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226.【風間】「泣きやめ。泣いててもなんの解決にもならないぞ」
仁王立ちで私を見下ろす貴方は強い。強くて、厳しい。
「そんなことっ言ったって、止まんないっだもん」
「じゃあ泣き止まなくていいから前を向け」
恐る恐る鋭い眼差しと目を合わせる。それには優しさも含まれていて。
227.【風間】力が湧いてくる気がした。この冷たさも彼の激励なんだと思った。
「明日からちゃんと、笑顔に戻れるな?」
「う、ん」
「お前の人生だ。お前の為に生きろ」
「うん」
立ち上がれたのは貴方のおかげ。でも、貴方を生きる理由にすることは許してくれない。きっとそれでいいのだろうと思う。
228.【王子】「ちょっと、休憩させてもらえませんか……?」
「……ああ、気付かなくてごめん」
王子の買い物に付き合わされたら、取扱のある店は全て回る勢いで街中歩かされた。入ったカフェはさらっと奢ってくれて。
「こんな気を遣わないの、君くらいのもんだよ」
どう受け取ればいいのか
229.【犬飼】「疲れたでしょ、休憩しようよ」
「うーあれも欲しいしこれも欲しい」
「服は逃げないから! 一回落ち着こう?」
半ば強引に連れて来られたカフェはオシャレで。
「どうしたの、そんな難しい顔して」
「……早く澄晴君の隣に相応しい女の子になりたいの」
「ちょ、反則かな?」
230.【荒船】「おいまだ買うのか?」
「お給料日だもん!」
1ヶ月我慢していた欲しい物を休日に一気に買う。こんなに楽しいことはない。
「ふーっ……」
ため息でハッと彼氏の存在を思い出す。
「ごめん荷物持たせて! 疲れた?」
「んーいや? お前がそんだけ楽しそうならいいかなって」
231.【村上】鋼君との買い物は気を遣う。ちょっとでもいいな、と言えば
「買ってあげようか?」
と聞かれてしまうからだ。
「そんな何でもかんでも買おうとしなくていいんだよ!」
ちょっと強めに言えば、しゅんって怒られた犬みたいになって。
「だってあきの望みはなんだって叶えたい」
232.【菊地原】「あ、ちょっと眠くなってるでしょ、こんなとこで寝ないで」
電車に揺られて心地よくなっていたら小突かれた。
「いーじゃん、もたれかからせてよ~」
「嫌。寝ないでよ」
頑なに肩を押し返してくる。そんな拒否しなくてもと思っていたら。
「無防備な顔、大衆に晒さないで」
233.【出水】「公平くーん!!」
「うわマジか」
愛しい人の姿を見つけて駆け寄る。怪訝な顔をするけど逃げない公平君は優しい。
「何してたの?」
「別に隊室戻るだけだけど」
しばらくニコニコと見つめてたらため息。
「柚宇さんが対戦相手探してるから、隊室来てもいいけど」
「やったー!」
234.【出水】「別に柚宇さんが喜ぶからだからな! お前とは関係ない!」
「分かってるよ~」
何を言っても笑顔を崩さないこいつに、俺は振り回されっぱなしだ。周りに花が飛んでる勢いで前を歩くあきを、可愛いだとか。
「転けんなよ」
「大丈夫!」
そんな絆されたこと、思っちゃいないけど。
235.【烏丸】「降りそうっすね」
「そーだねー雪になるかも」
バイト終わり、冷え込んでいく空気に白い息が溶ける。
「明日は早く起きなきゃダメかなぁ」
「早起き苦手ですもんね、先輩は」
「うっなんで知ってるの」
どこか嬉しそうに烏丸君は微笑むと
「俺がモーニングコールしましょうか?」
236.【影浦】「雅人! 雪! 雪降ってる!」
「ガキかてめぇは」
興味なさげに雅人は漫画のページをめくる。その背中に飛びついて、
「見に行こうよ! 結構積もってるよ!」
「尚更行かねぇよ」
あまりに素っ気ないので、諦めて1人コートを羽織ると、雅人も立ち上がり
「本当に仕方ねぇな」
237.【菊地原】「さっむい!」
天気予報を見ないで、薄着で出て来てしまった。突き刺す様な風が吹き抜ける。
「なんでそんな薄着なの、雪降るって言ってたじゃん」
「知らなかったの!」
ガタガタ震えていると、菊地原は耳当てとマフラーを私に貸してくれた。
「ちょっとは違うでしょ」
238.【村上】「じゃあお風呂入ってくるね」
