。
308.【唐沢】今日も遅くまで営業回り。最後の営業先との会議が終わったのは20時過ぎ。誕生日終わっちゃうなぁと思っていたら。
「ついてきたまえ」
と唐沢さんがビルの最上階へ。
「君の誕生日だからとお願いしてね」
目の前には綺麗な夜景。
「この夜を君にプレゼント、なんて臭いかな?」
309.【迅】「昨日夜遅くまで起きてたでしょ?」
しぱしぱする目でなんとか頷く。
「寝不足なの見えてたよ。今日は俺とデートなのにどういうことさ?」
少し不貞腐れて迅は言う。
「楽しみで寝れなかったんだよ~」
そう言えば真顔になった後、ボンっと赤くなる。
「そ、そう。ならいいけど」
310.【佐鳥】「おっ誕生日! おめでとーございまーす!」
嵐山隊隊室に呼ばれたと思ったら、元気な佐鳥にクラッカー鳴らして出迎えられて放心する。
「あれ? あきさん? ノーリアクション?」
間違えただろうかとおどおどし出す佐鳥を黙って抱き締めた
「無言はよしてくださいよぉ」
311.【犬飼】「へーあきちゃん誕生日なの?」
ぽつりとこぼした会話を拾われる。
「なにかお祝いしなきゃな、あ!」
急にしゃがみ込むと、
「これなんかどう?」
小さな可愛い花を摘まれた。
「子供ですか犬飼先輩」
「あはは、やっぱダメ?」
君に似合うと思ったんだけどなぁと軽やかに笑う
312.【水上】「お前の足邪魔やねんけど」
炬燵でみかんを食べていたら、つんつん足で突つかれ文句を言われる。
「寒いじゃん」
「いや寒いのは知っとるわ。あー……」
照れ臭そうに頬を掻いて、
「……俺の膝、来たらええんちゃうの」
ぽんぽんと太腿を叩くので、お言葉に甘えることにした。
313.【荒船】「女はいいよな、すぐ泣けてさ」
「別に好きで泣いてんじゃない」
赤い目で睨めばあっけらかんと、
「ああ、悪い。バカにしてるわけじゃねぇよ」
わしゃわしゃと撫でられるのは励ます時だ。
「ただ泣きたくても涙が出てこねぇ時とかあんだよ、俺は」
いつかそんな顔も見たいと思う
314.【王子】「さて問題。どーして君はあそこで不用意に突っ込んだのでしょう?」
「ほんっとにすいません!」
任務の反省会、無様に緊急脱出をかました私は、にこやかに問い詰められている。
「バンダーだけだと思って油断しました……」
「よく出来ました!」
飴と鞭の使い分けに翻弄される
315.【影浦】「あー……お前さ。最近はもう俺のこと好きじゃねぇのか?」
「は?」
長年してきた片想いをやめたつもりで半年。久々に会った想い人はどこか切ない目で私を見る。
「なんか、お前からの刺さってこねーと物足りねぇつか、なんつーかよ」
失った恋心を再び燃やしていいんだろうか
316.【忍田】忘年会。ちゃっかり忍田さんの横を陣取る。口数少なくなった忍田さんを見れば、腕を組んだまま眠っていた。
「忍田さん、大丈夫ですか?」
「ん……」
ぱちぱちと瞬きを数回するが、また夢の中へ。しかも、今度はこちらにもたれかかってきた。
「忍田さーん! お願い起きて!」
317.【荒船】映画館を出たら土砂降り。
「……雨男」
「はあ? ちげーよ、お前だろ雨女!」
「いや私哲次といる時しか降られないし」
「俺だってそうだよ!」
睨み合った後、同じタイミングで同じ事に気付いて顔を逸らした。どんだけ一緒にいるんだ、私達。雨を前に言葉を失い立ち尽くした
318.【鳩原】「新しく出来たケーキ屋さん行こうよ!」
そう誘ったら笑顔で頷いてくれた彼女。約束は果たされずに今は音信不通。
「甘いものダメだったのかなぁ」
そんなありえもしない事を考えながら。ねえ、私はどうしていたら貴方を私の横に繋ぎとめておけましたか。
「どうしてよ、未来」
319.【水上】待ち合わせから10分経過。鳴りだした携帯。
「すまん、今出たとこやねん」
「遅い」
「分かっとるよ、着いたらなんでも言うこと聞いたるから」
「それじゃ嫌」
「そない意地悪せんといてや」
荒い息遣い、息を飲む音。
「愛しとるから! 頼むでほんま!」
真っ赤な顔が目に浮かぶ
320.【村上】勉強を教えてほしい、と言うので図書室でノートを並べている。けれど、鋼君は本当に聞いてるのか怪しい。どことなくそわそわ。
「鋼君、聞いてる?」
「あっごめん、聞い、てる」
「本当?」
鋼君は目を泳がせてそれからはにかんだ。
「あきと距離近くて……ドキドキしてた」
321.【犬飼】「澄晴、手寒くないの?」
冷え込む夕暮れ、手袋もせずに剥き出しの手が心配になる。
「んー俺あんま手袋好きじゃないんだよね」
言いつつ息を吹きかけ手を温めている。
「あ」
澄晴は思いつくと無理矢理私のポッケに手を突っ込んできた。
「なんだ、あきの手も冷たいじゃん」
322.【荒船】「そこ、多分間違えてるよ」
ちらっと見た選択問題の間違いを指摘する。少し考えた後、消しゴムで答えを直す。
「あきのクセに生意気」
「えぇ……親切に教えたのに」
悔しそうに眉を寄せて
「どうも」
「気持ちこもってなーい」
どんなことでもいつもお前の先にいたいんだよ
323.【荒船】「だぁー! 毎回お前そんなとこで寝んなよ!」
テーブルに突っ伏してうとうとしていると、頭上から大好きな声がする。
「だ……で……れたい」
「……ったく、この甘っこ」
ため息と共に多少乱暴に担がれる。けれど布団にはゆっくり落とされて
「おやすみ」
抱っこで運ばれたい
324.【荒船】「哲次さ、デート中まで単語帳開くなら帰る?」
私と繋いでない手で単語帳を見てるので、心配して聞いてみた。
「いや別に」
「そう? でも集中出来なくない?」
勉強にもデートにも。じーっと見つめ答えを待てば、
「……平静を保ってるんだよ」
と予想斜め上の答えが返ってきた
325.【荒船】哲次の部屋のダンベルを弄っていたら肘が痛くなってしまって、
「痛い」
と子供のように報告したら
「バカ!」
と取り上げられた。
「なんでもかんでも目に入ったもん触るんじゃねえよ!」
「だって哲次がどんなの使ってるのかなって」
「知ってるよ。だからバカだって言ってんだ」