そう告げて脱衣所に向かうと、鋼君は黙って後ろをついてきた。
「もう! 服脱ぐからあっち行って!」
「あはは、やっぱダメか。」
ニコニコしながら、
「いつか見てみたいな、あきの裸」
なんて好奇心いっぱいに言うから照れてしまった。
239.【村上】しゅんと項垂れた鋼君にその場を離れられなくなる。門限が迫る別れ道、ゆっくりな足取りはついに止まってしまった。
「鋼君、私帰らないと……」
「……」
黙りこくった鋼君は一言、
「さみしい」
とだけ言って私を抱き締めた。私だって、一緒にいたいに決まってるじゃない。
240.【烏丸】「あーあ、兄弟欲しいなぁ……」
夕暮れ時、仲良く手を繋いで帰る近所の子を見て呟いた。ひとりっ子の私には、親以外に家までずっと一緒にいれる存在が羨ましかった。
「じゃあウチに嫁いでくるか?」
「えっ」
「兄弟たくさんで楽しいぞ」
普段通りの真顔で言うから言葉を失った
241.【風間】22時過ぎ、突然蒼也君から着信があった。
「もしもし?」
「あきの作ったパスタが食べたい。今から来て作ってくれ」
「ええ?」
若干ろれつの回らない喋り方。どうやら飲み会の帰りらしい。
「どうしても会いたいんだ」
熱の入った呼吸に、断る理由など何処かへ行った。
242.【荒船】「哲次哲次~」
「うるせえ離れろ」
集中すると終わるまで構ってくれない哲次。後ろから抱きついて甘えても無視。こうなったら。ちゅ、とこめかみにキスを落とした。
「は……?」
振り向いた哲次に、追い打ちしようとする。
「待て、待て!」
真っ赤になってももう遅いんだから!
243.【荒船】飲み歩きで買ったジュースが美味しかったので
「美味しい!」
と勧めた。黙って受け取るとチューッと一気に飲まれる。
「ちょっと! 全部飲まないでよ!」
「ん。美味いな」
「意地悪!」
空カップを渡されてがっかり。仕方なくおかわり買いに行ったらしれっと代金払ってくれた。
244.【荒船】哲次の家にお泊まりした朝。今日はデートの予定なのでオシャレ出来る様にしてきた。お気に入りのネックレスをつけようとしたが
「哲次、つけらんない」
「ほんっとにお前は不器用だな。ネクタイとかも結べねぇだろ」
「結んで欲しいの?」
「べーつに?」
なんてことない幸せな日
245.【荒船】哲次にネックレスをつけてもらう。後ろに回られて、両端の金具を渡したらガギッと嫌な音がした。
「あっ悪りぃ。壊したかも」
「えー!? 壊すとかある?」
ネックレスを見ると、何をどうしたのか壊れていた。落ち込んでると
「ごめん、別の贈るわ」
哲次から貰うならきっと1番になる
246.【東】「誕生日おめでとう」
嬉しそうに柔らかく貴方は微笑む。わざわざ休みまで取ってくれて気になっていたカフェに連れて来られた。
「今日は久々にゆっくり話そう。何時間でも付き合うよ」
「ありがとう。あのね……」
お喋りな私の話を頷きながら聞いてくれる。穏やかで幸せな誕生日
247.【佐鳥】「先輩~! 誕生日おめでとうございます!」
ニコニコの佐鳥が駆け寄ってくる。そわそわと落ち着きなく私の周りを回ると
「それで、プレゼントなんですけど」
顔を赤くして、緊張した顔になる。
「さ、佐鳥の1日プレゼント! なんてどうっすか!?」
思わず吹き出してしまった
248.【荒船】明日から旅行に行くと告げると
「お前は毎度報告が遅すぎんだよ」
とむにーっとほっぺを伸ばされた。
「いひゃい」
「はぁ……どこまで行くんだ」
細かい予定を全部聞き出されて、やたらと心配して小言を言われる。
「そんな心配しなくても……」
「……寂しいんだよバカ。分かれ」
249.【風間】寒くなってきて、風間君のお風呂上がりの牛乳はホットミルクが多くなった。それに合わせて、私はチョコを溶かしてココアにして飲む。
「寒くなったね」
「そうだな」
風間君は傍に来るとギュっと私を抱き締めた。
「くっつく理由が出来て助かる」
「別にいつでも歓迎するよ?」
250.【村上】「ぶえっくしょい!」
デート中、思わず大きなくしゃみをしてしまった。顔に熱が集まる。
「豪快なくしゃみだな」
なんて笑いかけられるから余計に火が出そう。
「嫌だ……恥ずかしい」
「別に気にする必要ないだろ」
「デート中くらい可愛くいたいの!」
「今も充分可愛いのに」
仁王立ちで私を見下ろす貴方は強い。強くて、厳しい。
「そんなことっ言ったって、止まんないっだもん」
「じゃあ泣き止まなくていいから前を向け」
恐る恐る鋭い眼差しと目を合わせる。それには優しさも含まれていて。
227.【風間】力が湧いてくる気がした。この冷たさも彼の激励なんだと思った。
「明日からちゃんと、笑顔に戻れるな?」
「う、ん」
「お前の人生だ。お前の為に生きろ」
「うん」
立ち上がれたのは貴方のおかげ。でも、貴方を生きる理由にすることは許してくれない。きっとそれでいいのだろうと思う。
228.【王子】「ちょっと、休憩させてもらえませんか……?」
「……ああ、気付かなくてごめん」
王子の買い物に付き合わされたら、取扱のある店は全て回る勢いで街中歩かされた。入ったカフェはさらっと奢ってくれて。
「こんな気を遣わないの、君くらいのもんだよ」
どう受け取ればいいのか
229.【犬飼】「疲れたでしょ、休憩しようよ」
「うーあれも欲しいしこれも欲しい」
「服は逃げないから! 一回落ち着こう?」
半ば強引に連れて来られたカフェはオシャレで。
「どうしたの、そんな難しい顔して」
「……早く澄晴君の隣に相応しい女の子になりたいの」
「ちょ、反則かな?」
230.【荒船】「おいまだ買うのか?」
「お給料日だもん!」
1ヶ月我慢していた欲しい物を休日に一気に買う。こんなに楽しいことはない。
「ふーっ……」
ため息でハッと彼氏の存在を思い出す。
「ごめん荷物持たせて! 疲れた?」
「んーいや? お前がそんだけ楽しそうならいいかなって」
231.【村上】鋼君との買い物は気を遣う。ちょっとでもいいな、と言えば
「買ってあげようか?」
と聞かれてしまうからだ。
「そんな何でもかんでも買おうとしなくていいんだよ!」
ちょっと強めに言えば、しゅんって怒られた犬みたいになって。
「だってあきの望みはなんだって叶えたい」
232.【菊地原】「あ、ちょっと眠くなってるでしょ、こんなとこで寝ないで」
電車に揺られて心地よくなっていたら小突かれた。
「いーじゃん、もたれかからせてよ~」
「嫌。寝ないでよ」
頑なに肩を押し返してくる。そんな拒否しなくてもと思っていたら。
「無防備な顔、大衆に晒さないで」
233.【出水】「公平くーん!!」
「うわマジか」
愛しい人の姿を見つけて駆け寄る。怪訝な顔をするけど逃げない公平君は優しい。
「何してたの?」
「別に隊室戻るだけだけど」
しばらくニコニコと見つめてたらため息。
「柚宇さんが対戦相手探してるから、隊室来てもいいけど」
「やったー!」
234.【出水】「別に柚宇さんが喜ぶからだからな! お前とは関係ない!」
「分かってるよ~」
何を言っても笑顔を崩さないこいつに、俺は振り回されっぱなしだ。周りに花が飛んでる勢いで前を歩くあきを、可愛いだとか。
「転けんなよ」
「大丈夫!」
そんな絆されたこと、思っちゃいないけど。
235.【烏丸】「降りそうっすね」
「そーだねー雪になるかも」
バイト終わり、冷え込んでいく空気に白い息が溶ける。
「明日は早く起きなきゃダメかなぁ」
「早起き苦手ですもんね、先輩は」
「うっなんで知ってるの」
どこか嬉しそうに烏丸君は微笑むと
「俺がモーニングコールしましょうか?」
236.【影浦】「雅人! 雪! 雪降ってる!」
「ガキかてめぇは」
興味なさげに雅人は漫画のページをめくる。その背中に飛びついて、
「見に行こうよ! 結構積もってるよ!」
「尚更行かねぇよ」
あまりに素っ気ないので、諦めて1人コートを羽織ると、雅人も立ち上がり
「本当に仕方ねぇな」
237.【菊地原】「さっむい!」
天気予報を見ないで、薄着で出て来てしまった。突き刺す様な風が吹き抜ける。
「なんでそんな薄着なの、雪降るって言ってたじゃん」
「知らなかったの!」
ガタガタ震えていると、菊地原は耳当てとマフラーを私に貸してくれた。
「ちょっとは違うでしょ」
238.【村上】「じゃあお風呂入ってくるね」
そう告げて脱衣所に向かうと、鋼君は黙って後ろをついてきた。
「もう! 服脱ぐからあっち行って!」
「あはは、やっぱダメか。」
ニコニコしながら、
「いつか見てみたいな、あきの裸」
なんて好奇心いっぱいに言うから照れてしまった。
239.【村上】しゅんと項垂れた鋼君にその場を離れられなくなる。門限が迫る別れ道、ゆっくりな足取りはついに止まってしまった。
「鋼君、私帰らないと……」
「……」
黙りこくった鋼君は一言、
「さみしい」
とだけ言って私を抱き締めた。私だって、一緒にいたいに決まってるじゃない。
240.【烏丸】「あーあ、兄弟欲しいなぁ……」
夕暮れ時、仲良く手を繋いで帰る近所の子を見て呟いた。ひとりっ子の私には、親以外に家までずっと一緒にいれる存在が羨ましかった。
「じゃあウチに嫁いでくるか?」
「えっ」
「兄弟たくさんで楽しいぞ」
普段通りの真顔で言うから言葉を失った
241.【風間】22時過ぎ、突然蒼也君から着信があった。
「もしもし?」
「あきの作ったパスタが食べたい。今から来て作ってくれ」
「ええ?」
若干ろれつの回らない喋り方。どうやら飲み会の帰りらしい。
「どうしても会いたいんだ」
熱の入った呼吸に、断る理由など何処かへ行った。
242.【荒船】「哲次哲次~」
「うるせえ離れろ」
集中すると終わるまで構ってくれない哲次。後ろから抱きついて甘えても無視。こうなったら。ちゅ、とこめかみにキスを落とした。
「は……?」
振り向いた哲次に、追い打ちしようとする。
「待て、待て!」
真っ赤になってももう遅いんだから!
243.【荒船】飲み歩きで買ったジュースが美味しかったので
「美味しい!」
と勧めた。黙って受け取るとチューッと一気に飲まれる。
「ちょっと! 全部飲まないでよ!」
「ん。美味いな」
「意地悪!」
空カップを渡されてがっかり。仕方なくおかわり買いに行ったらしれっと代金払ってくれた。
244.【荒船】哲次の家にお泊まりした朝。今日はデートの予定なのでオシャレ出来る様にしてきた。お気に入りのネックレスをつけようとしたが
「哲次、つけらんない」
「ほんっとにお前は不器用だな。ネクタイとかも結べねぇだろ」
「結んで欲しいの?」
「べーつに?」
なんてことない幸せな日
245.【荒船】哲次にネックレスをつけてもらう。後ろに回られて、両端の金具を渡したらガギッと嫌な音がした。
「あっ悪りぃ。壊したかも」
「えー!? 壊すとかある?」
ネックレスを見ると、何をどうしたのか壊れていた。落ち込んでると
「ごめん、別の贈るわ」
哲次から貰うならきっと1番になる
246.【東】「誕生日おめでとう」
嬉しそうに柔らかく貴方は微笑む。わざわざ休みまで取ってくれて気になっていたカフェに連れて来られた。
「今日は久々にゆっくり話そう。何時間でも付き合うよ」
「ありがとう。あのね……」
お喋りな私の話を頷きながら聞いてくれる。穏やかで幸せな誕生日
247.【佐鳥】「先輩~! 誕生日おめでとうございます!」
ニコニコの佐鳥が駆け寄ってくる。そわそわと落ち着きなく私の周りを回ると
「それで、プレゼントなんですけど」
顔を赤くして、緊張した顔になる。
「さ、佐鳥の1日プレゼント! なんてどうっすか!?」
思わず吹き出してしまった
248.【荒船】明日から旅行に行くと告げると
「お前は毎度報告が遅すぎんだよ」
とむにーっとほっぺを伸ばされた。
「いひゃい」
「はぁ……どこまで行くんだ」
細かい予定を全部聞き出されて、やたらと心配して小言を言われる。
「そんな心配しなくても……」
「……寂しいんだよバカ。分かれ」
249.【風間】寒くなってきて、風間君のお風呂上がりの牛乳はホットミルクが多くなった。それに合わせて、私はチョコを溶かしてココアにして飲む。
「寒くなったね」
「そうだな」
風間君は傍に来るとギュっと私を抱き締めた。
「くっつく理由が出来て助かる」
「別にいつでも歓迎するよ?」
250.【村上】「ぶえっくしょい!」
デート中、思わず大きなくしゃみをしてしまった。顔に熱が集まる。
「豪快なくしゃみだな」
なんて笑いかけられるから余計に火が出そう。
「嫌だ……恥ずかしい」
「別に気にする必要ないだろ」
「デート中くらい可愛くいたいの!」
「今も充分可愛いのに」